2020年03月01日
近況
これまでのブース、私は昨日でさよならとなりました。
そのブース、獲得の発信でありながら販売目標なし。インセンティブなし。時給が変わるわけでもなし。成績が貼り出されるわけでもなし。私にとっては住みやすいのですが、モチベーションも上がりません。
まして、あと数日ともなれば、どうしても気持ちが緩んでしまいます。
獲得業務にはつきものの「後日」とか「確約」あるいは「検討」といったものは、どうせ私の実績にはならないだろうと、作る気力もなくなってきます。
もし残る人たちのために作るとすれば、説明書きも第三者からわかり易く、時間をかけて丁寧に作る必要が出てきます。
しかし残る人たちだって3月までなら、結局は自分の実績にはなりません。
なんか会社のためですが、会社は個人を最後まで守ってはくれません。
行きつくところ熱意と仕事にはそれ相応のバランスができてきます。
よく、やめる場合は少なくとも1か月前に申告というルールがあると思います。
でもこんなルールはあってないようなものですね。
実際に会社が社員を解雇する場合、1か月前に告知をするか、即日解雇であれば1か月分の給与を補償するというのがあると思います。
ですがコールセンターの場合は社内の他部署に配属するという手段があります。これだと解雇ではありません。
また私のような派遣にこれは適用されません。
どこか他の派遣先へという扱いとなります。
今回は派遣先の社内で私を拾ってくれた部署があったから、幸い同じビルで働くことができます。
しかし、派遣会社からブースでの業務終了を聞かされたのは11日前。
2月までのキャンペーン終了と同時に異動するメンバーがほとんどだから、なるべく遅くまで知らせないようにしたのが見え見えです。早くから知らせてしまうとキャンペーン中にオペレーターたちの士気が下がってしまうからです。
これだと、キャンペーンはやりたい。だけど終わったらそうそうに片づけたい。そんな感じ。
私は派遣先で拾ってもらえたから、感謝しなければならないでしょう。
しかしブースの縮小は派遣先会社の都合なんです。
大抵、コールセンターを請け負う会社は全国に何ヵ所も拠点を持っています。
ひとつのクライアントから請け負う仕事を何ヵ所かの拠点に分散して稼働することも多くあります。
クライアントによって美味しい業務があれば美味しくないものだってあるでしょう。
今回のは美味しくないのでしょうか。
私のいたブースのクライアント業務を行うのは全国に3箇所。
私のいるビルにはいくつもブースがあり、その中のひとつが私のいるクライアント業務。
でもビルの広さには限りがあるから今月、札幌拠点を縮小させて今月いっぱいで閉鎖。
他のクライアント業務のため、ビルの場所を空けるための手段だったようです。
とはいえ、この歳で贅沢なもの。
札幌へ来て一度失業保険を受給したことがありました。
あのときはまだ仕事を選ぼうとしていて、日中はハローワークへ通います。
まだ家族を田舎に残していたので車もなく、家から遠いハローワークまでの道のりを歩きながら、もう失業なんてまっぴらだと思いました。
昔は自分の技術が仕事になると考えていたのに、今は生きるために仕事をしています。
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