2020年09月04日
夫へお知らせ
翌朝 何事もなかったように出勤する夫に
玄関先で
「入院もせず 帰宅してごめんなさいね
職場の皆様にもよろしくお伝えくださいね」
と 丁寧に言って送り出した
特に反応もなかったが(笑)
その週の10日(金)には
総務マネージャーと本社人事の担当者が来た
まだ 正式にアパートが決まっていないので
とりあえず 実家からの通勤という形で
諸々の書類を作成
サイバーナイフをしなかった事で
その連絡がてら 実家にも正式に異動することを伝えたが
本当に異動できるのか?と 母は半信半疑のままだった
娘はもちろん 離れている息子たちも 安心したようだ
なにせ ランナーの彼女との " 連載小説 " の愛読者だったし
父親には ほとほと呆れていると同時に
何より 私の身体のことを心配していてくれたから
長男は 引っ越しにかかる初期費用は出す!と言ってくれた
何とも心強い!!!
次男は 引っ越し手伝いは大丈夫か?と心配してくれたが
実家に向かうたびに 少しずつ必要なものは運んでおいた
・・・と言っても ほとんどが 私服など軽いもののみ
しばらくは 実家での間借り生活なので
ちょっとした収納などは
アパート入居時にきちんとすればいいと思っていた
" 片付ける " という概念が欠落しているような弟夫婦なので
私の物を運び込める空間はない
母の隣で 眠れるだけでも " 御の字 " だ
そうして 夫の知らないうちに
異動やら 引っ越しやらのことが次々と決まっていった
流石に 3月も10日になったので そろそろ伝えなくては!
その夜 帰宅してから少し迷っていたが
21時近くに夫が帰って来た気配がした時 決めた
今夜 一応 話しておこう!
昨晩と同じに
何やら独り言を言いつつ ダイニングテーブルについた夫
その背中に向かって 言ってやった!
「あ! 私 4月から地元に異動が決まったから!」
「ふぇ?」と 変な声を出して夫が振り返ったが 無視
娘と二人で
「久しぶりに お風呂一緒に入っちゃう〜〜〜? 笑」と
はしゃぎながら 風呂場へと退場したのだった
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