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2020年08月20日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープとはどんなものだったのか?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
第59回消化器がん検診学会総会
2020年9月30日(水)、10月1日(木)
会場 九州大学医学部 百年講堂
事前参加登録が始まりました!
パネルディスカッション2
「これから求められる大腸CT検査 −放射線医、消化器科医、技師の役割からみた現状と課題-」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 790 −
Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.
それでは、論文
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
のご紹介です。
【Figs 1】
大腸がん検診目的で受診した57歳男性。
ラインコミュニティ限定で配信しました。
A 大腸内視鏡検査で指摘された下部直腸の12ミリの隆起性病変
B 内視鏡で病変が判明した後に再度実施された大腸CT検査。
バルーンは拡張せずに実施した。
アキシャル像で直腸カテーテルに接して直腸前壁に12ミリのポリープが確認できる。
C 再度実施された大腸CT検査の3次元画像。
内視鏡類似像で直腸カテーテル(矢印頭)に接する隆起性病変(矢印)が確認できる。
D E 初回の大腸CT検査のアキシャル像。バルーンを拡張して撮影した。
D (width, 1,500 H; level, –200 H)
E ((width, 400 H; level, 20 H)
直腸前壁にへこみ(矢印頭)が2箇所あり、その間に圧排された病変(矢印)が確認できた。
F 初回の大腸CT検査の内視鏡類似像 圧排された病変と直腸粘膜の境界に三日月状の構造物が対になって指摘できる。
(感想)
詳細な画像の説明で、有用ですね。
是非、皆様の知識にインプットしてください!
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
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著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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それでは、論文
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A 大腸内視鏡検査で指摘された下部直腸の12ミリの隆起性病変
B 内視鏡で病変が判明した後に再度実施された大腸CT検査。
バルーンは拡張せずに実施した。
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C 再度実施された大腸CT検査の3次元画像。
内視鏡類似像で直腸カテーテル(矢印頭)に接する隆起性病変(矢印)が確認できる。
D E 初回の大腸CT検査のアキシャル像。バルーンを拡張して撮影した。
D (width, 1,500 H; level, –200 H)
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直腸前壁にへこみ(矢印頭)が2箇所あり、その間に圧排された病変(矢印)が確認できた。
F 初回の大腸CT検査の内視鏡類似像 圧排された病変と直腸粘膜の境界に三日月状の構造物が対になって指摘できる。
(感想)
詳細な画像の説明で、有用ですね。
是非、皆様の知識にインプットしてください!
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/
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2020年08月19日
大腸CTアカデミア 直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープを後ほど見直してみると
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第1回大腸CT検査教育研修会の受講には第59回日本消化器がん検診学会総会への出席が必要です。事前登録受付は2020年8月31日(月)までです。
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医師 15,000円(当日登録)→12,000円(事前参加登録)
医師以外 7,000円(当日登録)→5,000円(事前参加登録)
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PubMedから、今日のつぶやき − 789 −
Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.
それでは、論文
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
のご紹介です。
【症例報告】
初回の大腸CT検査の2次元画像を改めて見直してみると、2つの切れ込みに挟まれた部分に圧排された病変を確認することができた。
圧排された病変と周囲の直腸粘膜との境界が、3次元画像で対になった三日月の構造物ように観察された。
病変は外科的切除され、病理組織学的診断結果は腺腫内高分化腺癌であった。
(感想)
外科的切除の術式が気になります。
経肛門的に局所切除したのでしょうか・・
次回はFigs(ラインコミュニティ限定)で実際の画像を供覧したいと思います。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/
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PubMedから、今日のつぶやき − 789 −
Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.
それでは、論文
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
のご紹介です。
【症例報告】
初回の大腸CT検査の2次元画像を改めて見直してみると、2つの切れ込みに挟まれた部分に圧排された病変を確認することができた。
圧排された病変と周囲の直腸粘膜との境界が、3次元画像で対になった三日月の構造物ように観察された。
病変は外科的切除され、病理組織学的診断結果は腺腫内高分化腺癌であった。
(感想)
外科的切除の術式が気になります。
経肛門的に局所切除したのでしょうか・・
次回はFigs(ラインコミュニティ限定)で実際の画像を供覧したいと思います。
それでは、また。
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2020年08月18日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査後にすぐ読影できる体制が望ましい
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第1回大腸CT検査教育研修会、大腸CT検査実践トレーニングは、Web配信いたします。
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PubMedから、今日のつぶやき − 788 −
Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.
