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TOP PAGE  »  カンジダ膣炎  »  カンジダが再発する理由をあなたは知っていますか?
「カンジダは不妊と関係するの?」
うちの奥様が私に質問をしてきました。

不妊治療を始める直前に
「カンジダ菌が精子を殺しちゃうから、先にカンジダを直しましょう」と
リプロダクションセンターの医師に言われたのです。

「せっかく病院で直したはずなのに・・・」
何やら不満顔でした。

カンジダってよく聞く単語なのですが、正体は何だと思いますか?

・なぜ再発するのか、
・治療法はあるのか。
・再発させない方法はあるのか。
・そもそもカンジダって何なの?

男性には縁がないものなので、意味がさっぱりわかりませんよね。

だけど間違いなくあなたの奥さんも一人でカンジダに悩んでるはずです。断言できる理由があるのです。しっかりと勉強しておきましょう。今回はカンジダについて説明します。


奥様が初めてカンジダを経験した時の体験談



うちの奥様が初めてカンジダ膣炎になった時の話です。

ちょうど「そろそろ赤ちゃんを作ろうか」と思案していたころでした。

トイレで用を足していたら、置いた覚えのない丸めたトイレットペーパーが、便器の中に落ちていたそうです。大きさは親指二本分ほどの大きさほど。

「はて?こんなのあったかな?」

と不思議に思ったそうですが、あまり気には留めなかったそうです。

でも次にまた用を足していたら、また丸めたトイレットペーパーが落ちてるんです。

その直後でした。

かゆみが・・・。熱く。ひりひりする様なかゆみが!!突然燃えるようなかゆみに襲われたのです。

不審に思い即座に症状をネットで調べると、カンジダ膣炎の症状でした。丸めたトイレットペーパーの正体は、カンジダ特有のおりものだったのです。

こうしてうちの奥様のカンジダとの戦いの歴史が幕を開けました。

カンジダの正体は何?



カンジダ真菌というカビの一種が膣の中で大繁殖し炎症をおこすのがカンジダ膣炎です。

発症するとおりものや、強いかゆみ等の症状が出始めます。

カンジダ真菌は、普段から口中など体の中に存在する常在菌です。

食べ物と一緒に体の中に入り込みますが、普段はお腹の中で綺麗に殺菌されるため、悪さをすることが出来ません。

しかし体に不調が出ると殺菌できず、腸から排泄物と一緒に体外に放出されてしまいます。

その時に膣に菌が入り込みますが、膣内の乳酸菌が増殖を抑えます。

カンジダが再発する理由



治療しても周期的にカンジダ膣炎を繰り返す女性がいます。

なぜならカンジダは常在菌が原因だからです。膣内の殺菌能力よりもカンジダ菌の繁殖力が上回ると大増殖します。

殺菌能力が弱まる理由として

  • 生理前

  • 妊娠した時

  • 抗生物質を飲んだ時

  • 病気で体力が落ちた時

  • 疲労が蓄積した時

  • ストレスがたまった時

  • ホルモン療養中の時

  • 閉経後


このようなケースが考えられます。

抗生物質は滅菌のために、歯の治療や、風邪薬、膀胱炎などの治療で服用します。同時にカンジダ菌と戦う乳酸菌も殺してしまいます。

体力低下、疲労蓄積、ストレスが溜まった時は自然と体全体の抵抗力が落ちてしまうのです。

生理前になるとカンジダになる理由



うちの奥様は黄体期(生理前)になると症状が出ます。

カンジダは女性ホルモンの変化と密接に関係しています。
カンジダ真菌と卵胞ホルモン(エストロゲン)の関係
(教えて!gooより)
通常、膣の中は数種類の乳酸菌(Lactobacillus)を総称したデーデルライン桿菌(Doderlein's bacillus)と呼ばれる菌の働きで、常にpH4.2〜5.0という酸性に保たれていて、他の菌は繁殖しにくい環境にあるわけですが、
抗生物質などのせいで、デーデルライン桿菌の働きが弱まると、カンジダ真菌などが繁殖しやすくなってしまい発病するのです。


カンジダ真菌と卵胞ホルモン(エストロゲン)の関係2
(臨床栄養士のひとり言より)
カンジダ菌はそのDNAの中に、エストロゲン(エストロンとエストラジオール-17β)と結合するタンパク質(EBP)を合成するコードを持っていることがわかりました。
カンジダ菌が異常繁殖をすることによって、このタンパク質が沢山作られることになり、血液中を流れ肝臓に達したときに、体はあたかもエストロゲンが十分に作られていると錯覚し、肝臓がエストロゲンを作らなくなる可能性が高いことがわかりました。


カンジダ真菌と黄体ホルモン(プロゲステロン)の関係
(教えて!gooより)
カンジダが酸性を好んで繁殖することに関係があり、生理前というのはプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で膣内が酸性に傾きやすいという理由から起こるものと考えられます。


引用をまとめると、

  • 卵胞ホルモンが減るとカンジダ真菌を倒す乳酸菌(デーデルライン桿菌)が減る

  • カンジダ真菌が増えると卵胞ホルモンが少なくなり、乳酸菌が減る

  • 黄体ホルモンが増えるとカンジダ真菌が元気になる



黄体ホルモンは排卵日の後に増加。卵胞ホルモンは排卵日以降は減ります。つまり生理が近くなるとカンジダ菌が繁殖する環境が整ってしまうのです。

うちの奥様が生理前になるとカンジダの症状が出る理由はコレですね。


生理前にカンジダになるのは超厄介



奥様がいつもブーブー言うのが

「生理前のカンジダ膣炎は実に厄介だ」

ということ。

治療を始めた途端に生理が来るため、一時治療を中断しないとならないのです。必然と治療期間は長引きます。かゆみに耐える期間が長引きます。

症状が出てから対処するのではなく、如何に発症させないかが最重要ポイントになります。

毎回病院に通う時間や治療費も馬鹿になりませんよね。

カンジダ真菌を増やさないためには膣内の乳酸菌を増やす必要があります。

市販のヨーグルトでは乳酸菌の種類が異なるため効果はありません。膣内でカンジダ菌を抑制するデーデルライン桿菌を増やす必要があります。

デーデルライン桿菌を増やす具体的な方法はこちらです。

今すぐ確認して下さい。




貴重なご意見ありがとうございます!

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