2018年02月27日
特許と商標登録(1/2)
写真は先日、100円ショップで何げなく買ってきた計量カップです。
見ると手前のラベルに「PAT.」と書いてあります。
言うまでもなく、PAT.とは「Patent」= 「特許」のことですね。
今更ながら「特許」とは、発明やアイディアを登録し、国が一定期間、その発明者に独占的に使用できる特許権を与えるものです。
発明者以外がその発明を使用する場合には発明者に対して特許使用料を支払います。
2018/1/13「コピー機」
に書いた、コピーの原理はゼロックス社の特許であり、国内のR社はゼロックス社に特許使用料を払いコピー機を製造販売しています。
ただし、キャノン社は独自のコピー技術を開発し、独自に製造販売をしています。
話は戻ります。
写真の計量器はただの筒状でなく、前面に傾斜があります。
その傾斜に目盛りを付けることで横から覗き込まなくても上から計れるようになっています。
きっとこれが特許なのでしょう。
特許権を取得すると、誰かが製品化すれば特許料が入ってくるので、作家やシンガーソングライターでいう「印税」のように、ひたすらおいしいものだと思います。
昔、特許の話になると必ず出てきたのは
・フロ場の石鹸入れの下に、水が貯まらないように穴を開けただけで特許
・ヤカンのフタに蒸気が抜ける穴を開けたら特許
など。
最近では、
・犬の糞を持って帰るペーパースコップ
・かかとをなくした健康スリッパ
・固定電話の受話器を取るとテレビがミュートになる装置
・電流爆破用リング(プロレスラーの大仁田厚さんが考案した、電流が流れるプロレスリング)
などがあるそうです。(株式会社イニシャルサイトより引用)
ただし、電流爆破用リングの特許使用料で儲けることは難しいでしょうね。
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