2018年12月20日
鏡!
困ったもので、私は外を歩くとき自分の前へ真っすぐに歩きたいので。
雑踏の中でもあまり人をよけることなく、人によけさせるというイヤな奴なんです。私は。
それでもだんだんと、私だってよけて歩くようになってきました。
真っすぐに歩いて感じるのは、ぶつかるのはまず女性だということ。
女性蔑視ではないのです。
ただ通勤でも外に出ると、無礼だと感じることがよくあります。
例えば人の目の前を横切ったり、人の歩いている前に割って入ってきたリ。
なぜ女性が多いのか、仮説を立ててみました。
それは、先ほどのように歩いて人とすれ違うときにぶつかること、女性は多いんじゃないかと思うんです。
だから自分からよけようとしない人が比較的に多い。
ぶつかっても、雑踏の中だから仕方がないと割り切っているのではないでしょうか。
これがもし男性同士だったら、、
すれ違いざま振り返り
「なんだ?コラ!」
とケンカに発展する恐れが大きいと思います。
ぶつかることで二次被害的にケガをする。
その前に余計なケンカは誰だってしたくはないでしょう。
でも最終的には身の危険を感じ、男性はまずぶつからないのだと思います。
さて、道を歩いていて真っすぐに歩くことを阻害するのは他にもあります。
それは車。
交差点で狭い通りから広い通りに出ようとしている車です。
信号のない交差点でよくあることです。
狭い通りから一時停止して広い通りに出る際、交差点ギリギリ手前で止まります。
もちろん、その方が見通しが良いからです。
しかし交差点ギリギリで止まっている車は、歩道を歩く人間からすると、いま歩いている歩道と、その先の歩道をふさいでいるようにしか見えません。
そんなとき、多くの人は車の後ろを迂回していきます。
でもあくまで真っすぐに歩きたい私は、車によけさせられるのも嫌いです。
大概はいやいや迂回する私ですが、気分によっては車がいなくなるまでそこで立ち止まることがあります。
車の運転手からすれば、いかにも邪魔だと言われているようで不快なはず。
ときによっては危険な空気を感じることもあります。
さっき仕事帰り、気分的に車の横に立ち止まりました。
行く手の信号機はいま赤になったばかり。
急ぐ必要はまったくありません。
私はタバコを取り出し、マナー違反とは思いながら火を点けました。
すると、その車は広い通りに左折することを一旦あきらめ、なんと私の前でバックしたのです。
そして歩道の幅まるまる、道を空けてくれました。
そうなると、今度はこっちが悪いことをした気持ちでいっぱいになります。
私は手で申し訳ないというジェスチャーをして車の前を横切りました。
見ると50代後半から60代にかかるかという男性。
これぞドライバーの“鏡”と思いました。
Delight(でぃらいと)!
人を嬉しくさせる運転です。
今度、逆の立場になったときに私もやってみようと思います。
失礼な行為は連鎖します。でも嬉しいことも連鎖したらいいなと思っています。
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