「自己愛」という表現は、「必要である健全な自己愛」というものも含まれますので、「健全な自己愛」「自己愛性」「異常な自己愛」、と区別されて考えるといいと思います。


自己愛が強いのは人格障害全てにいえることで、自己愛性人格障害は自己愛が異常に強いという意味ではないんですよね。

自己愛性人格障害は、よく勘違いされていますが「自己愛が強く我侭で身勝手で…」という人とは別物です。言葉使いもすごく丁寧で感じがいいのが特徴のひとつです。

ﾌｧﾝを作るために必死で他人にお金を使ったり他人のために尽くしたり…
と、およそ自己愛が強いとは思えないような行動が目立ちます。
言葉にしても、ﾌｧﾝがへる自分の価値が下がると思い込んでいるため他人に対して、暴言は絶対に吐きません。

もし暴言や自己愛が強すぎる、などで自己愛性だと疑っている場合は、サイコパスや境界性などを考えたほうがいいと思います。


それと、言葉尻を捕らえるようで恐縮なのですが、「サイコ」という表現も厳密には違いますので、
書くときはご面倒でも「サイコパス」という表記にしたほうがいいと思います。



表記のしかた、という感じでしたが、お役に立てましたでしょうか
日々勉強していますので、お役に立てることを、どんど更新していきたいと思います★