2017年10月19日
少年
今日、バスに乗ったときのことです。
小学生の男の子が三人で乗っていました。
一人は背が高く、二人は同じくらい。
小さな二人は空いている席に座ったり立ったりしています。
きっと自分たちは子供だから、大人たちを差し置いて座ることに腰が引けていたのでしょう。
まだ小さいので、一人座席に二人座れるんです。
子供たちが立っても、席は子供らが囲んでいるので、誰も座ろうとはしません。
だったら座ればいいのに。
小学生とはいえ、運賃は半額払うはず。
なら、一人分の座席に二人座っても何ら問題ありません。
半額の敬老パスでドンと座っている老人に比べれば可愛いものです。
それでも引けている子供たち。
大人が優先という教育を受けているからか。
子供たちは私と同じバス停で降りていきました。
今日は平日。午前中からどこへ行こうというのか。
バスを降りると、子供たちは西の方角へ一目散に走っていきました。
その後ろ姿にふと、幼い自分が重なってしまいました。
自分も昔はこうだったんだって。
武田鉄矢さんが率いる海援隊の歌に「贈る言葉」があります。
その中で、
信じられぬと嘆くよりも
人を信じて傷つく方が良い
という歌詞があります。
昔は同感だったのに、いつから違ってしまったのだろう。
同じく海援隊に、「思えば遠くへ来たもんだ」というタイトルの歌があります。
確かに時間も場所も遠くに来てしまいました。
布施明さんの「落葉が雪に」という歌があります。歌詞に、
どうして僕は
ここにいるのだろう
というのがあります。
幼いころには想像もつかなかったこの地で、体も衰え始め、仕事で少しのストレスを溜め、私は何をしているんだろう?
走っていく少年たちを見たあとに、そんなことを考えてしまいました。
小学生の男の子が三人で乗っていました。
一人は背が高く、二人は同じくらい。
小さな二人は空いている席に座ったり立ったりしています。
きっと自分たちは子供だから、大人たちを差し置いて座ることに腰が引けていたのでしょう。
まだ小さいので、一人座席に二人座れるんです。
子供たちが立っても、席は子供らが囲んでいるので、誰も座ろうとはしません。
だったら座ればいいのに。
小学生とはいえ、運賃は半額払うはず。
なら、一人分の座席に二人座っても何ら問題ありません。
半額の敬老パスでドンと座っている老人に比べれば可愛いものです。
それでも引けている子供たち。
大人が優先という教育を受けているからか。
子供たちは私と同じバス停で降りていきました。
今日は平日。午前中からどこへ行こうというのか。
バスを降りると、子供たちは西の方角へ一目散に走っていきました。
その後ろ姿にふと、幼い自分が重なってしまいました。
自分も昔はこうだったんだって。
武田鉄矢さんが率いる海援隊の歌に「贈る言葉」があります。
その中で、
信じられぬと嘆くよりも
人を信じて傷つく方が良い
という歌詞があります。
昔は同感だったのに、いつから違ってしまったのだろう。
同じく海援隊に、「思えば遠くへ来たもんだ」というタイトルの歌があります。
確かに時間も場所も遠くに来てしまいました。
布施明さんの「落葉が雪に」という歌があります。歌詞に、
どうして僕は
ここにいるのだろう
というのがあります。
幼いころには想像もつかなかったこの地で、体も衰え始め、仕事で少しのストレスを溜め、私は何をしているんだろう?
走っていく少年たちを見たあとに、そんなことを考えてしまいました。
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