2019年02月06日
リーディングスキル1
読解力って何でしょう。
文部科学省は、従来の国語教育で採用されてきた「読解」とは違いを認めつつも、PISA型の「読解力」の定義を採用しています。そのベースは以下の考え方です。
「読解力」とは、文章や資料から「情報を取り出す」ことに加えて、「解釈」「熟考・評価」「論述」すること
上記定義は、主に母語における、読解力とはどうあるべきか、という発想から出たものでしょう。読解力は一面的な力ではなく、多面的な力の集合です。それを私なりに1つずつ、英語のリーディングスキルとして極々簡単にまとめてみたいと思います。
前後の関係(照応)
文と文の展開方法はこの4パターンをまず覚えること。そして書いてあることを単純化して考えることです。名言とともにリーディングスキルをアップさせましょう。それぞれのカッコないのどちらの語が正しいでしょうか。考えながらお読みになってください。
(1)A(抽象的)=A'(具体的):[ A ]. [ A' ] .
Good friends are like stars(星みたい). You don't always (see / know) them but you (see / know) there're always there.
(2)AとBが反対:[ △ ]. But [ ▽ ] .
Life is really simple(シンプル), but we insist on making it (easy / complicated).
--- Confucius
(3)例1+例2:[ 1 ].Also, [ 2 ].
Although the world is full of suffering(苦しみ), it is also full of the (overcoming / worrying) of it.
--- Helen Keller
(4)原因・理由⇒結果・結論:[ + ] so that [ + ].
We have two ears and one mouth(耳が2つ口は1つ) so that we can (speak / listen) twice and as much as we (speak / listen).
--- Epictetus
読解問題答え
(1)don't always see them but you know there're always there(いつも見えるわけではないが常に存在していることはわかっている)
(2)complicated(複雑)
(3)overcoming(克服)
(4)listen twice and as much as we speak(話すことの2倍聴く)
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