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2017年11月05日

自業自得

ご無沙汰してしまいました。
申し訳ありません。

どうも肝臓の調子が好くないようです。
昔は「肝臓に毛が生えている」とか医師にも太鼓判を押された私の肝臓ですが、歳のせいなのか、不摂生がたたったのか、きっと両方でしょう。

10代から始めた寝酒は缶ビールから。
続いて低価格の焼酎になり、720mlの瓶から4リットルのペットボトルへ。
30代でMRIを無料で受ける機会があり、脳の萎縮を指摘され、40代で記憶力が危機的な状況まで陥り、そしてウイスキーの4リットルペットボトルへ。

酒の相性ってあると思います。
相性より先に酒それぞれの特徴もあるでしょう。
聞いたところだと、焼酎は記憶障害につながるところが一般にあるようです。

私の場合、特に強く、焼酎の深酒では悪い思い出が多々あります。
ビールは飲み続けると喉が渇くとか、あまり好きな方ではありませんでしたが、飲む機会が多いので今は一番たくさん飲んでいると思います。

相性が良いのはウイスキーです。
まだ若い頃には空きっ腹にビールで乾杯すると、キューっと胃袋にしみわたり、すぐに酔いがまわりました。
酔っていはいけないと、ウイスキーに切り替えると、やがて酔いは醒め、何時まででも飲める状況になりました。

でも今は行きつけのスナックでもない限りワンショットのウイスキーでは高く上がります。また飲み放題のウイスキーの水割りは薄いか濃すぎるかのどちらかで、しかもタンブラーはだいたい小さい。お代わりばかりで飲んでいる気がしません。かといって酒豪ではない私にとってロックは自滅に至ります。
ちびちび飲めば良いのかも知れません。でも私のペースでちびちび行けるのは冷の日本酒くらい。

それでも自分のペースを保ちさえすれば、限界などなかったはず。
それが最近では2時間の飲み放題でもかなり効いてしまいます。

昔から寝酒をしていた私は30代の頃、アルコール性肝肥大と診断されたことがありました。
その後、肝炎と診断された時期もあり、この先、恐ろしいのは肝硬変です。

そこは一定のラインを設けて、
「昼から飲まなければ大丈夫。」
そう思っていました。
あくまでそれは正解だったと思います。

でも、最近ではそれも崩れてきました。
まだ肝硬変と診断されたわけではありません。
しかし、肝臓の線維化が始まっているとか。これは肝硬変の手前だそうです。

何しろ疲れやすくなりました。そして睡眠時間も余計に必要です。
遅くまで起きていたら、翌朝いつもの時間に起きることができません。
さらには眠れなくなる日が多くなってきました。

今までなら睡眠時間の拘束さえなければ、オールナイトで楽しめたはずのアルコールが、途中で限界を迎えてしまう。これはかなりショックなことです。
例えるなら、フルマラソンの選手がゴールできなくなるんです。

風邪や腹痛なら、治れば元通りですが、肝臓はそうもいかないようですね。
一生、この体と仲良く付き合っていかなくてはなりません。




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