コーヒー生産地TOP5を復習します。
おはようございます、コーヒー好きのアキラです。今日はこれまで紹介したコーヒー生産国のTOP5を一挙にご紹介したいと思います。これを見るだけでコーヒー生産国のTOP5が知れるだけでなく、ちょっとした豆知識を学ぶ事ができます。ぜひ最後までご覧ください。
コーヒー生産地ランキング
コーヒー生産地第1位 ブラジル
世界一の生産量でブレンドコーヒーのベースにもよく用いられるバランスのよいコーヒー豆。もっとも有名なコーヒー豆は「ブラジル・サントス」。由来はブラジルのコーヒーのほとんどがサントス港から輸出されるから。生産地の特徴として北部が熱帯気候、中部が亜熱帯気候、南部は温帯気候でどの地域でもコーヒー栽培が可能。ブラジル産はしっかりと天日乾燥させるため、味わい深さが感じられる。乾燥させることでコーヒーの果肉に含まれる糖分が増え、マイルドで飲みやすくなる。ブラジル全体的なコーヒー豆は、控えめな酸味、ほど良いコクを兼ね備えたバランスの良い味わいが特長です。*ブラジルは広大な面積をほこり、多種多様なコーヒー栽培が行われているため一概にそう言えるわけではありません。
グレード・等級
@欠点数
低い | 高い | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
G2 | G3 | G4 | G5 | G6 | G7 | G8 |
NO.1が無いのは、「欠点豆がゼロになることはありえない」らしく、No.2が最上級グレードとなります。
Aスクリーンサイズ
小さい | 大きい | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
12〜13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
スクリーンサイズが大きいと品質が高いといわれている。順調に育った豆は味わいが豊かだといえる。*一概に大きいサイズが高品質とは限らないので、参考程度です。
Bカップ(味わい)
名前 | 風味 |
---|---|
SS(ストリクトリー・ソフト) | 十分に滑らかで甘みがある |
S(ソフト) | 滑らかで甘みがある |
St(ソフティッシュ) | やや弱い甘みがある |
H(ハード) | 鋭い刺激がある |
R(リオイ) | 軽いヨード臭がする |
Rz(リオ) | ヨード臭がある |
*ヨード臭とは、薬品のような臭いのこと。リオ臭ともいう。
コーヒー生産地第2位 ベトナム
缶コーヒーやインスタントコーヒーで主に使用されていて、2020年1月〜7月のコーヒー生豆輸入量はベトナムが首位で生産の90%はカネフォラ種(ロブスタ種)。ベトナムコーヒーの特徴はコンデンスミルク(練乳)を入れて飲む文化で、その理由としては、ベトナムの主な栽培品種がロブスタ種という品種で、味が強烈でそのままでは飲みにくいので、コンデンスミルクを入れて飲んでいるそうです。主な生産場所は標高500mほどの中部の高原や南部に集中しています。
グレード・等級
スクリーンサイズ | 欠点豆(300g中) | |
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グレード1 | 16以上 | 60個以下 |
グレード2 | 60個以下 | 90個以下 |
コーヒー生産地第3位 コロンビア
コーヒーの国・コロンビアともいわれるほどコロンビアとコーヒーは密接な関係があります。2011年6月に「コロンビアのコーヒー産地の文化的景観」が世界遺産に登録されています。コロンビアには南北に縦断するアンデス山脈があり、その麓につづく緑豊かな丘陵地帯、美味しいコーヒーづくりには欠かせない条件をクリアした稀少な大地で、地域によって雨季・乾季が異なる為一年を通じて新鮮なコーヒーの豆が収穫できる国なのです。
グレード・等級
名称 | スクリーンサイズ | 許容範囲 |
---|---|---|
Excelso Premium | 18 | スクリーン14-18 最大5% |
Excelso Supremo | 17 | スクリーン14-17 最大5% |
Excelso Extra | 16 | スクリーン14-16 最大5% |
Excelso Europa | 15 | スクリーン12-15 最大2.5%/ 5% / 10% の3カテゴリー |
Excelso UGQ | 15 全体の50%以上残りは14 | スクリーン12-14 最大5% |
Excelso Maragogipe | 17 | スクリーン14-17 最大5% |
Excelso Caracol | 12 | 平豆最大10% |
*スクリーンサイズ13(5.2mm)以下は国内消費用
コーヒー生産地第4位 インドネシア
世界で最も高価なコーヒーで有名なコピルアク(ルアク)コーヒ―、稀少性が高く手に入りにくいトラジャコーヒー、そしてマンデリンコーヒーにガヨマウンテンコーヒーとスペシャルティコーヒーが豊富で有名なインドネシア、日本と同じく島国で、数多くの島で構成されています。生産地もスマトラ島、スラウェシ島、ジャワ島、バリ島、スンバワ島、フローレス島、パプア・ニューギニアとたくさんあります。
グレード・等級
グレード | G1 | G2 | G3 | G4 | G5 | G6 |
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欠点豆数(300g中) | 0〜11個 | 12〜25個 | 26〜44個 | 45〜80個 | 81〜150個 | 151〜225個 |
インドネシアスペシャルティコーヒーで最も有名なのは、トラジャコーヒー・マンデリンコーヒー・ガヨマウンテンコーヒー・コピルアクコーヒーの4種類です。稀少なコーヒーたちなので飲める機会があれば一度飲むことをおすすめします。
コーヒー生産地第5位 エチオピア
コーヒー発祥の地(諸説あり)ともいわれているエチオピア。エチオピアのコーヒーの特徴は最高峰の香りともいわれるほど香り高いコーヒーではないでしょうか。有名なコーヒーショップでもあるカルディコーヒーファームのコーヒー袋などのパッケージなどはエチオピアのコーヒー発祥のお話しからきており、コーヒー好きにとっては特別な国なのかもしれません。
グレード・等級
グレード | 欠点数豆(300g中) |
---|---|
G1 | 0〜3個 |
G2 | 4〜12個 |
G3 | 13〜27個 |
G4 | 13〜27個 |
G5 | 45〜90個位 |
エチオピアコーヒーは別名「モカ」ともいわれています。有名なコーヒーには代表的なブランド『モカシダモ』、マイルドな酸味『モカハラー』、フルーティで芳醇な香り『モカイルガチェフェ』などがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は以前紹介したコーヒー生産国TOP5を再度紹介いたしました。これを見ればコーヒーのTOP5が一目瞭然ですね。いまや日本人にとってコーヒーは無くてはならない存在です。ここで一度復習することでコーヒーの知識を再確認してはいかがですか。では今日はこの辺でまたお会いしましょう。