2019年12月17日
コンセント
家の壁にあるコンセントにも一応、プラス・マイナスがあるのをご存知ですか。
日本のコンセントはたいてい、交流100Vだから、プラグはどっち向きに差し込んでも家電製品は動きます。
交流というのは、プラスとマイナスが常に入れ替わっている電気で、西日本では1秒間に60回。東日本では50回、極が反転しています。
このことは2019/10/24「LED」で少し触れています。
プラス・マイナスがあるのは、コンセント形状にも仕掛けがしてあります。
左側の差込口の方が少し幅広になっているのがおわかりでしょうか。
これは左側が“接地(せっち)”といって、地面に逃がされている電極です。
アースともいいます。アースは地球のことでもありますね。
普通、学校で習うのは、電極にはプラスとマイナスがあり、両方に接続されて動作すると。
しかし、自動車の配線を見ていると、マイナスがない場合があります。
家の電気が接地側が地面に逃がされているように、自動車の場合は車体が接地の代わりになっています。
ということは、自動車の電源はプラスだけ取ればマイナスは車体のどこかに逃がしてやれば良いのです。
具体的には部品のプラス電源は配線して引いてくるが、マイナスは部品のフレームに接続すると、フレームが車体と接していればよい。
私はこれを初めに考えついた人はすごいと思います。
電車の架線はプラスだけです。マイナスは車体がそうで、車輪がレールに接して地面に流しているのです。
カラスが電線に止まっても感電しないのは、電線もプラスだけで地面がマイナスだから、両方に接していない限りは感電しません。
考えると、雷だってイナズマはプラスで地面に落っこちます。
家のコンセントは幅が広い方が接地なので、接地側に触れても感電しません。
ただ、左側が接地という決まりはあるものの、必ずそのように配線されているとは限りません。
中には必ず接地側と区別して使用する電気製品もあります。
プラグは電極の片方が幅広になっていて、コンセントに差し込む向きが決まっています。
そのとき、家の配線がきちんと接地側が左の幅広になっていない場合には、電気製品に悪影響を与えます。
コンセントといえば今年失敗しました。
Facebookの広告で見た製品。
超音波か何かで虫を追い払うという機器です。
私はクモが嫌いなので、早速購入してみました。
とろが開封してみると、プラグ形状がぜんぜん違います。下方の写真がそうです。
広告動画ではしっかり日本の家屋で使用しているところが写っていたので、プラグ形状も何種類かあるのでしょう。しかし購入時に形状を選ぶ画面もなく、その後、この業者を訴えようというチャンネルも立ち上がりました。
製品は中国から送られてきました。価格は2千円台でしたので、訴えたい気持ちもありましたが時間がもったいなく、変換アダプタを購入しようと思っています。
しかし、大体の形状はわかったものの、購入してもきちんと使えるのか、自信がなく躊躇しています。
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