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2020年07月11日
第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)ウェブ開催大成功!!
第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)が
本日、2020年7月11日(土)16時〜17時30分
開催されました!!
テーマ:討論会「これから始まる大腸CT検査技師認定制度」
(当番世話人)遠藤俊吾先生
( 司 会 )野崎良一先生、永田浩一
( 基調講演 )永田浩一
( 討 論 者 )吉村公一先生、八坂貴宏先生、菅野朋史先生、有馬浩美先生、高林 健先生
YouTubeによる生配信を行いました。
https://youtu.be/Y7IcPg13UwU
多くの方が生配信で聴講してくれました。
聴講いただいた先生方、コメントいただいた先生方、どうもありがとうございました!!
後日、RadFanさんから動画配信いただく予定です。
詳細が決まりましたら、また追ってご紹介します!
#第16回消化管先進画像診断研究会 #第16回GAIA
本日、2020年7月11日(土)16時〜17時30分
開催されました!!
テーマ:討論会「これから始まる大腸CT検査技師認定制度」
(当番世話人)遠藤俊吾先生
( 司 会 )野崎良一先生、永田浩一
( 基調講演 )永田浩一
( 討 論 者 )吉村公一先生、八坂貴宏先生、菅野朋史先生、有馬浩美先生、高林 健先生
YouTubeによる生配信を行いました。
https://youtu.be/Y7IcPg13UwU
多くの方が生配信で聴講してくれました。
聴講いただいた先生方、コメントいただいた先生方、どうもありがとうございました!!
後日、RadFanさんから動画配信いただく予定です。
詳細が決まりましたら、また追ってご紹介します!
#第16回消化管先進画像診断研究会 #第16回GAIA
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2020年07月10日
大腸CTアカデミア ハイリスク群に対する大腸CT検査の精度は十分に高いことがメタアナリシスで判明!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定を受けるためには、学会が主催する大腸CT検査教育研修会に1 回以上の出席が必要です。
第1回大腸CT検査教育研究会および第1回大腸CT検査実践トレーニングコースの受講申し込みは定員に達したため募集開始から2日と待たずに締め切られておりました。
しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡散の状況を踏まえて、WEB配信」となりましたので、追加募集を行っています!
申し込みはこちらから
通常はオンサイトでの講習受講が必要です。
是非、この機会に受講してくださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 764 −
Bai W, et al. Diagnostic accuracy of computed tomography colonography in patients at high risk for colorectal cancer: a meta-analysis [published online ahead of print, 2020 Apr 11]. Colorectal Dis. 2020;10.1111/codi.15060. doi:10.1111/codi.15060
それでは、論文
「大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度:メタアナリシス」
のご紹介です。
【アブストラクト】
結果:
14の研究をプールして算出された10ミリ以上のポリープに対する大腸CT検査の精度は下記の通りである。
感度 0.91(95%CI 0.86-0.94)
特異度 0.98(95%CI 0.95-0.99)
陽性尤度比 40.36(95%CI 19.16-85.03)
陰性尤度比 0.90(95%CI 0.06-0.14)
サマリーROC曲線 0.98(95%CI 0.96-0.99)
(感想)
昨日のつぶやきでは6ミリ以上の病変に対する成績でしたが、今日の成績は10ミリ以上の病変に対する成績です。
ハイリスク群に対する大腸CT検査の精度は十分に高いことがメタアナリシスで明らかになりましたね。
それでは、また。
原文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/codi.15060
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
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本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
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PubMedから、今日のつぶやき − 764 −
Bai W, et al. Diagnostic accuracy of computed tomography colonography in patients at high risk for colorectal cancer: a meta-analysis [published online ahead of print, 2020 Apr 11]. Colorectal Dis. 2020;10.1111/codi.15060. doi:10.1111/codi.15060
それでは、論文
「大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度:メタアナリシス」
のご紹介です。
【アブストラクト】
結果:
14の研究をプールして算出された10ミリ以上のポリープに対する大腸CT検査の精度は下記の通りである。
感度 0.91(95%CI 0.86-0.94)
特異度 0.98(95%CI 0.95-0.99)
陽性尤度比 40.36(95%CI 19.16-85.03)
陰性尤度比 0.90(95%CI 0.06-0.14)
サマリーROC曲線 0.98(95%CI 0.96-0.99)
(感想)
昨日のつぶやきでは6ミリ以上の病変に対する成績でしたが、今日の成績は10ミリ以上の病変に対する成績です。
ハイリスク群に対する大腸CT検査の精度は十分に高いことがメタアナリシスで明らかになりましたね。
それでは、また。
原文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/codi.15060
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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2020年07月09日
大腸CTアカデミア 3578人の精検患者のメタアナリシス!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
第59回消化器がん検診学会総会
2020年9月30日(水)、10月1日(木)
会場 九州大学医学部 百年講堂
事前参加登録が始まりました!
