2020年02月20日
大腸CTアカデミア 米国では家計収入の差がそのまま寿命に反映している!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまります!!
1 .第1 回技師認定申請書類提出期限
2020年4月1日〜 6月30日
2 .申請には
第59回日本消化器がん検診学会総会
(2020年6月 福岡市)
で開催される大腸CT検査教育研修会の出席
2019年度中の学会への入会等が必須です。
*類似の認定制度が発足したそうです。
認定制度について5年以上にわたり
学会や委員会で十分に議論・審議されてきた
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 669 −
Chetty R. et al. The Association Between Income and Life Expectancy in the United States, 2001-2014. JAMA. 2016; 315: 1750-66.
それでは論文
「2001年から2014年の米国における収入と平均余命の関係性に関する検討」
のご紹介です。
本文は図表をご紹介していきたいと思います。
【Fig 2】
(ラインコミュニティ限定で配信しました)
2001年から2014年までのプールされたデータをもとにした、家計所得パーセンタイル別の人種および民族を調整した死亡年齢が示されている。
所得分布全体において、所得が高いほど平均寿命が長くなっている。
男性では、40歳での所得分布下位1%の予想死亡年齢は72.7歳であった。
所得分布上位1%では予想死亡年齢は87.3歳となり、下位1%に比べて14.6歳も長い結果であった。
女性では、40歳での下位1%の予想死亡年齢は78.8歳であった。
上位1%の予想死亡年齢は88.9歳で、下位1%に比べて10.1年も長い結果であった。
男性と女性の平均寿命の差は、所得レベルが高くなるほど縮まった。
所得分布下位1%では、女性は男性より6.0年長い寿命であった。
所得分布上位1%では、女性の寿命は男性よりたった1.5年しか長いという結果であった。
(補足)
Fig 2のグラフの上の赤の分布が女性で、青が男性です。縦軸は寿命、横軸は家計所得です。
家計所得は左が低く、年収2万4千ドル(約260万円)から
右が高く、200万ドル(約2億1600万円))と表示されています。
家計収入の差がそのまま寿命に反映しているというすごい結果になりました。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27063997
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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所得分布上位1%では予想死亡年齢は87.3歳となり、下位1%に比べて14.6歳も長い結果であった。
女性では、40歳での下位1%の予想死亡年齢は78.8歳であった。
上位1%の予想死亡年齢は88.9歳で、下位1%に比べて10.1年も長い結果であった。
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所得分布上位1%では、女性の寿命は男性よりたった1.5年しか長いという結果であった。
(補足)
Fig 2のグラフの上の赤の分布が女性で、青が男性です。縦軸は寿命、横軸は家計所得です。
家計所得は左が低く、年収2万4千ドル(約260万円)から
右が高く、200万ドル(約2億1600万円))と表示されています。
家計収入の差がそのまま寿命に反映しているというすごい結果になりました。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27063997
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