アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2020年07月20日

吹奏楽部A


 小学生のとき、音楽が苦手な私でした。1970年代後半、中学校へ入学して吹奏楽部へ。

楽器も何も知らないで入部させられた私。
吹奏楽といえば「吹く」のですから、管楽器が中心です。
その点、オーケストラはバイオリンなどの弦楽器が主になって演奏します。

管楽器は木管楽器と金管楽器に分けられます。
木管楽器で有名なのはクラリネット、サックス、オーボエ、フルート、ピッコロなど。
1445943_s.jpg

金管楽器だとトランペット、トロンボーン、ホルン、チューバなど。
603405_s.jpg

ところで疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
クラリネットは本体が木製です。木管楽器で疑いようがありません。
でもサックス、サキソフォンは金属でできています。なのになぜ木管なのか。
1464877_s.jpg

音の出し方です。
木管楽器はマウスピースをくわえて音を出します。
木管楽器のマウスピースにはリードといって、竹を削りだした薄い板が付いています。
1853561_s.jpg
木管楽器はリードを振るわせることで空気が振動し、それが楽器の管を通り音になって出てきます。
ではフルートは?

フルートにリードはありません。おまけに金属製です。
木管と金管を分けるのは音の出し方に変わりないのですが、金管以外を木管と呼ぶようです。

では金管楽器はどのように音を出しているのか。
唇の振動です。

金管楽器はただの管です。
リコーダーのように息を吹き込んでも「フ―」としかいいません。
金管楽器にもマウスピースはあります。しかしくわえるのではなくて、閉じた唇にあてがうのです。
220px-Mouthpiece_horn.jpg
金管のマウスピースは円形ですから、円の内側、唇の中心近くは自由になっています。
空気を吐き出すとき、唇の中心を「ブー」と振るわせるのです。
もちろん、初めから上手くはできません。

朝、皆より早く登校して朝練習をします。
担当する楽器は主に女子が木管楽器、男子が金管楽器でした。
また体格によって、大きな体の子は大きな楽器といった傾向がありました。
私はトランペットでした。

初めはこの唇の振動(バジング)だけを練習させられました。
楽器はもちろん、マウスピースも使わせてもらえません。
紙を細く切った切れ端を口の前に垂らしてただ、ブーっとやるだけの練習がしばらく続きました。

土曜日は午前中が授業。弁当を食べてから夕方まで練習。日曜も弁当持ちで練習でした。









【このカテゴリーの最新記事】
posted by CSおじさん at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 随想
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント: 必須項目

認証コード: 必須項目

※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10049889

この記事へのトラックバック
検索
■お知らせ■
サブチャンネル:
今日のうたつくりました。

215.gif
最新記事
<< 2024年09月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
カテゴリーアーカイブ
タグクラウド
プロフィール
CSおじさんさんの画像
CSおじさん
コールセンターに勤務することになって13年目になりました。 日頃考えていることを綴ってまいります。
Mail
ファン
写真ギャラリー
最新コメント
トラップ2件(後編) by ワイルド少年おやじ (11/19)
JFK by CCおじさん (03/16)
映画「恋人たちの時刻」 by CCおじさん (01/01)
映画「恋人たちの時刻」 by 京平 (12/31)
162日ぶりの仕事 by CSおじさん (11/04)
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。