パネルディスカッション2
「これから求められる大腸CT検査 −放射線医、消化器科医、技師の役割からみた現状と課題-」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 763 −
Bai W, et al. Diagnostic accuracy of computed tomography colonography in patients at high risk for colorectal cancer: a meta-analysis [published online ahead of print, 2020 Apr 11]. Colorectal Dis. 2020;10.1111/codi.15060. doi:10.1111/codi.15060
それでは、論文
「大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度:メタアナリシス」
のご紹介です。
【アブストラクト】
結果:
本メタアナリシスでは、3578人の患者を解析した合計14の原著論文を対象とした。
14の研究をプールして算出された6ミリ以上のポリープに対する大腸CT検査の精度は下記の通りである。
感度 0.87(95%CI 0.83-0.90)
特異度 0.90(95%CI 0.86-0.93)
陽性尤度比 9.08(95%CI 6.28-13.13)
陰性尤度比 0.14(95%CI 0.11-0.18)
サマリーROC曲線 0.94(95%CI 0.92-0.96)
(補足)
「陽性尤度比(ようせいゆうどひ)」とは、「疾患有が疾患無よりも何倍陽性になりやすいか」を表す指標です。
「陰性尤度比(いんせいせいゆうどひ)」とは、「疾患有が疾患無よりも何倍陰性になりやすいか」を表す指標です。
尤度比の説明はこちらが分かりやすいですよ。
サマリーROC曲線の説明はコチラをご参照ください。
(感想)
6ミリ以上の病変に対しても良好な成績ですね。
それでは、また。
原文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/codi.15060
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
隙間時間を最大限に活用するためにおススメです!
自分は「FACT FULLNESS」や「LIFE SHIFT」をこれで読みました(聴きました)!!
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第59回消化器がん検診学会総会
2020年9月30日(水)、10月1日(木)
会場 九州大学医学部 百年講堂
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パネルディスカッション2
「これから求められる大腸CT検査 −放射線医、消化器科医、技師の役割からみた現状と課題-」
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PubMedから、今日のつぶやき − 763 −
Bai W, et al. Diagnostic accuracy of computed tomography colonography in patients at high risk for colorectal cancer: a meta-analysis [published online ahead of print, 2020 Apr 11]. Colorectal Dis. 2020;10.1111/codi.15060. doi:10.1111/codi.15060
それでは、論文
「大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度:メタアナリシス」
のご紹介です。
【アブストラクト】
結果:
本メタアナリシスでは、3578人の患者を解析した合計14の原著論文を対象とした。
14の研究をプールして算出された6ミリ以上のポリープに対する大腸CT検査の精度は下記の通りである。
感度 0.87(95%CI 0.83-0.90)
特異度 0.90(95%CI 0.86-0.93)
陽性尤度比 9.08(95%CI 6.28-13.13)
陰性尤度比 0.14(95%CI 0.11-0.18)
サマリーROC曲線 0.94(95%CI 0.92-0.96)
(補足)
「陽性尤度比(ようせいゆうどひ)」とは、「疾患有が疾患無よりも何倍陽性になりやすいか」を表す指標です。
「陰性尤度比(いんせいせいゆうどひ)」とは、「疾患有が疾患無よりも何倍陰性になりやすいか」を表す指標です。
尤度比の説明はこちらが分かりやすいですよ。
サマリーROC曲線の説明はコチラをご参照ください。
(感想)
6ミリ以上の病変に対しても良好な成績ですね。
それでは、また。
原文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/codi.15060
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自分は「FACT FULLNESS」や「LIFE SHIFT」をこれで読みました(聴きました)!!
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2020年07月08日
大腸CTアカデミア 精検法としての大腸CT検査精度のメタアナリシス!
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第59回日本消化器がん検診学会総会
開催のご案内
事前参加登録が始まりました!
第1回大腸CT検査教育研修会、大腸CT検査実践トレーニングは、Web配信いたします。
受講の追加募集をしています!
