2020年08月08日
ラジオ体操
小学校中学校とよく踊らされました。
踊る?
あれだけ何度も何度も踊らされたらもう一生忘れないと思っていたのに、忘れるものですね。
30歳を過ぎた頃、団地に住んでいました。団地は町内会と呼ばず、自治会といわれていました。
自治会では夏休みになると、交代でラジオ体操の当番が順に回ってきました。
当番になると朝、ラジカセを用意してラジオ体操を流し、子供たちが持ってくるハガキにシールを貼ってあげます。
翌日が私の当番の日、夜に自治会の役員会がありました。それがたまたま土曜日で、役員会が終わったあとは飲み会になるのが慣例化していました。どこから頂いたのか、自治会には常に日本酒のストックがあり、あの日の夜も日本酒をチビチビとやったんです。
自治会というのは世間一般と違い、比較的に若者たちの多い集まりでした。
もうなくなりましたけど、雇用促進住宅です。これは雇用保険の被保険者を対象に、例えば急な転勤で住居に困った場合などの仮住まい的なものとして、原則として最長2年間、住むことのできる団地です。
そのため人の出入りが多く、入居する人たちも若くなる傾向がありました。
自治会の会長は私より6つ年上で、当時まだ30代でした。
年が近いことから会長とは話題が合って、飲み会はいつの間にか私と会長の二人だけ残って飲んでいることが多くありました。
会長の口癖は
「だけんどもよぉ、だけんどもよぉ〇〇ちゃん(私)よお。」
あの日は日本酒でチビチビやっているうち、外が明るくなっていました。
4時頃だったでしょう。
「ここまで飲んだら、6時半まで飲んでしまおう!」
と、ラジオ体操まで飲むことにしたのです。
6時半になり、子供たちがチラホラ集まってきます。チラホラとです。
いま、まだそういう形式のラジオ体操ってやっているんでしょうか。
そして私も子供たちと一緒にラジオ体操を踊ります。
第一はいいんですけど、第二はところどころ忘れていました。
今朝テレビで見ました。いま「方言ラジオ体操」って、ちょっとした話題なんだそうですね。
中でも「佐賀弁ラジオ体操(第一)」の人気が高いそうです。
これはラジオ体操第二です。
(YouTube:佐賀市シティプロモーション室)
世界初!360度見える「佐賀弁ラジオ体操第二」
「世界初!360度見える」なんて言われても困っちゃう。
ところでラジオ体操第二というと、女の子はイヤがっていましたね。恥ずかしいって。
第二が始まって間もなく、元気モリモリポーズというか、両手で力こぶを作る動作があります。
また同時に、足はガニ股になるんですね。その動きがイヤだったのでしょう。「変顔」ならぬ「変ポーズ」。
そしてその後、動画でいうと33秒のところから、旋律が映画(アニメ)「火垂るの墓」の挿入曲とそっくりになります。もちろんラジオ体操の方が歴史だってずっとずっと、古いでしょう。
「火垂るの墓」を見たとき、あれ?って思いました。
今のラジオ体操第一は1951年制定で3代目だそうです。第二は1952年制定で3代目。
第三までありますが、旋律も憶えていないし、踊ることだってできません。
余談ですが若い頃、XEROX社の研修を約1ヶ月、受講したことがありました。
研修中はずっと、毎朝XEROX体操です。XEROX体操の旋律はビートルズの“LET IT BE”。
その後、結婚して子供ができて「ひらけ!ポンキッキ」を見せていたとき、ある歌の映像に見覚えのある体操が映っていました。ラジオ体操とは違う動き、あのネクタイの色は、、XEROX体操に違いありません。(笑)
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