コールセンターおじさんのブログ

BBSっていうと、さまざまありますね。

車のホイールとか、Big Brothers and Sisters Movement のボランティアも。
ここでは、Bulletin Board System、電子掲示板のことです。

最近ではツイッターやFacebook、インスタグラムなどが台頭し、あまりメジャーではなくなりました。
しかし現在でもテーマごとに、いろいろあるようですね。

今日は受信業務のことです。
私が初めてコールセンターで仕事をするようになったのは受信業務です。

発信でも受信でもクレームは避けて通れないもの。
ですが受信業務が圧倒的に多いでしょう。

コールセンター内で、
「あの人はよくクレームを引くね。」
という会話がありますが、大抵の場合そうではなく、その人がクレームにしてしまうのです。
当人だって、まさか悪意があってのことではないでしょうが、要領が悪いのですね。

中にはあります。
電話を取った途端に叫びまくる人。
要求が通らないと、テメェ！、コラなめてんのか〜！と、すごんで来る人。
これらはしょうがないです。不運と諦めるしかない。

でも私、初めの頃は要領が悪かったんです。
まともに取り合ってしまった。

大手通信プロバイダにいた頃。
技術サポート、テクニカルで頑張っていました。
テクニカルですから、インターネットにつながらないなどのサポートをします。

電話越しにお客様の画面を想像して、ここをクリックしてとか何だとか。
通信設定やメール設定が主なもの。
ルーターの設定はメーカーごとに異なるため、メーカーに誘導というのがセオリーでした。

あるとき、お客様は何を思ったのか、パソコン一式を買ってきて、パソコンの初期設定、プリンターの接続、セットアップ。それらすべてを電話で教えてという。

おいおい、ここはプロバイダー。
初期設定は買ったところに聞いてちょうだいと。

今はどうなんでしょう。別料金を払ってでも、プロバイダでサポートしているのかも知れません。

でも当時はプロバイダーの範疇を超えていた。
しかも電話はフリーダイヤル。
お客様に、たくらみはあったかどうかわかりませんが、私あっけにとられて
それはできません。と、まっこうから断ってしまいました。
そのことでクレームになったのです。

と、
そんなこともあったなと、思い出させてくれた。
それがBBSでした。

もともといわくつきの電話サポートってよくあります。
対応が悪いとか、待たされるとか。
そんな電話サポートはBBSで取り上げられます。

そこを退職してから、BBSを見つけて読んでいました。
ブース内部の人間からも書き込みがあったので、これはアイツのことだな？
とか、思いながら読んでいたとき、
私と同じ苗字を見つけました。

読んでいくと、私と同じ苗字の人間を攻撃しています。その内容が、まさに思い出させてくれた内容でした。
ということは、これ、俺のことだ！

お客様には申し訳ないですが、笑ってしまいました。
ただ、その苗字は漢字ではなく、カタカナでした。電話のやりとりですから。