投資の世界で生き残るために

投資とは関係ない話でですが、仕事がら外資系の会社とよく一緒に仕事をするのですが、すごく感じるのが外資系の会社は従業員を信用しないってことです。外資系は日本のように終身雇用を前提としていない為、社員も会社に対する忠誠心も低く社員は信用できない、外部からみてこの社員がどう見られているか？で社員を評価する傾向があります。なので、必ずといっていいほどアンケートを取ります。今回のサポートはどうでしたか・・・的な。これ、すごく重要らしく基本的には5段階なら5を取らないと社内的にはまずいらしい。よく日本人は普通だから3とかつけるけど、外資で3ってありえなく、これをつけられたら担当変更の道らしいです。あと、採用の時もいろいろあるらしく、最終のチェックで全くの第三者にこの人は本当に大丈夫か？って聞く会社もあります。グローバル企業だから採用のルールが一律なのかもしれませんが、さすがに日本ではびっくりルールですよね・・。自分は思うのですが、日本が戦後のどん底から先進国まで這い上がったのは、会社と社員の信頼があったからかと。そして、バブル崩壊後リストラを行った結果、社員と会社の信用はなくなった。なので、技術は平気で中国や韓国に横流しされ、人材も一緒に去った。挙句の果て、会社の経営もコントロールできずシャープや東芝、三洋のような哀れな結果となっている。日本人の良さは信頼や信用なのに、この大切なものを捨てた会社はおそらく、日本の労働文化に適応できず大きな代償を払うことになると思います。日本の年金を信用していないから、若者は年金を払わない、すると年金システムの崩壊・・・似ていますね。