コールセンターおじさんのブログ

　新型コロナウイルス対策のため、ブースはだんだん物々しくなってきました。

札幌市のコールセンター2か所でクラスター感染があったのだとか。
コールセンターといえば3密の代表的なもの。今朝の北海道新聞でも27面ほぼいっぱいにコールセンターが取り上げられていました。

20日に知事からあった、休業要請施設に含まれず、その理由は
・道民に密着している業務
・不特定多数が訪れず、事業者が適切な対策を取ることで感染防止できる

このことから放っておかれている気がします。
もしクライアント側から休業要請があれば給与は一部補償されるでしょうが、クライアントが休業要請するとなれば風評被害というか、企業イメージの悪化を心配するからでしょう。しかし在宅率が高い今こそ、稼ぎ時だと考えるセンターもあるそうです。

また道民に密着しているとは言いますが、それだけコールセンターに勤務する人たちが多いのに9割が非正規雇用。すなわち休業補償がないのです。休業要請に含まれないのはこの休業補償をどうにもできないから逃げているのではないかと思います。

そんな中、私のいる業務は休む予定がありません。
それこそ事業者が適切な対策を取ることが順次始まってきており、今朝出勤するといくつか運用に変更がありました。

まず、デスクが一つ飛ばしになっていました。
イスはあるのですが、PCがデスク一つおきに片づけられていました。
これで隣との間隔は2ｍ近くに広がりました。このため同じ人数でも面積は倍、占有します。

面白いもので、人数は変わらないのに、広くなると人が増えたように感じます。

そして2か所あった出入口は片方が閉鎖。もう片方はドアを開放。セキュリティ的な心配もありますが、。
ブースに入ると消毒できるように消毒用のアルコールが置いてあり、手に吹き付けて中に入ります。
また、出勤時はウェットティッシュを使ってPCとデスク周辺を拭くように周知がされました。

そしてマスクは必ず着用。
あと、私がいるビルは窓が開きます。
そのため2時間に一度、換気のために窓を開放。

これが寒いんです。
今日、私は窓際の席でした。


　コールセンターは休業要請施設に入っていませんが、クライアントの指示により休業しているところも多々あります。そのため失業者も増えてきているようですね。明日は我が身とまでいきませんが、1か月後には私だってわかりません。含めて物々しくなってきました。