ウェブ配信による開催は今回限りの可能性が高く、この機会に是非お申し込みくださいね
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 762 −
Bai W, et al. Diagnostic accuracy of computed tomography colonography in patients at high risk for colorectal cancer: a meta-analysis [published online ahead of print, 2020 Apr 11]. Colorectal Dis. 2020;10.1111/codi.15060. doi:10.1111/codi.15060
それでは、論文
「大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度:メタアナリシス」
のご紹介です。
【アブストラクト】
目的:
大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の診断精度を大腸内視鏡検査と比較する。
方法:
2人の独立したレビューアが、PubMed、Embase、Cochrane Library、およびWeb of Scienceで2018年10月31日までに公開された患者別に精度を検証した適切な研究を検索し調査した。
ランダム効果モデルによるサブグループ解析を行うことで、異質性も調査した。
(補足)
PubMedは、このつぶやきのタイトルにもあるようにご存知だと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/PubMed
Embaseは世界的な大手出版社であるElsevierによる生物医学文献データベースです。
Cochrane Libraryはコクランが運営しているEBMのデータベースです。
Web of Scienceはクラリベイト・アナリティクスの運営するオンライン学術データベースです。
文献の漏れがないように複数のデータベースできちんと調べていますね。
それでは、また。
原文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/codi.15060
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2020年07月07日
大腸CTアカデミア 大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)のご案内
「第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)」をウェブ開催いたします!
コロナ禍の状況を勘案して「第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)」は2020年3月14日(土)開催を延期し、さらに5月開催も断念しました。
コロナ禍に負けないよう、この度、GAIAをウェブ開催いたします。
時間は短縮いたしますが、今一番熱いテーマについて徹底討論します。
日時:2020年7月11日(土)16時から17時30分頃の予定
開催方法:ウェブ開催(Webex)
テーマ:討論会「これから始まる大腸CT検査技師認定制度」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 761 −
Bai W, et al. Diagnostic accuracy of computed tomography colonography in patients at high risk for colorectal cancer: a meta-analysis [published online ahead of print, 2020 Apr 11]. Colorectal Dis. 2020;10.1111/codi.15060. doi:10.1111/codi.15060
本日から、新しい論文をご紹介します。
論文のタイトルは
「大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度:メタアナリシス」
です。
ハイリスク患者への大腸CT検査とは、大腸がん検診における精密検査(便潜血検査陽性者に対して実施する)という位置づけに相当します。
ただ、全く同じというわけではありません。
それは、大腸がんに対するハイリスク患者とは腹部症状や便の状態、家族歴なども含むからです。
ただ、今回取り上げる論文は精度を検証するうえでは、大腸がん検診における精密検査という位置づけを検討する内容の研究と言えます。
さて、ご存知のように日本消化器がん検診学会において大腸CT検査技師認定制度が開始されました。
日本消化器がん検診学会の大腸がん検診精度管理委員会が、大腸CT検査を大腸がん検診の精密検査として提言しています。
そのため、この認定制度は精検法に限定した認定なのではないかという声をいただきました。
それは違います。なぜなら、この認定制度の単位項目としては検診目的や術前検査目的も含んでいるからです。
米国の複数のガイドラインでは、大腸CT検査を検診法として収載しています。
それは死亡率減少効果のエビデンスはまだないものの検診対象集団(無症状者)に対する精度評価(内視鏡検査に対する非劣勢)という根拠があるためです。
こうしたエビデンスや今後の研究の進展により、将来、日本においても検診法としての位置づけられる可能性が十分考えられます。
さらに、大腸CT検査が検診および術前検査目的としてすでに広く実施されていることが全国調査から明らかになっています。
こうした背景から、大腸CT検査技師認定制度では経験実績として検診および術前検査としての大腸CT検査をカウントしています。
つまり、検診、精検、術前検査と大腸CT検査全般を含んだ認定制度となっています。
次回から、論文の内容にはいっていきますね。
それでは、また。
原文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/codi.15060
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時間は短縮いたしますが、今一番熱いテーマについて徹底討論します。
日時:2020年7月11日(土)16時から17時30分頃の予定
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本日から、新しい論文をご紹介します。
論文のタイトルは
「大腸がんに対するハイリスク患者への大腸CT検査の精度:メタアナリシス」
です。
ハイリスク患者への大腸CT検査とは、大腸がん検診における精密検査(便潜血検査陽性者に対して実施する)という位置づけに相当します。
ただ、全く同じというわけではありません。
それは、大腸がんに対するハイリスク患者とは腹部症状や便の状態、家族歴なども含むからです。
ただ、今回取り上げる論文は精度を検証するうえでは、大腸がん検診における精密検査という位置づけを検討する内容の研究と言えます。
