2020年01月10日
マッチ(燐寸)
マッチ。近藤、、いやいや。火を点けるマッチは昔ならどこの家にもあったと思います。
今ならマッチを使う家というのはごく限られたと思います。
昔は喫茶店やバー、スナックに必ず店の印刷が入ったマッチがありましたね。
コレクションした記憶があります。
喫茶店のマッチにはこんな形のものも。
また飲みに行くと、タバコをくわえればマッチで火を点けてくれたものでした。
そのマッチの使い方というか、手の動きがきれい、かっこいい人がいたものです。
私の家は神道なので、毎朝神棚のろうそくに火をともしては、ぱんぱんと両手を合わせます。
ろうそくに火を点けるのはもちろん、マッチを使っています。
お盆になるとお墓や納骨堂で火を点けるのにマッチを使うことがあると思います。
昔ならポータブルコンロにマッチを使ったでしょうが、今ならチャッカマンですね。
昔は灯油のストーブに火を点けるのに必ずという程、近くにマッチがありました。
だってまだ、100円ライターなんてない時代。
その後、乾電池で着火するストーブが出てきました。
(YouTube:ネルマッチャン)
マッチといえば“情熱熱風せれなーで”です。私なら。
今はマッチを使う場面も限られると思います。
今はタバコを吸うときに“喫煙室”で吸うことが多いと思います。
たま〜に、ごくごくたまに、マッチで火を点ける輩がいるのを見かけます。
あれ、きっと自己主張しているのでしょう。
「かっこいいべ! おれ。」
って。(笑)
ただ、マッチ独特の匂いが、、
外でほのかに香るくらいなら良いです。
しかし、喫煙室の狭い中でされると、、臭い。
自己陶酔する前に、人の迷惑を考えろ!っちゅうの。
いつだったか覚えていませんが、マッチの擦り方を母親に教えてもらいました。
マッチ棒を指3本で持ち、頭薬(とうやく)という先端を、反対側の手に持ったマッチ箱の横に貼ってある側薬(そくやく)に擦って点けます。
これはどなたもご存知と思います。
でも私が教わったことが、もう一つあります。
マッチ箱のマッチ、その頭薬と反対側に向けて擦るのです。
この写真だと、左から右方向へ擦ります。
擦ったときに火が点きます。火が点いたら頭薬の反対方向へということでしょう。
普通そこまで気を遣うことはないと思います。
安全性から考えても。
しかし昔はそこまで配慮したことに趣きを感じます。
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