それでは、論文
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
のご紹介です。
【症例報告】
内視鏡の診断を受けて、直腸の範囲に限局して再度背臥位でCT撮影を行った。
内視鏡検査の情報から、病変は前壁に位置していることが判明していた。
造影剤は使用せず、カテーテルのバルーンは拡張させなかった。
再度の大腸CT検査では下部直腸の前壁に12ミリの隆起性病変が確認できた。
サジタル像で計測すると病変は肛門縁から5ミリ離れた直腸に位置していた。
(感想)
この症例の検査の流れとは異なりますが、大腸CT検査後にすぐ読影できる体制ができていると、その読影結果を受けた対応が可能となるメリットがあります。
一番良い例は、大腸CT検査で病変が指摘され、追加前処置がなしあるいは軽微で済ませ、同日の追加内視鏡で切除する流れです。
日本で実施している施設もありますし、ピッカード教授のウィスコンシン大学も、この体制を推奨していますね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
隙間時間を最大限に活用するためにおススメです!
自分は「FACT FULLNESS」や「LIFE SHIFT」をこれで読みました(聴きました)!!
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それでは、論文
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のご紹介です。
【症例報告】
内視鏡の診断を受けて、直腸の範囲に限局して再度背臥位でCT撮影を行った。
内視鏡検査の情報から、病変は前壁に位置していることが判明していた。
造影剤は使用せず、カテーテルのバルーンは拡張させなかった。
再度の大腸CT検査では下部直腸の前壁に12ミリの隆起性病変が確認できた。
サジタル像で計測すると病変は肛門縁から5ミリ離れた直腸に位置していた。
(感想)
この症例の検査の流れとは異なりますが、大腸CT検査後にすぐ読影できる体制ができていると、その読影結果を受けた対応が可能となるメリットがあります。
一番良い例は、大腸CT検査で病変が指摘され、追加前処置がなしあるいは軽微で済ませ、同日の追加内視鏡で切除する流れです。
日本で実施している施設もありますし、ピッカード教授のウィスコンシン大学も、この体制を推奨していますね。
それでは、また。
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2020年08月17日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査と大腸内視鏡検査を同日に行う需要は!?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
認定制度について5年以上にわたり
学会や委員会で十分に議論・審議されてきた
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
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のご紹介です。
【症例報告】
撮影したCT画像は大腸CT専用解析ソフト(syngo Colonography, Siemens) で、内視鏡で正誤が確認した200例以上の経験がある消化管放射線科医が行った。
診断はプライマリ2D読影を行い、病変は指摘されなかった。
患者の希望コースにより、同日の大腸内視鏡検査も実施された。
大腸内視鏡検査にて遠位測直腸(下部直腸)に12ミリの隆起性病変が確認された。
この診断を受けて、大腸CT検査を後ろ向きに再度読影したが、2D像でも、3次元のフライスルー像でも病変は指摘できなかった。
(感想)
同日に両方の検査を臨床で行うのは、臨床試験でない限りはなかなか難しいと思います。
JANCTやUMIN6665では検査代を臨床試験の費用として提供するなどインセンティブをつけていましたが。
このあたり、どうだったんでしょうね。
それでは、また。
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【症例報告】
撮影したCT画像は大腸CT専用解析ソフト(syngo Colonography, Siemens) で、内視鏡で正誤が確認した200例以上の経験がある消化管放射線科医が行った。
診断はプライマリ2D読影を行い、病変は指摘されなかった。
患者の希望コースにより、同日の大腸内視鏡検査も実施された。
大腸内視鏡検査にて遠位測直腸(下部直腸)に12ミリの隆起性病変が確認された。
この診断を受けて、大腸CT検査を後ろ向きに再度読影したが、2D像でも、3次元のフライスルー像でも病変は指摘できなかった。
(感想)
同日に両方の検査を臨床で行うのは、臨床試験でない限りはなかなか難しいと思います。
JANCTやUMIN6665では検査代を臨床試験の費用として提供するなどインセンティブをつけていましたが。
このあたり、どうだったんでしょうね。
それでは、また。
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2020年08月14日
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症例は無症状の57歳、男性。
腹部健診のため、大腸CT検査および経静脈造影剤使用による腹部実質臓器の評価を実施した。
熟練したCT検査技師が患者の直腸に細径カテーテル(径6.7mm)を挿入した。
カテーテルのバルーンを拡張したのちに、カテーテルをゆっくりと肛門括約筋上部まで引き戻した。
我々の施設でバルーンを拡張する基準は、肛門括約筋が緩くガスの漏出の可能性がある患者としている。
直腸カテーテルから自動炭酸ガス送気装置を用いて、患者の腸管を拡張した。
16列CT装置(2007年発表の論文です)で背臥位と腹臥位を撮影した。
撮影条件は以下の通り。
コリメーション, 16 × 0.75 mm
スライス厚, 1 mm
再構成間隔, 0.7 mm
ピッチ,1
ガントリ回転時間, 0.5 秒
table speed, 24 mm/s
管電圧 120 kV
管電流 50–100 mAs. automatic dose-reduction system (CARE Dose 4D, Siemens)使用
(感想)
バルーンの使用基準を定めていたり、撮影条件としても当時としてはきちんと低線量撮影を行っており管理がキチンとされています。
AJRに発表するくらいですから当然でしょうか。
どこの国であろうと見習うところは見習う必要があるように感じます。
それでは、また。
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「これから求められる大腸CT検査 −放射線医、消化器科医、技師の役割からみた現状と課題-」
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PubMedから、今日のつぶやき − 786 −
Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.
