コールセンターおじさんのブログ

　いまでも押入れにギターが2本、眠っています。

どちらも日本製のコピー製品です。当時はギブソンとかフェンダーの本家は手の届かない価格でした。
結婚を機に公私ともに忙しくなったことでギターを弾かなくなってからもう30年です。

通勤時には好きな音楽をスマホで聞いています。
シャッフルにして聞いているからどんな曲がかかるかわかりません。
また最近の曲は聞きたいと思えないので、聞いているのはもう30年近く昔のものが多い。

ジャンルはロック、フォーク、ジャズ、歌謡曲、クラシックまでと広くあります。
中にはヘヴィメタルもあります。ギターソロのある曲も多くあります。
思うのは、どのジャンルもギターソロを聞いていると、
「昔、弾いてたな。」
ということ。

なかりな割合でギターソロが聞こえると私、昔弾いていた。弾くことができたのです。
でも30年弾かないでいるともう、弾くことはできません。
もったいないと思ってしまいます。

また先日も書きましたが、
2019/05/31「JOLLY JIVE」
これは私にエレキギターを弾こうと決心させたアルバムです。
聞いていて刺激されないわけがありません。

しかし、
同時に、どうして弾かなくなったのかも考えます。
結婚と同時に事実上、解散になってしまったバンド。
みんなで合わせているときは楽しいんです。
でも練習というのは地味。

一人でギターを弾くのは、はた目から見れば「寂しい」のひと言でしょう。
ではまたバンドを組むのか。
たぶんメンバーを集めようとすればそれはできます。
でも今と昔の違いは、今はそれに充てられる時間などない。これです。

若い頃は時間に自由だったと思います。
今は、なんだろう、突発的なことがあり過ぎます。

今朝、仕事で家を出ようとしたとき、玄関のチャイムが。
ゆうぱっくでした。恩師から千葉名産の落花生。
丁寧にお手紙まで添えられていました。

それではお返事を書かなくては失礼でしょう。
自筆の手紙だから、返事だって自筆でしょう。
また、お返しだって買いに行かなければならない。

玄関のドアが壊れたら修理の手配もしなければならない。
同時にキッチンの混合栓、ハンドルも壊れたり。

その上、娘の結婚、息子の引っ越し。
息子は初めて一人住まいするので、ネットを引かなくてはならないし、パソコンも新調してあげたい。

なんだか「ウソ！？」って出来事が毎日なんです。
そんな中、バンドなんてできるわけがありません。
そんなことなら最初からギターなんて、また弾いてみようとは考えない方が身のためだと思うのです。