2019年01月12日
帰宅後の夫
夫のはしゃいだ様子を見た事で
自分の中で最後の最後まで
ほんの少し期待していた部分が
あっけなく壊れてしまったような気がした
自宅に戻っても 大きく手をふる夫の姿がちらついた
その時 思った
彼女に対し いつまでも名残惜しげに手をふるように
自分のことも大事にして欲しかったんだ
こんな夫からでも! いや こんな夫だからこそ、か!
今更ながら 改めて気づいた!
女性問題があっても それがこじれつつあっても
イレッサの副作用が だんだん酷くなってきている私を
ないがしろにする訳はない!
「妻」なのだから!
これは 完全に私の「甘え」であった
これまでのことを思えば
今更そんな事があるはずないのは
明白なことだ
この期に及んで 何を期待していたんだろう
残業後に帰宅した夫の顔を マジマジと見た
「彼女からの差し入れは何だったの?」
夫は 驚いて 目を見開いた
「差し入れって?」
「お別れするのが さぞ辛かったんでしょうね
人目もはばからず いい年してずっと手を振って」
「何? 見てたの? どうして?」
いい年して手を振っていた事は自覚があるらしい(笑)
とにかく 夫は彼女と別れる気がない事だけはわかった
私に目撃されていた事も もはや仕方のない事・・・
そんなふうに思っていたようだ
あぁ また過呼吸になりそうだ
夫の問いかけは無視して キッチンに戻った
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タグ:夫とのこと
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