コールセンターおじさんのブログ

　私は19歳のとき、保険代理店の資格を取得し、祖父がやっていた代理店を手伝うことで保険業を始めました。副業としてです。

以来ずっと、自分の自動車保険は自分で管理していたんです。41歳のとき札幌に転居し、会社勤めをしようと保険代理店をやめたあとも、ネット通販で保険に入っていたから他人を介することなく実質、自分で管理していたようなものでした。

ですがこのたび車を買い替えるにあたって、行きつけのガソリンスタンドで車を購入することにしたため、保険もそちらに切り替えることにしました。ガソリンスタンドの強い勧めもあって。
とにかく保険業界は昔から顧客の拡大に必死です。生保、損保にかかわらず。

　もちろんですが、等級はそのまま引き継ぐ必要があります。
一般に車両を入れ替えて保険を乗り換えることになれば、新しい車が納車されて、新しい車の登録番号で次の保険を開始することになりますね。

ですが私はまだ車の納車がいつになるのか決まっていません。そしてすでに車を手放してしまっています。
通常、等級を引き継げる間は一週間までと決まっています。でも、とても間に合いそうにありません。

そこで中断という手続きを取ることにしました。
ガソリンスタンドでも中断証明書が欲しいと言ってきます。

中断とは車を手放した。廃車にした。海外へ移住することにした等の理由で保険を継続することができなくなったとき、等級を凍結しておくことができる制度です。

で、元の保険会社に連絡し、中断したいことを告げると、
車を譲渡したのはいつか？
など聞かれました。

「あれ？いつだったっけ？」
と思いましたけど、スマホの写真を見たら、譲渡先の中古車屋まで乗っていく朝、最後に車を撮影していました。タイムスタンプは4月17日でした。

保険は6月20日で解約しています。ネットで解約しました。そのとき、解約と同時に中断するつもりだったので中断証明書も取ろうと思ったのですが、、
ネットでは中断証明書を直接取るのではなく、中断証明書の申請用紙の発行を申請するとなっていました。

とにかく、保険証券のコピーと、解約を受理した書類をガソリンスタンドに提出することで等級を引き継ぐことはできました。
等級そのままだったら60％割引。もし、等級を引き継ぐことができなければ10％割引から。
その差は大きすぎます。

また、中断は電話で簡単にできることがわかりました。

　大変だったのは、ガソリンスタンドでは中断証明書が欲しいといいます。
でもまだ中断証明書の申請用紙も届いていません。電話で中断証明書の発行は手配できたのですが、納車の日にちが決まり、もう迫ってきています。

ガソリンスタンドには旧証券のコピーを提出していたので、解約証明書だけがあれば良いとなりました。
6月20日に解約し、解約証明書が6月22日に発送されていることを電話で確認し、配達を待つしかありません。

終わってみれば、解約証明書は6月25日に届き、保険の手続きは終了。
はじめからこうなることがわかっていれば、何てことのない出来事です。が、その最中にいた私とガソリンスタンドの所長にとっては息もつけない瞬間・瞬間がありました。