さて、ご存知のように日本消化器がん検診学会において大腸CT検査技師認定制度が開始されました。
日本消化器がん検診学会の大腸がん検診精度管理委員会が、大腸CT検査を大腸がん検診の精密検査として提言しています。
そのため、この認定制度は精検法に限定した認定なのではないかという声をいただきました。
それは違います。なぜなら、この認定制度の単位項目としては検診目的や術前検査目的も含んでいるからです。
米国の複数のガイドラインでは、大腸CT検査を検診法として収載しています。
それは死亡率減少効果のエビデンスはまだないものの検診対象集団(無症状者)に対する精度評価(内視鏡検査に対する非劣勢)という根拠があるためです。
こうしたエビデンスや今後の研究の進展により、将来、日本においても検診法としての位置づけられる可能性が十分考えられます。
さらに、大腸CT検査が検診および術前検査目的としてすでに広く実施されていることが全国調査から明らかになっています。
こうした背景から、大腸CT検査技師認定制度では経験実績として検診および術前検査としての大腸CT検査をカウントしています。
つまり、検診、精検、術前検査と大腸CT検査全般を含んだ認定制度となっています。
次回から、論文の内容にはいっていきますね。
それでは、また。
原文
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2020年07月06日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査は、大腸がんの診断において大腸内視鏡検査に劣らない代替検査法である
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
*類似の認定制度が発足したそうです。
認定制度について5年以上にわたり
学会や委員会で十分に議論・審議されてきた
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 760 −
Sha J, et als. Computed tomography colonography versus colonoscopy for detection of colorectal cancer: a diagnostic performance study. BMC Med Imaging. 2020;20(1):51. Published 2020 May 18. doi:10.1186/s12880-020-00446-7
論文のタイトルは
「大腸がんに対する大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の比較」
です。
【アブストラクト】
結果:
大腸CT検査も大腸内視鏡検査でも、27人の患者で10ミリ以上のポリープが指摘され、50人の患者で10ミリ未満のポリープ疑いの診断であった。
合計77人の患者が外科治療を受けた。
外科切除後の病理検査結果に対する大腸CT検査と大腸内視鏡検査の感度はそれぞれ0.961と0.831であった。
10ミリ以上のポリープの検出における大腸CT検査と大腸内視鏡検査の有益スコア(95% CI)はそれぞれ0-0.906と0.035-0.5であった。
大腸がんの診断では、大腸CT検査の方が大腸内視鏡検査よりもコストが低かった(1患者あたりの費用、1345±135元(約2万円) vs 1715±241元(約2万6千円)、p <0.0001)。
結論:
大腸CT検査は、大腸がんの診断において大腸内視鏡検査に劣らない代替検査法となる可能性がある。
(感想)
エビデンスは幾分弱いです。
ポリープを大腸がんという意味で使っていたり、隆起をショルダー(肩:CADの用語を引用?)という言い回しをしていたり、一般的ではない表現や使いまわしが散見されます。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32423413/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
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などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
*類似の認定制度が発足したそうです。
認定制度について5年以上にわたり
学会や委員会で十分に議論・審議されてきた
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 760 −
Sha J, et als. Computed tomography colonography versus colonoscopy for detection of colorectal cancer: a diagnostic performance study. BMC Med Imaging. 2020;20(1):51. Published 2020 May 18. doi:10.1186/s12880-020-00446-7
論文のタイトルは
「大腸がんに対する大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の比較」
です。
【アブストラクト】
結果:
大腸CT検査も大腸内視鏡検査でも、27人の患者で10ミリ以上のポリープが指摘され、50人の患者で10ミリ未満のポリープ疑いの診断であった。
合計77人の患者が外科治療を受けた。
外科切除後の病理検査結果に対する大腸CT検査と大腸内視鏡検査の感度はそれぞれ0.961と0.831であった。
10ミリ以上のポリープの検出における大腸CT検査と大腸内視鏡検査の有益スコア(95% CI)はそれぞれ0-0.906と0.035-0.5であった。
大腸がんの診断では、大腸CT検査の方が大腸内視鏡検査よりもコストが低かった(1患者あたりの費用、1345±135元(約2万円) vs 1715±241元(約2万6千円)、p <0.0001)。
結論:
大腸CT検査は、大腸がんの診断において大腸内視鏡検査に劣らない代替検査法となる可能性がある。
(感想)
エビデンスは幾分弱いです。
ポリープを大腸がんという意味で使っていたり、隆起をショルダー(肩:CADの用語を引用?)という言い回しをしていたり、一般的ではない表現や使いまわしが散見されます。
それでは、また。
原文
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2020年07月05日
大腸CTアカデミア 今週の体力つくり
コロナ禍で落ちた体力を少しずつ戻しております。
今週も、有酸素運動と筋トレによる
持久力・体力つくりをしてきました。
いつも通り有酸素運動と筋トレであわせて3時間汗を流してきました。
今回のランニング結果は
記録は13.22km
少しずつ走れるようになてきました。
ただしんどさからするとまだまだですね。
コツコツと積み重ねて戻します。
トータルを15キロにしたいので
恒例の追加走りです。
13.22km + 1.80km = 15.02km
体を絞ります!
