2018年07月30日
同室の患者さん 2
私の目の前のベッドには 他病棟から来た
手術後だという 60台半ばほどの女性がいた
腹部の手術だったらしいが 腹腔鏡だったのか
とても早い回復だそう(ご自分で言っていた)
その方が退院するという まさにその朝
突然 私のベッド脇に来た! 本当に突然!
「小耳に挟んだんだけど ガンでいらっしゃるみたいね」
いやぁ〜 ” いらっしゃる”と言われても
どう 返していいものか・・・
そしておもむろに カタログのようなものを差し出した
「こちら とてもいい品ばかりなの♪
あなたのようなかたに 是非お勧めしたくて」
おぉ〜〜〜
突然の呼びかけ いきなりの営業ですか!!!
その後しばらく サプリメントやら化粧品やらの話
お元気になって何よりだと思っていたが
自分が退院すると決まった途端
同室の患者さん 知り合った多病室の患者さん
皆さんに 営業かけていた
バイタリティー溢れて 元気を分けてあげるわ、のノリ
悪気はないであろう と思われるが
正直 対応に困ってしまった
私自身は 順調に回復に向かっていたが
そんな状況でも 本当に困ったので
同年代だというだけで ベッド脇に張り付かれていた
患者さん達は大変だったと思う
患者同士のおしゃべりにしか見えないかもしれないし
看護師さん達は忙しいので 注意されている事もなかった
とにかく病院には 色々な患者さん達がいる
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タグ:#総合病院 #入院生活
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