2020年07月12日
野党
先日Facebookである記事を見かけました。
それによると、何にでも反対する山里亮太くんに、中居正広くんが「野党だね!」と評したとか。
我が家にもひとり、野党がいます。
後日、亡母の海洋散骨をすることになっています。
晩婚だった母は甥っ子たち = 私の従兄を随分と可愛がっていたようでした。
従兄たちにとっても母は思い出の存在だったのでしょう。
海洋散骨はクルーザーを借り切って行います。クルーザーは50人乗り。50名になるまで招待できるのですが、私の家族と、同じ札幌に住む従兄夫婦にとどめました。
母にとってみれば自然に還りたいだけ。
きっと、そんな形式ばったことは考えていなかったと思います。
しかし従兄夫婦に声掛けしてもしなくても、海洋散骨自体にかかる金額は変わりません。
そうすると呼ばれた従兄夫婦にとっては「ご招待」です。
まして母の命日です。どうしても“法事”のようになってしまいます。
すると、お金を包んでくることが大いに考えられます。
また札幌に海はありませんから近くの海、小樽で散骨します。
クルーザーは小樽運河を出航。出航時間は朝の9時か昼の12時しかありません。
朝9時では早すぎるでしょうから、昼で予約しました。散骨時間は往復1時間30分と聞いています。
札幌・小樽間は車でおおよそ1時間です。
12時から1時間30分後、帰航したときには13:30です。
お金を包んでくる前提で考えた場合、何かお返しを用意しておき、お渡しして現地解散で良いのかも知れません。多人数であれば。
それではせっかく小樽までご足労頂いた従兄夫婦にに報いてない気がしてしまいます。
それと帰航予定の13:30は、もうすでに遅いランチタイムです。
そこで帰航後、一緒に軽く昼食を摂ってとお誘いしました。
もちろんお金を包んで欲しいわけではありませんが、想定しておかなければなりません。
今、昼食を摂る店を探しているところです。
もちろん、コロナ禍で休業している店舗もあります。
痛いのはネットで検索すると出てくる店は「運河食堂」ばかり。
「運河食堂」はコロナウイルスの影響で休業中です。
さらにランチのラストオーダーが14:00という店が多いですね。
13:30帰航というのは、あくまで予定でしょうから、それから車での移動も考えると14:00では間に合わないかも知れません。駐車場がないところも困ります。
また下船後です。
誰かが船酔いするのを考えるとバイキングが良いでしょう。
しかし、それもコロナ禍でバイキングはどこもやっていないようですね。
そうしているうち、ジンギスカンの店がチラチラあるのが目についてきます。
「これ、ありかも。」
後ろ盾が欲しいのと、それから酔いに弱そうな娘にLINEで聞くと、
「いいと思う」
よっしゃ!
ここまでたどり着くのに2時間くらいかかったでしょうか。
その後、妻が仕事から帰ってきました。
「ジンギスカンで良いか?」
聞くと、
「回転寿司で良いんじゃないの?」
回転寿司なら呼ばれた側は遠慮してあまり食べないでしょう。
ジンギスカンなら食べ放題、他の料理なら一品とかコースにしておかなければ。
そこまでも考えていない、いわゆる“外野”なのです。
今日もありました。
妻が息子のところへ行くというので、ことづけを頼むと、まず否定してきます。
私は何かを決める場合、独断で決めることをせず必ず
「こうしたいけど良いか?」
そう確認することにしてきました。
でもここ1〜2年くらいでしょうか。そうなったのは。
絶対に「はい」と言わずに、「いや」で始まります。
そして私が正当な理由で押し通すのが続いています。
昔、一人いました。
「はい。そうしよう。」
といわずに、
「いや。そうしよう。」
というヤツが。
どっちにせよ「そうしよう」となるなら、最初から「はい」と言えば良いのに。
言っていることが「野党」なんです。まず反対する。
では、対案を持っているかといえば何も持っていない。
そもそも小樽といえば漁業の街。
小樽で昼食と検索した時点で出てくるのは寿司屋が多い。
回転寿司は避けておいても、少しよさげな寿司屋にすれば何の問題もないのに。
でも回らない寿司屋にしてしまうと、刺身を食べられない人がいるから、そもそもこんなに困ったのに。
その刺身を食べられない人というのも、我が家の野党。
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