それでは、論文
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
のご紹介です。
【症例報告】
症例は無症状の57歳、男性。
腹部健診のため、大腸CT検査および経静脈造影剤使用による腹部実質臓器の評価を実施した。
熟練したCT検査技師が患者の直腸に細径カテーテル(径6.7mm)を挿入した。
カテーテルのバルーンを拡張したのちに、カテーテルをゆっくりと肛門括約筋上部まで引き戻した。
我々の施設でバルーンを拡張する基準は、肛門括約筋が緩くガスの漏出の可能性がある患者としている。
直腸カテーテルから自動炭酸ガス送気装置を用いて、患者の腸管を拡張した。
16列CT装置(2007年発表の論文です)で背臥位と腹臥位を撮影した。
撮影条件は以下の通り。
コリメーション, 16 × 0.75 mm
スライス厚, 1 mm
再構成間隔, 0.7 mm
ピッチ,1
ガントリ回転時間, 0.5 秒
table speed, 24 mm/s
管電圧 120 kV
管電流 50–100 mAs. automatic dose-reduction system (CARE Dose 4D, Siemens)使用
(感想)
バルーンの使用基準を定めていたり、撮影条件としても当時としてはきちんと低線量撮影を行っており管理がキチンとされています。
AJRに発表するくらいですから当然でしょうか。
どこの国であろうと見習うところは見習う必要があるように感じます。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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2020年08月13日
大腸CTアカデミア 直腸腺腫内癌の12ミリのポリープが拡張バルーンによって見逃された!?
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PubMedから、今日のつぶやき − 785 −
Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.
それでは、論文
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
のご紹介です。
【本文】
2007年までに、直腸カテーテルの拡張バルーンによって病変が隠れてしまった症例報告はなされていない。
直腸腺腫内癌の12ミリのポリープが拡張バルーンによって、前向きの診断でも後ろ向きの見直しでも見逃された症例を報告する。
また、拡張バルーンによってポリープが圧排されていることを同定できる可能性のある所見についても紹介したい。
(感想)
日々の習慣になっていること、当たり前になっていることが、必ずしも正しいというわけではありません。
そこに研究のチャンスがあると思っています。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 785 −
Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.
それでは、論文
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
のご紹介です。
【本文】
2007年までに、直腸カテーテルの拡張バルーンによって病変が隠れてしまった症例報告はなされていない。
直腸腺腫内癌の12ミリのポリープが拡張バルーンによって、前向きの診断でも後ろ向きの見直しでも見逃された症例を報告する。
また、拡張バルーンによってポリープが圧排されていることを同定できる可能性のある所見についても紹介したい。
(感想)
日々の習慣になっていること、当たり前になっていることが、必ずしも正しいというわけではありません。
そこに研究のチャンスがあると思っています。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/
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2020年08月12日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査では基本的にバルーンを拡張して撮影する必要はありません!
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大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
認定制度について5年以上にわたり
学会や委員会で十分に議論・審議されてきた
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 784 −
Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.
