2019年02月17日
夜の電話
内容証明郵便を送っていただいた翌日から
残業はせずに アパートにまっすぐ帰っていた
夫と彼女はメールのやり取りを続けているので
何かあれば すぐに情報を共有するだろうし
こちらに何のアクションを起こさなくとも
夫が早めに自宅に帰宅するような事があれば
顔をあわせるかもしれないので面倒だ
プー先生に投函をお願いした翌々日の夜
まず 娘から電話があった
珍しく8時前に帰宅していた夫の元に
どこからか電話がかかってきて
ずっと話している!
彼女からだと思うよ・・・と
おぉ・・・届いたんだな
途端に 動悸が激しくなった
悪い事はしていないはずなのに
何故か罪悪感のようなものさえ感じた
程なくして 私のスマホが鳴った
もちろん 夫からの着信
素知らぬ振りをして 電話に出た
「いったい あなたは何をやってるんですか?(怒)」
そんなに怒鳴らなくとも、と言いたいくらい
いきなりの大声だった
夫のこの大声で すぅーーーっと冷静になった
「何を・・・って?」
「どうして〇〇さんの自宅にあんな書類を
送りつけたんですか?」
「? その事は誰から聞いたの?」
「〇〇さんから電話で直接言われたんです!
後ろで 旦那さんが物凄い声で怒鳴ってました!」
彼女は相変わらず残業続きのはず
定時で帰宅したご主人の方が 先に郵便を確認して
彼女にすぐに帰宅するように言ったのだろう
そして 彼女がそのことを夫にも連絡したから
夫の帰宅も早かったのだろう
とにかく夫が烈火の如く怒っているのだけはわかった
敬語だったし(笑)
「どうして・・・って
貴方達が約束を守ってくれないので
あちらのご主人様にもお知らせしなくちゃ、と思ったの」
「約束って何ですか?(怒)」
「職場外では二人きりで会わない事
連絡を取り合うのはやめてほしい
昼休みに散歩などしないでほしいってお願いしたよね?」
「だから そんな事はもうしてませんって!」
出た! 必殺嘘つき野郎だ!!!
スマホのロックもかけていないのに よく言えるものだ
ある意味 それだけ私は信用されていたのか
いや バカにされていたのか・・・
「ごめんなさい
貴方が何と言おうと そういう事実があったの
客観的に見てもわかる事が!」
「損害賠償請求をするとか 訴訟するとか
今すぐ取りやめて下さい!」
「残念だけど
私が内容証明郵便を送ったのは 彼女に対してであり
貴方に出したわけではないので
貴方にどうこう言われる筋合いはありません!
それに あなたはそんな事してないんでしょ?」
「あちらのご主人が凄く怒ってるって!
すぐやめさせろって! どうするつもりなんですか?」
いつもの夫とは全く違った声での慌てかた 焦り方だ!
この期に及んで 往生際の悪いこと 悪いこと
どうするも何も 私は考えに考えてそうしただけだ!!!
「そんなに言うなら 貴方から伝えてください
何か疑義、申し立てがあれば 文書に記してある通り
申立人の私ではなく 代理人の先生方まで連絡して下さい、と」
あぁ ーーーー 真っ黒クロスケの私の心(笑)
ダークサイドに堕ちたのかと思うほどに
夫のリアクションに快感を覚えてしまった!!!
ズル賢く 悪事を働いてきた悪党どもに天誅を下すのだ!!!
相当な「厨二病」だ、と自分でも呆れて笑ってしまいそうになった
「では 来月の期日まで待ってみます。
何の期日なのかは 知りたかったら彼女から直接聞いて下さいね」
私は大仕事をやってのけたような清々しい気分で 電話を切った
その夜は 蒸し暑く 興奮気味だったはずなのに
過呼吸の症状も出ず 不思議と 深く眠れた
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「何しに入院してるんだっけ?」 この一言で安心いたしました!
心持ちが上向きになっている証拠ですよね♪
体調が1日も早く復活して 治療に向かえることをお祈りしています。
拙ないブログが 何かしらのお役に立てて嬉しいです!
自分でも思いますが これらは" 本当に起きた出来事 "なんです!!!
よくやってたと思います。
けれど まだまだ・・・
(不倫脳お花畑の)夫の 不思議ちゃんギアは
これからますます加速します(笑)
ゆるゆる 時間のある時に更新していきますので
よろしくお願いします!
あの… これ、ドラマの脚本にできないですかね?
面白すぎます!
才能ありありです!
映画でもいけそう。
更新が楽しみで、楽しみで
入院ライフを満喫しています
って、私何しに入院してるんだっけ?