2023年06月03日
玉子
相変わらず北海道内では玉子が手に入らない状態が続いています。
スーパーに行っても、いつもなら玉子が山積みされているコーナーはガランと何も置いてありません。
その昔、私がまだ子供の頃、私が贅沢品だと感じたモノたちがいくつかあります。
それは
・ティッシュペーパー
・バナナ
・玉子
でした。
ティッシュペーパーなんて、今ではスーパーの売り出しで目玉商品になることも多々あります。
ですが私にとってティッシュペーパーは発売された当時の高いものだという印象がいまだに消えることがなく、まだ子育てをしていた当時、子供たちがティッシュペーパーを箱からシュッシュシュと何の躊躇もなく引っ張り出しているさまを見ると、
「もったいない!」
そう感じました。
昔の、特にティッシュペーパーが発売された頃の高級感というのは、今でもなかなかぬぐえないものなんですね。
バナナ。
「バナナはおやつになるんですか?」
この言葉に反応する世代って、今ではどれだけいるのでしょう?
これは、私がまだ小学生のとき、遠足で“おやつの金額制限”というのがあった世相です。
遠足に持っていけるのはお弁当とおやつ。
弁当に金額制限はありませんでしたが、おやつには300円までとか、金額の上限が定められていたんです。
私は幼いながらに、家庭間の貧富の差を緩和させるための施策なんだと感じていました。
バナナを持ってこれるのは、まだ裕福な家庭。おやつの時間にその中身で貧富の差が生じることで生徒たちに不公平感を感じさせないためだと思っていました。
玉子だって当時はまだ贅沢品だったことを何となくですが憶えています。
それが今ではスーパーだと10個入りで200円を切るくらいで売っています。ひとつ20円弱です。
それでたんぱく質も摂取できるし、様々な料理方法がある。良い食材です。
それが今、北海道では養鶏場のニワトリのうち、8割が鳥インフルエンザの疑いで殺処分されてしまったことで、玉子が手に入らない状態が続いています。もう2週間くらいになったでしょうか。
コンビニでは加工卵はまだ置いてあります。しかし料理には使えません。
なのに料理のレシピ動画では相変わらず玉子が当たり前に出てくるから、不公平感もあります。
理由こそ違いますが、私にとっては昔も今も、玉子が贅沢品というイメージがぬぐえません。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12015923
この記事へのトラックバック