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2019年01月09日

灯り


 最近、帰宅時にバスに乗っていると“無灯火”の車が多くなったと思います。

必ず毎日一台は見る気がします。
昔の車だったらヘッドライトとスピードメーターなどの照明は連動していて、スピードメーターに目をやった時点で暗いと、

「あ、ライト点けてない。」
と気づきました。

その点、今の車はヘッドライトとは無関係にメーターはいつでも照明が点いているから、なかなか気が付かないのだと思います。
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そんなの言い訳ですけどね。

 バス停に着くと私はイヤホンで音楽を聞きます。朝も、帰りも。
バスの中からずっと聞いていて、朝は会社に着くまで、夜は家に着くまで聞いています。

両耳をふさいで歩くのはあまり良いことではないと思っています。
でも朝は面倒な仕事に就くギリギリまで聞いていたいし、夜はご苦労さんということで甘えてしまいます。

ただ、帰りに家までたどり着く前、道を一本横断しなくてはなりません。
車の往来はとても少ない道なのですが。

夜だから足元を見たまま、車のライトがなければそのまま渡ってしまいたいところですが、もしそこへ無灯火の車が来ていたらはねられてしまうかも知れません。
だから面倒でも振り向き確認するようにしています。

ヘッドライトも変わってきました。
ハロゲン → HID → LED → レーザー

昔はいつの間にか片方が切れ警察に止められ「今回は見逃してあげる」と恩着せられ面白くない思いもしました。(笑)
家の蛍光灯も今やLEDに変わってきています。
切れることがないから交換する必要もなく便利になりました。

風呂場や廊下など昔は白熱電球を使っていたのが今や同じ形をしたLEDに変わりました。
さらには需要が切り替わったため、価格も逆転し白熱電球が高くなってしまいました。
LEDに比べ白熱電球は、電気代も高く、切れるから交換が必要、さらに本体も高い。

何も良いことがなくなったようです。でもどうなんでしょう。
肉屋さんでは蛍光灯だと肉の新鮮さが失われて見えるからと、白熱電球が使われたことがあります。
LEDの光源は、蛍光灯に近い気がしますが。

 数えてみると、コールセンターへ勤めるようになってから今行っているビルが10ヵ所目になります。
もちろん新しいビルもあれば古いビルもありました。
新しい/古いの判断に、ビルの照明がLEDか蛍光灯かという区別があります。

蛍光灯のビルだったら古くなった蛍光管はやがてチカチカ点滅が始まり、ややもすると大抵、二人ペアで脚立を持って蛍光灯の交換にやってきます。
昔「ショムニ」ってドラマがありましたね。

また蛍光管のチカチカは視界にうるさく気になります。
LEDにすることで「ショムニ」も人員削減できるでしょう。
また、蛍光管も在庫を持っていなければなりませんよね。

大きいセンターだと一つのブースに300本くらい蛍光管が使われています。
大きなビルだとワンフロア―1,000本近く蛍光管が使われているのでしょう。
なるほど。だから知人の蛍光管を売る会社は儲けていたはずです。

だんだん進化して便利になってきた照明です。

しかし私はこんな時代に生まれた世代です。
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こんな風景も捨てられません。














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posted by CSおじさん at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 随想
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