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2017年05月15日

「3」は濁る!

テーマが敬語ではありませんが、カテゴリは敬語考にしています。

3は濁るんです。
数を数えるとき、例えば鉛筆なら、1本、2本、3本・・・
読みは、「1ぽん」「2ほん」「3ぼん」・・・
建物の階数は、
「1かい」「2かい」「3がい」・・・
獲得した契約なら、
「1けん」「2けん」「3げん」・・・
尺貫法で長さは
「1しゃく」「2しゃく」「3じゃく」・・・
と。
幼いころ、母に教わりました。
ただし、「1まい」「2まい」「3ま゛い」
これは無理です。

販売のコールセンターでは朝の周知で昨日の実績を振り返ります。
そのとき、周知をする若い管理者はまず、
「3けん」
と濁りません。
「3は濁るんだよ!」
と教育しても、数日後には元に戻ってしまいます。だからもう面倒くさい。

2重敬語といい、言葉には細かい決まりごとがあるのに、失われていくのは悲しいと思います。
「ご在宅でいらっしゃいますか?」「仰らわれた」
よく舌がもつれないものです。

今では夫婦共稼ぎが普通となって忙しく、親子間の会話もままならないのか、そういった文化の伝承が難しくなったのでしょう。でも、それだけではないと思いますが、、。

マスコミも悪いです。
マスメディアは特に、言葉のお手本となるべきなのに。
3を濁らないキャスターはいるし、
何しろ、「ハッカー」を悪者にしたのはマスコミだと思っています。

30年ほど前、読んだ本でハッカーは良い人でした。
コンピュータのハード、ソフトともに精通し、プログラムを書いている。
その無心にキーボードを叩く姿から「叩く」=「Hack」→「Hacker」と紹介されていました。

いつだったか、ある一人のハッカーがクラッキング行為をした。
それをニュースに取り上げたマスコミの担当者が、今でいうクラッキングとの区別を付けられず、悪いことをした、あるコンピュータに精通した人間 = ハッカー
それだけでハッカーと呼んだ。
結果、ハッカーとは悪いことをする人。
そのイメージが人々に刷り込まれたのだと思っています。

「Hack」について、一部ネットでは「切り刻む」とか「上手くやり抜く」といった語源で紹介されています。
でも私は、無心にキーボードを叩く姿が彷彿されます。

二重敬語のチューリッヒCMにしても、テレビは未だに強い影響力を持っていますね。
テレビではときどき、常識テストなど放送していますが、伝統を崩しているものこそ、そのマスコミなのでしょう。

話題がそれました。
「3」は、濁るんです。


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