2020年の走行距離は
255.42km
になりました
東京都庁から走って、新潟市を越えました!
参考にしたのは
東京や大阪から全国の県庁所在地までの距離一覧
2020年07月04日
大腸CT検査技師認定の最新情報です!
2020年度大腸CT検査技師認定 申請期間変更のお知らせ
総会延期に伴い, 大腸CT検査技師認定の申請期間が変更になりました。
申請書ダウンロード期間 2020年3月1日〜10月11日(日)
申請書提出期間 2020年6月8日〜10月31日(土)
認定医証送付 2021年1月下旬(予定)
大腸CT検査技師認定制度施行細則改正のお知らせ
大腸CT検査技師認定は精検法としてだけの認定ではありません。検診法や術前検査法としてのも網羅しています!
今回は特別に大腸CT検査教育研修会・大腸CT検査実践トレーニングコースがウェブで開催されます。
受講しやすいまたとない機会ですので、今回忘れずに申し込みをされることをおすすめします。
総会延期に伴い, 大腸CT検査技師認定の申請期間が変更になりました。
申請書ダウンロード期間 2020年3月1日〜10月11日(日)
申請書提出期間 2020年6月8日〜10月31日(土)
認定医証送付 2021年1月下旬(予定)
大腸CT検査技師認定制度施行細則改正のお知らせ
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受講しやすいまたとない機会ですので、今回忘れずに申し込みをされることをおすすめします。
2020年07月03日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の後ろ向き研究
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)のご案内
「第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)」をウェブ開催いたします!
コロナ禍の状況を勘案して「第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)」は2020年3月14日(土)開催を延期し、さらに5月開催も断念しました。
コロナ禍に負けないよう、この度、GAIAをウェブ開催いたします。
時間は短縮いたしますが、今一番熱いテーマについて徹底討論します。
日時:2020年7月11日(土)16時から17時30分頃の予定
開催方法:ウェブ開催(Webex)
テーマ:討論会「これから始まる大腸CT検査技師認定制度」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 759 −
Sha J, et als. Computed tomography colonography versus colonoscopy for detection of colorectal cancer: a diagnostic performance study. BMC Med Imaging. 2020;20(1):51. Published 2020 May 18. doi:10.1186/s12880-020-00446-7
論文のタイトルは
「大腸がんに対する大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の比較」
です。
【アブストラクト】
方法:
大腸がんが疑われた症状のある患者に対して実施した大腸CT検査(n=318)、大腸内視鏡検査(n=318)、および術前症例(n=77)を解析対象とした。
病変は10ミリ以上と10ミリ未満に分類した。
治癒切除に役立つ有益スコアをモダリティ別に算出した。
大腸癌の診断に要した費用も評価した。
(感想)
後ろ向き研究のため、感度、特異度が出せません。そのため「Beneficial scores (有益スコア)」というあまり聞きなれない指標やコスト計算で大腸CT検査と大腸内視鏡検査を比較しています。
後ろ向き研究のため評価方法を工夫しているようです。引用文献も一応挙げられています。(Li J, Yet al. Magnetic resonance imaging versus computed tomography for biliary tract intraductal papillary mucinous neoplasm (BTIPMN): A diagnostic performance analysis. Med Sci Monit. 2020;26:e920952 1–9. )
ただ、外科手術への貢献度の程度を見るため、壁外浸潤なども評価に入っていますので、大腸CT検査にいくぶんか有利な評価方法かもしれません。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32423413/
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コロナ禍に負けないよう、この度、GAIAをウェブ開催いたします。
時間は短縮いたしますが、今一番熱いテーマについて徹底討論します。
日時:2020年7月11日(土)16時から17時30分頃の予定
開催方法:ウェブ開催(Webex)
テーマ:討論会「これから始まる大腸CT検査技師認定制度」
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PubMedから、今日のつぶやき − 759 −
Sha J, et als. Computed tomography colonography versus colonoscopy for detection of colorectal cancer: a diagnostic performance study. BMC Med Imaging. 2020;20(1):51. Published 2020 May 18. doi:10.1186/s12880-020-00446-7
