2018年08月27日
さあ 次の治療はどうする?
ガンマナイフ治療の退院2日後
主治医のO先生の所へ
体調を見て無理せず来てね・・・と言われていたので
特に予約もせず 11時頃に出向いた
何となく予感はしていたのだが 緊急手術が入ってしまった
午後3時に出直し願います、とのこと
午後 出直すと やはり30分くらい待たされたが
にこやかに先生が出迎えてくれた
「ガンマナイフの治療 お疲れ様でした。
腫瘍が大きくなりすぎないうちで良かったですね。
すぐに結果が出るわけではないけれど
ニャンままさんは元気いっぱいなので
多分 しばらくこのままでいけるでしょう!
これから定期的に検査しながら
また腫瘍ができるような事があったら
ガンマナイフの治療を予約します。
あまり 深刻に考えなくて大丈夫ですよ。」
そう ガンマナイフの結果はすぐには出ない
レーザー光線で粉砕してやっつける!という
アニメのようにはいかない
ガンマ線を当てた腫瘍部分が
縮小したり 消滅したりと
時間をかけて 変化していくのだ
2〜3ヶ月後に 治療効果を確認するため
脳内MRI撮影をするとのこと
「さて 本題に入ります。
ニャンままさんは 2月の手術で
がんの原発箇所の右肺上葉と
縦隔膜リンパ節は取りました。
・・・が、脳内 複数箇所と
左副腎に転移してしまいましたね。
右肺上葉にあった腫瘍は大きかったので
がん細胞は 全身に存在していると思われます。
目に見える腫瘍になっていないだけなんです。
なので 私としては
あらためて スタンダードな治療から
始めていきたいと思っています。
6月になったら入院して 抗がん剤の点滴を
始めていきたいのですが いかがですか?」
手術後に服用した薬が 自分には合わなくて
結果的に 脳転移までしてしまったのだから
残りは 放射線治療と化学治療だな、と覚悟はしていた
薬はまだ嫌だから
放射線治療を希望しようかな?
放射線治療をするとしたら・・・
脳には ガンマナイフを施術したので
” 見えるところ" は左副腎だけだな
・・・なんて のんきに構えていたのに
やはり 化学療法ですか・・・(泣)
ここで先生が 重ねて
「左副腎は 抗がん剤が適応しているか確認するのに
転移した状態のままにしておきたいのですが よろしいですか?」
と 聞いて来た
ひゃーー!! 炭鉱のカナリア?
いや ちょっと違うか(笑)
生活には支障がないようだし
何より 先生が 効果を確認するために
そうしたいと言うのだから
私がどうこう言うことではないな、と
こうなった以上 グズグズ言ってないで
患者としても 覚悟を決めねば!!!
これ以上 転移されたら たまったもんじゃないし
「先生にお任せしますので よろしくお願いします」
「では、6月最初の日曜日に入院予約をいれます。
実際 化学療法を始めるのは 入院後3〜4日後に
なると思います。
使用する抗がん剤は アリムタとシスプラチンというものです。
一緒のタイミングで投与していく薬剤等は 入院後説明しますね。
点滴後 数日間 副作用などの症状を確認するので
最低10日から2週間は入院となります。
この治療を 3週間ごとに6〜7クール行う予定です。
その間 左副腎の様子を見て 期間の短縮・延長が
あるやもしれません。
アリムタを投与する場合 ビタミンB12の注射を打っておくと
副作用が楽になる事がわかっています。
これから レントゲン・採血の後 その注射を打ってから
帰っていただくようになります。
それと 葉酸を毎日飲むように処方します。
これも 副作用を軽くするためなので 忘れずに
飲み続けて下さいね。」
” また 入院か・・・・”
と思わずため息が出たが 前を向いていかない事には!!!
採血・レントゲン撮影 そして
病気になってから 何度目かの
痛い痛い筋肉注射で ビタミンB12を打ってもらい
またまた入院に際しての説明など・・・
6時近くになって やっと帰宅できた
化学療法が決まった事もあり
足取りは重く 口の中が緊張で
乾いていた
あ、職場にも報告しなくちゃ・・・
今度こそは辞表かな? 長期間だしなぁ
今までの 入院や治療よりも
精神的に ドッと疲れた1日だった
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