Cosmos

公開１週間前シネマが面白そうだったのでメモりました。



かみついた人間をヤクザに変えてしまう

ヤクザ・ヴァンパイアが大暴れ

そんな奇想天外なストーリーのアクション映画。

先月行われた第68回カンヌ国際映画祭にも

正式招待されたこの作品。

ヤクザ・ヴァンパイア　VS　謎の殺し屋集団の

戦いが描かれています。

ヴァンパイアのヤクザだけでも奇想天外なのに

さらに殺し屋たちも奇想天外で

オタク姿の外国人にカッパの殺し屋、

そして世界最強の殺し屋はなぜかカエル。

実はこのカエル、あの大人気なゆるキャラと

世界的アクションスターをヒントに生まれました。



舞台はさびれた商店街。

街の人から慕われる人情派の親分・神浦（リリー・フランキー）。

そんな神浦に憧れてヤクザになったのが主人公・影山。

しかし、謎の殺し屋が現れ、親分は殺されてしまいます。

実はヤクザ・ヴァンパイアだった親分。

死の間際に影山にかみつき、

影山もヤクザ・ヴァンパイアになってしまいます。

そして親分のカタキをとるべく、

謎の殺し屋たちと死闘を繰り広げるのです。

主人公の影山を演じたのは市原隼人さん、

そしてメガホンをとったのは三池崇史監督です。



この映画はストーリーがとにかく奇想天外。

ヤクザ・ヴァンパイアにかまれた人は

みんなヤクザになってしまいます。

平凡な主婦のヤクザに看護師のヤクザ、

さらに女子高校生もヤクザになってしまいます。

ついには商店街の人、みんなヤクザになってしまいます。

このヤクザ・ヴァンパイアの最大の敵はKAERUくん。

なんとカエルの着ぐるみを着たキャラクターなのです。

しかし、そのアクションは着ぐるみとは

思えないほどのキレッキレッの動きです。

一体、どんな人が演じていたのでしょうか？

着ぐるみの素顔を見せてもらうという掟破りが成功しました。

三元雅芸さんが着ぐるみでの撮影に初挑戦しました。

KAERUくんの中から見た限られた視野の中での

アクションだったので勘を頼りに動いたそうです。

にも関わらず、三池監督からはムチャぶりが・・・

ふなっしーのような愛らしい姿でありながら

ブルース・リーのようなキレのあるアクションを要求。

前代未聞の要求に不安でしたが、

カットがかかった時に監督をはじめ皆笑ってくれた声を聞いて

KAERUくんを演じれてると安心しながらやったそうです。

真剣なアクションシーンでも、

見た目とのギャップにスタッフも思わず笑ってしまう

そんな仕上がりに監督も満足していたようです。



奇想天外なストーリーにキャラクター。

映画「極道大戦争」は来週６月２０日土曜日からの公開です。



ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

あなたにイイことが起こりますように。