論文のタイトルは
「大腸がんに対する大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の比較」
です。
【アブストラクト】
方法:
大腸がんが疑われた症状のある患者に対して実施した大腸CT検査(n=318)、大腸内視鏡検査(n=318)、および術前症例(n=77)を解析対象とした。
病変は10ミリ以上と10ミリ未満に分類した。
治癒切除に役立つ有益スコアをモダリティ別に算出した。
大腸癌の診断に要した費用も評価した。
(感想)
後ろ向き研究のため、感度、特異度が出せません。そのため「Beneficial scores (有益スコア)」というあまり聞きなれない指標やコスト計算で大腸CT検査と大腸内視鏡検査を比較しています。
後ろ向き研究のため評価方法を工夫しているようです。引用文献も一応挙げられています。(Li J, Yet al. Magnetic resonance imaging versus computed tomography for biliary tract intraductal papillary mucinous neoplasm (BTIPMN): A diagnostic performance analysis. Med Sci Monit. 2020;26:e920952 1–9. )
ただ、外科手術への貢献度の程度を見るため、壁外浸潤なども評価に入っていますので、大腸CT検査にいくぶんか有利な評価方法かもしれません。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32423413/
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2020年07月02日
大腸CTアカデミア 大腸がんに対する大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の比較
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
第59回消化器がん検診学会総会
2020年9月30日(水)、10月1日(木)
会場 九州大学医学部 百年講堂
事前参加登録が始まりました!
パネルディスカッション2
「これから求められる大腸CT検査 −放射線医、消化器科医、技師の役割からみた現状と課題-」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 758 −
Sha J, et als. Computed tomography colonography versus colonoscopy for detection of colorectal cancer: a diagnostic performance study. BMC Med Imaging. 2020;20(1):51. Published 2020 May 18. doi:10.1186/s12880-020-00446-7
今回から新しい論文をご紹介します。
一昨日(ラインコミュニティ配信時)、PubMedにアップされたばかりのものです。
取り上げた論文は中国の長江大学からの報告です。
http://english.yangtzeu.edu.cn/
中国では今まで大腸CT検査に関する発表はあまりありません。
経済、政治、国際機関での中国の存在が大きくなっており、大腸CT検査でも次第に存在感が高まってくるのでしょうか?
世の中の情報や流れには敏感に対応していきたいと思います。
論文のタイトルは
「大腸がんに対する大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の比較」
です。
【アブストラクト】
背景:
大腸内視鏡検査は大腸がん検出のリファレンススタンダードであるが、侵襲があり、腸管前処置に伴うリスクや出血のリスクがある。
大腸CT検査は鎮静が不要である一方で、確定診断には内視鏡検査が必要である。
本研究の目的は大腸CT検査と大腸内視鏡検査の大腸がん診断精度を比較することである。
(余談)
WHOは今後どうなっていくのでしょう。
中国もアメリカも政治利用しているようにも感じざるを得ません。
科学的な見地から丁寧な対応を期待したいと思います。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32423413/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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今回から新しい論文をご紹介します。
一昨日(ラインコミュニティ配信時)、PubMedにアップされたばかりのものです。
取り上げた論文は中国の長江大学からの報告です。
http://english.yangtzeu.edu.cn/
中国では今まで大腸CT検査に関する発表はあまりありません。
経済、政治、国際機関での中国の存在が大きくなっており、大腸CT検査でも次第に存在感が高まってくるのでしょうか?
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「大腸がんに対する大腸CT検査と大腸内視鏡の診断能の比較」
です。
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背景:
大腸内視鏡検査は大腸がん検出のリファレンススタンダードであるが、侵襲があり、腸管前処置に伴うリスクや出血のリスクがある。
大腸CT検査は鎮静が不要である一方で、確定診断には内視鏡検査が必要である。
本研究の目的は大腸CT検査と大腸内視鏡検査の大腸がん診断精度を比較することである。
(余談)
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