2020年05月15日
カーナビ
カーナビ。カーナビゲーションシステム。
初めてカーナビの付いた車に乗せてもらったのは今から20数年前だったでしょうか。
後輩の運転で、彼の父が所有しているクラウンでした。
いわゆる御曹司ですね。
でもあの頃のカーナビは、車の現在位置が地図から5mくらい平気でずれていました。
聞いていたのは、防衛の関係上、わざとずらしているとか。
まゆつば物。いったい何のために?
それから後に私は仕事で北海道内を広く移動する必要ができたため、ヤフオクで中古品を購入しました。
サンヨーの製品で、ゴリラというカーナビ。ゴリラという、少し変わったネーミングは初代のデザインがゴリラの頭部に似ているからだったそうです。
あの頃は広い北海道を東西南北、ほぼ走りましたからとても重宝しました。
それまでは遠出のとき、地図を携行する必要があり、道がわからなくなると車を止めアップルマップとかの地図を開いて東西南北、地図をひっくり返しながら調べる必要がありました。
それも、道がわからなくなるのは大抵、初めて訪れる街中なので車を止めるのも大変でした。
サンヨーのゴリラには“ゴリラビュー”というモードがあり、2Dの地図表示かゴリラビューを選べるようになっていて、ゴリラビューは立体表示の地図上に車の現在位置をエッホエッホと歩いて行くゴリラが表示されていました。
あれから20年近く経ち、現在はスマホがあればカーナビもしてくれます。
民間のカーナビは日本が先行して発売しており、開発の発端は確か、、
音響機器メーカーの社員が家族を乗せ走っていたとき、子供が便意を催して用を足せるところを探していた。迂回するように曲がった先は世田谷。しかし世田谷は迷宮と呼ばれ、細い道が入り組んでいて一方通行、行き止まり、進入禁止と、タクシー運転手でさえ迷うと抜け出すことが困難な街。あわてた社員は車をぶつけてしまいました。
それから苦悩のカーナビゲーションシステムの開発が始まったそうです。
カーナビは発売当初、確か20万円近くしていたと思います。
それが今では無料でダウンロートできます。
地図も常に最新データ。
昔は地図データも定期的に更新する作業が必要。
CD→DVD→HDDと、更新にはお金と時間と手間がかかりました。
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