インドネシアのコーヒー豆事情
おはようございます、コーヒー好きのアキラです。今日はインドネシアのコーヒー事情についてご紹介します。インドネシアはコーヒー生産国の世界ランキング第4位という生産国のトップランカーで5本の指に入る国なんですよ。しかもインドネシアは島国でもあり、大中小と様々な島が存在します。島によってコーヒーの味が違ってたり、世界的に見ても希少な豆があったりととても楽しい国ですよね。今日はそのインドネシアについてご紹介します。
インドネシアとコーヒー
1696年にコーヒーの歴史が始まってからインドネシアでは国の成長に重要な役割をになっています。インドネシアはコーヒーベルトというコーヒー栽培に適した地域でもあり、地理的及び気候学的に適しています。
2018年のコーヒー生産量は約72万トンで2018年では世界第3位の生産国なんですよ。インドネシアは約25%はアラビカ種で、インドネシアのアラビカコーヒーの品種は酸性度が低く、ボディが強いという特徴があります。
インドネシアのコーヒー豆と聞かれてもピンと来るかたはいませんが、マンデリンコーヒー、トラジャコーヒー、コピルアク(ルアク)コーヒーなどは聞いたことがあるのではありませんか?スペシャルティコーヒーとしても有名なコーヒー豆ですが、上記すべてインドネシアで生産しています。
インドネシアのスペシャルティコーヒーは、
マンデリンコーヒー:北スマトラのマンダイリン族にちなんで名付けられた
トラジャコーヒー:スラウェシ島のトラジャ地方だけで栽培、コーヒーの銘柄の中では、希少性が高く手に入りにくい
コピルアク(ルアク)コーヒー:世界で最も高価なコーヒー
ガヨマウンテンコーヒー:アチェ地方のスマトラ島の北端にあるタケンゴンの町とラウトタワル湖を囲む丘の中腹にある地域のガヨ周辺で栽培されているコーヒー
の4種類あります。上3つは知っていましたが、ガヨマウンテンコーヒーというのは知らず今回始めて知りました。そして、生産地でインドネシア国内を見てみるとたくさんあります。
スマトラ島:北スマトラ州のタヌパリ地方、 北スマトラ州のトバ湖の南西にあるリントンニフタ地区、アチェ地方
スラウェシ島: トラジャ(Toraj)高原、エンレカンリー(Enrekang)地区、ママサ(Mamasa)*トラジャの西 、ゴワ(Gowa)*マカッサルの近くのさらに南
ジャワ島:ジャワのアラビカコーヒー生産は、ジャワの東端、標高1,400メートル以上のイジェン高原に集中しています。イエメンとジャワのコーヒーを組み合わせた伝統的な「モカジャワ」ブレンドの1つの成分として高く評価されています。
バリ島: キンタマーニの高地地区(Kintamani)*バトゥカル火山とアグン火山の間にある
スンバワ島:サンガル半島のタンボラ山の西側斜面は、スンバワ島の主要なコーヒー生産地域
フローレス島:アラビカコーヒーは、丘の中腹や高原で1,200〜1,800メートルで栽培されていま:
パプア*ニューギニア: ワメナの町を囲むジャヤウィジャヤ地方の中央高地にあるバリエム渓谷です、中央高地の東端にある、モアネマニの町を囲んでいる、ナビレ地方のカム渓谷です。
僕自身ふと思ったのは上記の場所がいまいちわからないずチンプンカンプンでした。なので、「インドネシア国内でもこんなにもたくさんの生産地があるんだなぁ」と思っていただけると幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はインドネシアについてご紹介しました。スペシャルティコーヒーのトラジャ、マンデリン、コピルアク、などは日本国内でもよく聞くコーヒー名です。稀少な豆なうえ高価なものでもあるので、なかなか飲んだことのある方は少ないかも知れませんね。今日はこの辺で、またお会いしましょう。