2019年07月03日
コンビニ店員さん
私の中でコンビニは“誤った日本語の宝庫”という印象があります。
確か、
「1,000円からお預かりします。」
と初めて聞いたのは、私はコンビニだったと思います。
2000年頃だったと思います。
もちろん、これは誤りで、
「1,000円お預かりします。」
というのが本来です。
例えば500円の買い物をしたとしましょう。
1,000円お預かりすれば500円お返しして何の問題もないのですが、
「から」
を付けてしまうだけで、1,000円の中からいくら預けるの?
というニュアンスに聞こえてしまいます。
そして預けるんだったら、500円はいつか返ってくるの?
ここは銀行だったの?
そうも取れます。
その後、お釣りは
「500円お返しします。」
または
「500円のお返しです。」
です。
ここでも、
「500円のお返しになります。」
というように、なってしまうことがありますね。
ファミレスなんかでも
「スパゲティナポリタンになります。」
と、なってしまうように。
きっとこの、釣銭をお返ししますの流れだと思うのですが、レシートも
「レシートのお返しです。」
ん?
たぶんお金を頂くからレシートを返すイメージだろうと思いますが、レシートって返してもらうものではないです。
いまスマホでセブンイレブン アプリを使っています。
2018/11/11「スマホアプリにも踊らされ」に詳しく書いてあります。
簡単にいうと、このセブンイレブン アプリには「バッチ」があり、おにぎりのバッチであれば買った数がバッチに加算され、数によって→“銅”→“銀”→“金”→“プラチナ”へとグレードアップしていきます。
私はこれが楽しくて、会社までの通り道にあるローソンに寄らず、わざわざ遠回りしてまでセブンイレブンに寄ります。
そのセブンイレブン。
ある日、レジの女性が、
「レシートのお渡しです。」
そう言いました。
正しい日本語を使っていることに私はびっくりです。
これは是非、伝えなければならないと思いました。
しかし朝のコンビニはゆっくりしていられない感覚があります。
私は後日伝えようと、その女性を憶えようとしました。
ところがその後、「お渡しです。」というその人になかなか当たることがありません。
また、その人の特徴を憶えたつもりでしたが、体形で覚えようとしても、そのセブンイレブンには同じ体形の人が多くいるのです。ちょっとポッチャリ。
そして今朝、ようやくその人に当たることができました。
私は、
「あなたは正しい日本語を使えるのですね。」
そう称賛しました。
するとその店員さんは、
「今まで考えたことがない。」
と言います。
これは意外でした。
本当かなぁ、謙遜しているだけではないのかなぁ。
正しい日本語を使う人というのは、私はきっとその人の探求心が大きいからだろうと思ってきました。
でも店員さんの言うことが本当なら、興味深いところです。
敬語を遣うのを私はその人の“センス”だとも思っています。
私のようにこだわりを持ち、うるさい人間もいますが、考えずに正しく話せる人がいてもいい。
私は正しい日本語を聞くことができて嬉しいと伝えました。
という、うるさいおじさんの話です。^^;
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