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2022年10月18日

第22回 トリップ飛田「旅と飛田(3)」

こんにちは。
旅行記「トリップ飛田」です。
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長い間多くの人々を目的地に運んでくれている電車に感謝を込めて…。


2022年10月14日は、鉄道開業150周年記念日…でした。
前回(10月14日更新)は具なしラーメンではなく
この旅行記を投稿した方がよかったのでは…。


そして今回の内容は、電車とは何も関係がない旅に関する思い出話です。



■ におい泥棒

秋に山間部にある道の駅に行くと、
珍しい地元産の松茸が売られていることがあります。
収穫量の少ない国産の松茸は貴重で、
個人的には初めて見て驚きました。

形は少々いびつだったりしますが、
周囲一帯に芳香が広がるほどの良い香りを放っていました。

直売所といえどさすがに少々お値段は張りますが、
めったに見かけない国産松茸、購入して墓前に供えてから
焼いて食べよう…と思いましたが、
帰宅当日だったらよかったのですがその日はまだ旅行の中日だったので、
帰宅するまでに痛むだろうし香りも消えてしまうと思われたので、
残念ながら諦めることにしました。


名残惜しいので、店に広がる香りだけは堪能しました。
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※ 人間としてどうかはともかく、
漏れ出した香りを吸い込むことは犯罪ではない。


…直売所で松茸を見かけた方は、とても出会う機会が少ないので、
迷わず購入して私の代わりに香りだけではなく
味でも国産松茸を楽しんでください…。



■ ドッペルゲンガー

ある静かな村を歩いていたところ、
住民の男性に突然声をかけられました。
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どうやらお知り合いの方と間違えられたようです。


そこから数分歩いていると、一度通り過ぎたのち
速度を落として走行し隣で停車した車の運転手の方に…
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別の方にも人違いされる。

同じ地域で二人に間違えられるとは、
よほど私はその方に似ているようです。

自分とそっくりな人物と会うと死ぬ、というオカルト話がありますが、
私自身はそっくりさんとは対面していないのでセーフでしょう。

実はこの地域とは遠く離れた場所でも他人に間違えられたことがあります。
私に似た(気の毒な)方が日本に二名もいることが分かりました。
海外にそっくりさんがいるよりも会う確率は高くて恐ろしい…。

しかし、そっくりさんが住んでいる地域が分かったので、
この地域に再び足を踏み入れさえしなければ、都市伝説のように
偶然顔を合わせてしまい死ぬということはありませんので
かえって安心かもしれません。
…その地域からそっくりさんがこちらに来ないという保証は
どこにもないわけですが。



とりあえず、自分とよく似た方が存在するならば、
自分の顔面のことをドブサイクとか言わない方がいいのではないかと
思い始めました。
自虐が、会ったことはないけど確かに存在するそっくりさん二名への
悪口になってしまう不思議な状況。




■ ブスもピアノが弾けたなら

その日は晴天で連休中と、好条件がそろっていたため、
ある大型道の駅はお客さんでごった返していました。

社会不適合者・飛田はあまりの人の多さに気疲れして、
駅内のベンチで休もうと歩いていたところ、
美しいピアノのメロディが聞こえてきました。

音楽の奏でられる方に行くと、
道の駅に設置している誰でも自由に演奏できるピアノ、
通称「道の駅ピアノ」を演奏している方がいました。

ピアノの奏でる音楽にはリラックス効果があるそうで、
その生演奏で私の疲れた心身は癒され、元気が湧いてきました。


しかし、長く聞いていると、ひとつ疑問が湧いてきました。
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「なごり雪」byイルカ。
疲れきった中年の心にしみるナイス選曲…。




私は音楽を聴くことは好きですが楽器を演奏することは何一つできないので、
ピアノを弾いて生演奏で道の駅を訪れた人々に癒しを与えてくださる方に
感謝しています。

私がピアノを弾けたなら、その土地出身の有名人に関する曲や
ご当地ソングを演奏してみたいですね。
リズム感のないド音痴なのでもちろんピアノは弾けませんが。
♪聴かせる夢さえ遠ざかる…。


道の駅ピアノを設置する店舗は増えてきています。
道の駅の役割の一つである休息機能は、
道の駅ピアノからも提供されているようです。



■ 最後に

過ごしやすい行楽シーズンとなりました。
冬が来る前に五感で楽しめる秋の恵みをぜひ満喫されてください。

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posted by 飛田 at 23:39 | 旅行記
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