2016年12月16日
ブラックバイト訴訟に思うもの
「シェアしたくなる法律相談所」の2016年12年15日付けの記事にて、警察が店舗側の人間を暴行として逮捕したというもの。
今回の逮捕は世のパワハラへの改善につながっていくのではないでしょうか。
あくまで個人的な意見ですが、社会は既に学校ではないものの、指導の仕方というのもがあり、暴言や殴る、蹴るというのは最早指導の範疇を超えているのではないかと思うのです。
ですから今回の逮捕をきっかけに社会全体が指導なりを見直す機会につながってほしいと思います。
仮に指導であったとしても、指導の仕方によっては民事なり刑事訴訟なりで訴えられる可能性も大きくなった訳です。
これは何も加害者が訴えられるというリスクだけではなく、管理監督責任のある上司や企業も同様ではないでしょうか。
特に企業ではイメージの悪化から売り上げの減少や株価の下落などどんどん負のスパイラルに陥ってしまうということも考えられるのではないでしょうか。
かくいう私も、以前の職場では上司のご機嫌による業務とは無関係な事でも人前での罵声や暴言、殴る、蹴るなど日常茶飯事でした。
朝も早朝からほぼ休み無く働き、結局心身を壊してしまい長期療養という最悪の事態となってしまったのです。
どういった点が悪かったのか聞くと、「おまえみたいな英語も話せないような馬鹿には教えてやってもわからねぇ、教えるだけ無駄」など抽象的な助言しかもらえず、また怒られるのです。
しかも業務では英語は使わないにもかかわらず。
これはあとで気づいたのですが、なぜ具体的ではなく抽象的なことしか言わないのかというと、
私が仕事がバリバリと仕事ができるようになると困るのが上司なのです。
私が仕事が出来るようになることによって私よりも高いお給料を貰っている上司の意味が薄れてしまうからです。
自分の場合は最早メモなど記録に残す気力も無く、薬を飲んでも夜に眠れず、倦怠感も酷くまっすぐに歩けず、どんどん心身の疲れがたまって行くだけという状態でした。
ですので、もし職場なりでクセのある同僚や上司がいたら、誰がいつ、どこで、何をしたなどこまめにメモを取り記録に残しておくと訴訟なりの際にかなり有効になるのではないでしょうか。
もちおんICレコーダーに声を記録しておくというのもひとつの手でしょう。
みなさんにはせめてそういった事で退職ということにはならないようにと願うのです。
やった加害者が社内的にも社会的にも何も罰せられずに涼しい顔をして勤務を続け、やられた人がやられ損というのはおかしな話です。
もし会社に労働組合が無い場合はユニオンに個人的に加盟するというのも手だと思います。
心身がまだ動き、判断ができるうちにどんどん訴訟など行動に移し、訴訟が増えることにより、日本の社会を変えていくことにつながり、労働者がきちんと勤務できる世の中になっていけばと思います。
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