2016年12月26日
貸株サービスのメリット&デメリット
作成日2016年12月26日
貸株サービスのメリットとデメリットを以下にまとめます。
1、メリット
・塩漬け株でも対象銘柄ならば貸株料(貸株金利)を貰うことができる。
・インカムゲイン+キャピタルゲイン+株主優待(銘柄により)+貸株料(銘柄により)と1粒で4度おいしい。
(グリコのアーモンドキャラメルは1粒で2度おいしいが)
・いつでも売却が出来る(証券取引所の取引時間ならば)
2、デメリットと対策
・貸株の貸し出し先である証券会社が倒産した場合、返還請求権を持つ一般債権者となり、
投資者保護基金による保護対象とはならない。
→貸株料とそのリスクを天秤にかける。
・貸株により配当金を配当金相当額(雑所得)として貰うと、株の譲渡損失との損益通算が出来無い。
→配当金ならば出来るので、配当金相当額として貰わない為には手動で貸株から外す。
(忘れない為にカレンダーにメモをしておく)
・2重課税となり得る(配当金相当額の源泉徴収と雑所得の税金)
→上と同じく手動で貸株から外す。
・1557 SPDR S&P500 ETFは貸株の対象銘柄となっていない
→1557 SPDR S&P500は松井証券にて預株として預ける。逆日歩が発生すると預株料(雑所得)が
貰える可能性がある。
(貸株は対象銘柄ならば貸株料が貰えるが、預株は必ず預株料が発生するとは限らない)
配当金を受け取るハズが貸株により配当金相当額となった珍エピソードはコチラ
https://fanblogs.jp/chihoudekaigaitoushi/archive/140/0
GMOクリック証券は2016年10月より貸株サービスを始めました。
GMOグループの株主優待はGMOクリック証券での売買手数料のキャッシュバックなど株主還元が充実しています。
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