明日は亡き母の海洋散骨です。小樽へ行ってきます。
明後日が命日。仏教だったら1周忌、私の家は神道なので1年祭です。
明後日というのは死亡診断書が7月27日死亡となっているから。誤嚥(ごえん)による窒息死。
でも細かい話、誤嚥をしたのは26日の夕食。そのとき一度、心肺停止。心臓マッサージで再び鼓動しましたが、意識が戻ることはなかったので実際の命日は明日ではないかと思っています。
本来、1年祭であれば大きな法事です。
でも少人数で海洋散骨だから、形式的なことは考えていません。
また母の兄妹は誰も残っていません。父方の親戚は皆高齢。
なので子供たちと、同じ札幌に住む母方の従兄夫婦にだけ声掛けをしました。
もっといえば、母はソーシャルスタイルだと私と同じアナリティカルです。
ところが父方の親戚は父を含め、エクスプレッシブが多い家系なのです。
アナリティカルとエクスプレッシブは対角線上であり相性はよくない。
ソーシャルスタイルを知らなければ考えなかったことでしょうが、母が父方の親戚たちといまいち、しっくりいかないように感じたのは、ソーシャルスタイルで相性が良くなかったからだと今は思います。
海洋散骨は54人乗りのクルーザー貸し切りで50人まで参加することができます。
私たち夫婦と娘、息子。そして従兄夫婦。計6人。娘の夫は仕事のため参加できません。
一人でも50人でも海洋散骨をする会社へ払う料金は変わらないので従兄夫婦はご招待です。
ただ、招待されて命日ともあれば、お金を包んで下さることが考えられます。
海洋散骨で出航するのが12時。終わって帰航するのが13時過ぎの予定なので、ちょうど昼食時間です。
だから帰航後の時間に合わせて昼食の会場をセッティングしてありますけど、もしお金を包んでくるのだとしたら、何か形でお返しをしなければなりません。
初めは後日、カタログギフトでと考えていました。
すると知人が、
「お菓子を用意しておいて、お金をいただいたらその場で、若しくは帰航後に渡すのが良い。」
と。なるほど。私はそのあたりのことに疎い。
54人乗りのクルーザーは全長が20mあります。でも波には弱いのだとか。
確かに、散骨するときには船を停泊させるでしょう。ちょっとした風でも中止だそうです。
でも、ひと月以上前から日時は予約しています。決行か欠航かは前日の今日、連絡がくる予定でした。
もし欠航であれば、散骨は延期されます。延期になれば、皆の予定を考慮して改めて日程を決めなければなりません。すると、お返しに用意するお菓子には賞味期限があるので、連絡が来てから用意する必要がありました。連絡は今日の夕方と聞いていました。でも天気予報だと明日、小樽の風速は1mです。
連絡が来たのは14:30頃。早めにお菓子を買いに行くことができました。
で、お菓子です。
お金をいただくとして、それが出航前なら従兄の車に。後なら私の車に積んだままになってしまいます。
明日の予報は曇りです。でも車内は高温になってしまいます。
あまり気温の影響を受けなさそうな、常温保存のカステラが良いと思いました。
北海道では有名な「もりもと」へ買いに行きます。今のカステラは、ただ一本まんまでなく、切れ目が入っているそうですが、できれば切ったサイズで一つひとつ包装されている方が良い。
また一本まんまのものは一本1,500円。サイズも小さいです。オーソドックスなものと抹茶味とそれぞれ買うと3,000円。昼食だってご馳走します。夫婦へ。もしお金を包んで下さるとして、でもそれってどうなの?
一つひとつ包装されているのは、ひとつ150円。10個で1本分だといいます。
まてよ?
60歳を過ぎている夫婦がオーソドックスなのと抹茶味のと、それぞれ10個ずつも食べるのかなあ?
7個ずつにして、箱代が別で300円。でも『コロナウイルスのため、外出しづらいのに、買いに来てくれてありがとう』という10%割引もあり、2,190円でした。3,000円とでは1,000円も違いませんが、なんか許せる感じ。それに一つひとつが包装されているから別売の箱も、かさが大きなものになります。
あとは車中に置いておく際に、手提げ袋に入れておくための保冷剤を二つ、サービスしてくれました。
「もりもと」は一昨日、叔父の家に行くときにも手土産にゼリーを買っていきました。が、接客がとても丁寧なんです。お客様第一といったように。とても良い買い物をした気持ちになります。
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