それでは、論文
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
のご紹介です。
【本文】
注腸X線検査では、直腸カテーテルの拡張バルーンにより直腸病変が隠れてしまうことが診断のピットフォールとなりえるため、バルーンを脱気する対策がよく知られている。
一方の大腸CT検査では、直腸カテーテルは細くても直腸を十分に拡張することが可能なため、バルーンを拡張する必要がないとされている。
ただし、肛門括約筋が弱い患者においてはバルーン拡張は直腸の良好な拡張に有用である。
しかしながら、直腸カテーテルのバルーンを拡張させることは、バルーンによる病変の圧排 により病変を見逃すリスクがある。
(感想)
この論文は2007年に韓国から報告されたものです。
著者らが述べているように、大腸CT検査では基本的にバルーンを拡張して撮影する必要はありません。カテーテルの径が細いため抜けにくいんですね。
ボストンのマサチューセッツ総合病院でもバルーンは用いませんでした。
ちなみにボストンでは鎮痙剤も一切使用せず良好に検査ができていました。
しかしながら、日本に戻って「バルーンは基本的に使用しなくても大丈夫」「鎮痙剤も使用しなくてもいい」と解説すると猛烈な反対をいただきました。
アメリカも韓国も可能なのに、日本の患者さんではできないようです・・・
鎮痙剤はダブルブラインドの研究で不要なことを証明しても、日本ではなかなか受け入れてもらえません。
日本の文化といいますかバイアスといいますか、こうした強固な信念に対しては科学的なことを受け入れてもうことが容易ではありません。
大腸CT検査に熟練した施設では両方ともなくても大丈夫です・・・よ
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/
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【本文】
注腸X線検査では、直腸カテーテルの拡張バルーンにより直腸病変が隠れてしまうことが診断のピットフォールとなりえるため、バルーンを脱気する対策がよく知られている。
一方の大腸CT検査では、直腸カテーテルは細くても直腸を十分に拡張することが可能なため、バルーンを拡張する必要がないとされている。
ただし、肛門括約筋が弱い患者においてはバルーン拡張は直腸の良好な拡張に有用である。
しかしながら、直腸カテーテルのバルーンを拡張させることは、バルーンによる病変の圧排 により病変を見逃すリスクがある。
(感想)
この論文は2007年に韓国から報告されたものです。
著者らが述べているように、大腸CT検査では基本的にバルーンを拡張して撮影する必要はありません。カテーテルの径が細いため抜けにくいんですね。
ボストンのマサチューセッツ総合病院でもバルーンは用いませんでした。
ちなみにボストンでは鎮痙剤も一切使用せず良好に検査ができていました。
しかしながら、日本に戻って「バルーンは基本的に使用しなくても大丈夫」「鎮痙剤も使用しなくてもいい」と解説すると猛烈な反対をいただきました。
アメリカも韓国も可能なのに、日本の患者さんではできないようです・・・
鎮痙剤はダブルブラインドの研究で不要なことを証明しても、日本ではなかなか受け入れてもらえません。
日本の文化といいますかバイアスといいますか、こうした強固な信念に対しては科学的なことを受け入れてもうことが容易ではありません。
大腸CT検査に熟練した施設では両方ともなくても大丈夫です・・・よ
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2020年08月11日
大腸CTアカデミア 直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ
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PubMedから、今日のつぶやき − 783 −
Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.
今回から新しい論文を取り上げます。
論文のタイトルは
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
です。
肛門病変は大腸CT検査でピットフォールです。
今まで、直腸カテーテルの拡張バルーンにより病変が隠れてしまう、だから2体位のうち1体位はバルーンを脱気しましょうと言われてきました。
今回取り上げるケースレポートもこの内容です。
K総合病院のM先生から、その逆の症例を教えていただきました。
その症例では、バルーンの脱気により病変が肛門管に引き込まれてしまい病変が見えなくなってしまいました。
M先生が投稿中ですので、公開できる段階になったらまた改めてご紹介します。
今回は、テキスト通りの症例を見ていきましょう。
次回から内容に入っていきますね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/
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今回から新しい論文を取り上げます。
論文のタイトルは
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
です。
肛門病変は大腸CT検査でピットフォールです。
今まで、直腸カテーテルの拡張バルーンにより病変が隠れてしまう、だから2体位のうち1体位はバルーンを脱気しましょうと言われてきました。
今回取り上げるケースレポートもこの内容です。
K総合病院のM先生から、その逆の症例を教えていただきました。
その症例では、バルーンの脱気により病変が肛門管に引き込まれてしまい病変が見えなくなってしまいました。
M先生が投稿中ですので、公開できる段階になったらまた改めてご紹介します。
今回は、テキスト通りの症例を見ていきましょう。
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