2018年12月29日
灯油の配達(今年を振り返って)
今年も残すところあと2日。
今年を振り返ってみると、わりと不幸の多い一年でした。
東北で暮らす父の引っ越しを北海道から手配する必要があり休日も多忙。
五十肩で鈍痛続き。3月には転倒して骨折。
8月には家族間でよからぬ話題が持ち上がり、10月には父の死去。
父の死は早かったですよ。
前月まで電話でもあんなに元気でいたのに、入院したと聞いて10日後には他界しました。
年齢も年齢だったから仕方がないのでしょう。
でも長生きしたものです。
享年85歳でした。
「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」
という言葉があります。
その頃からすると、大きく変化したものです。
子供の頃に60歳と聞けば、もう“おじいちゃん”、“おばあちゃん”と思いました。
今ならまだ、これからですよね。
だって、年金だってまともにもらえない年齢です。
さて、今日は灯油を配達してもらいました。
だいたい冬期間は毎月一度、配達してもらいます。
北海道の暖房は、灯油が一般的です。
中には優雅に“薪ストーブ”や、工場などでは重油の廃油を燃料にしているところもあるようです。
なぜ灯油化かというと、コストを抑えるためです。
以前、電力会社の仕事をしていたとき、関西では冬場もエアコンという家が多いことを知りました。
北海道以外、夏はエアコンが欠かせないでしょう。
関東、関西、その他、暑い方面で夏場にエアコンは必需品。
でも冬場は長くないし、東北・北海道に比べるとそんなに寒くない。
であれば、短い冬のためにわざわざ壁に換気口を開け、灯油のストーブを買い、灯油のタンクも設置して、夏場は邪魔になるだけ。ならば、冬もそのままエアコンを使うという選択肢になるのでしょうね。
そのため、冬場の電気代は月に3~5万円という家が多かったと思います。
北海道で電気代が3~5万円というのは一般家庭だと考えられません。
その分、灯油代は我が家の場合、毎月1~2万円かかります。
マンションだと1万円、一軒家だと2万円でした。
灯油の配達話に戻ります。
北海道は灯油が一般的です。灯油はタンクに備蓄します。
タンクは主に二種類あり、90リットルタンクと490リットルのタンクです。
それぞれ、ストーブに直接パイプでつながっています。
90リットルのタンクは、あまりたくさん消費しないマンション向けで、大抵屋内にあります。
490リットルタンクは一軒家向けで、家の横に鎮座しています。
灯油の配達は、490リットルタンクの家のみという業者も多くあります。
今日、配達してくれた業者は少ない量でも配達してくれます。
それでも、60リットル以上という条件だそうです。
ほとんどの家が灯油ですから、冬場の業者さんはさぞ忙しいことなのでしょう。
灯油の単価は原油価格によって上下しますから、いま高値ですね。
世界の投資家たちの都合に影響を受けている私です。
8:2の割合ってあります。
世界で2割の人口が、8割の資産を持っている。
また、会社で2割のエリートが8割の売り上げを出しているなど。
お、
また話題が逸れてしまいそうです。
今日の灯油は1リットル93円でした。
今日は112リットル入れてもらいました。家のタンクは90リットルです。
しかし、ポータルファンヒーターを使っている部屋もあり、18リットルのポリ缶も二つあります。
93円 × 112リットルでだいたい10,400円。
もし、60リットルだったら5,580円。
それ以下なら採算が合わないのでしょう。
なので、60リットルに満たない配達を頼まれると、断るそうです。
もちろん、お客さんは、何リットル入るかなんてわからずに配達を頼むでしょう。
しかし、配達に来て90リットルタンクだった場合、仮に半分残っていたら、業者は断ると言います。
せっかく配達に到着したのだから、たとえ5,580円でも給油すれば?
という考えもあると思います。
確かにそこで入れてあげた方が一見、あとあと会社のためになりそうだと思うのですが、、、
しかし60リットル以下のお客様をたくさん持ってしまっては経費の下になってしまうはずです。
だから、そこで“前例”を作ることはできないのでしょうね。
もし仮に、「今回だけ。」と言っても、また繰り返すでしょう。
これもお客様のモラル、或いは相手(業者)の立場に立って考えていない証です。
また今日、神棚を掃除しました。
年一回の掃除です。また注連縄(しめなわ)も取り換えます。
喪中ではありますが、神道の50日祭(忌中)は終わっているので注連縄も、初詣もOKです。
今日は29日。
“にじゅうく”は“二重苦”という例えもあります。
でも昨日まで仕事だったから仕方がありません。そこは許してもらいます。
明日から二泊で妻の実家へ行ってきます。
いつもより記事が短くなるでしょう。
または書けないかも知れません。
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