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2018年09月03日

backbreaking

backbreaking (仕事が)骨の折れる

drone farming.jpg

droneはいまではすっかり「ドローン」と呼ばれる無線操縦による無人飛行機のことを指す語として日本でもずいぶん定着してきましたが、もとは「雄ハチ」を指す語であり、またハチの羽音「ブーン、ブンブン」でもあります。無人機の名としてはその音から来ているようです。私的な感覚で意約させてもらえるならば、あの無人機は幼児語風に「ブンブン」です。

droneはelectric appliance store「電器店」で買えるほどに手軽になり、安いもので1万円前後で売られています。また、その高い操縦技術を持つ操縦士を育成するドローンスクールも100校ほど全国各地でできています。近い将来に需要がどれだけ伸びるか容易に想像がつきますね。

droneにはさまざまな需要が存在・潜在しており、その市場規模は拡大していき、2017年度が513億円だったものが、5年後の2022年には約4倍(2116億円規模)になると予想されています。農薬散布や害虫駆除等の農業用途、空撮、物流、測量、ソーラーパネル等の高所からの設備点検、橋やトンネル等のインフラの点検など需要は確実に存在しています。機器の性能や操縦士の技能向上にともない、ビジネス用途はさらに広がりを見せることでしょう。

この進歩の側面と、shrinking and aging society「少子高齢化社会」の問題が相まって、農業への活用がすでに始まっているというのが以下の記事です。
testing a new drone that can hover above paddy fields and perform backbreaking tasks in a fraction of the time it takes for elderly farmers.
source: Reuters

高齢化が進むfarmhand「農業従事者」にとっても、彼らのbackbreaking「骨の折れる」作業の一部をdroneがやってくれるとなれば大助かりでしょう。農業の成り手がいないなかにあって肉体労働を軽減し、生産性を高めるというニーズを完全に満たしてくれそうです。droneメーカーやサービス会社には大きなビジネスチャンスになりそうです。そしてdroneのおかげで、農業がhard-labor job「肉体的につらい仕事」というイメージから、若者の目により先進的で魅力的な将来の仕事の選択肢の1つになるときがくることでしょう。
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