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2020年04月04日

コロナウィルス・・・


 4月に入って 志村けんさんの追悼番組が
 各局で放映されている


 世代的には
 8時だよ!全員集合を家族揃って観ていた全盛期のファンだ


 絶対的&熱狂的なファン!というほどではなかったのだが

 テレビ番組等で その人柄に触れるたび
 何とも言えない空虚な感覚に襲われている



 コロナウィルス・・・・


 初めの頃によく言われていたのは 

 ・軽い風邪のようなものだ
 ・将来的には 季節性インフルエンザのようなものになる
 ・重症化する人は既往症を持ったわずかな人のみ
 ・高齢者が中心になって広がっている
 ・飛沫感染はしないんじゃないか?・・・等々
 

 「わかっていない」という事実は恐ろしいことだ
 
 日を追うごとに 様々な事実が明るみに出て来ている

 自分もネット上ではあるが 海外の様子を見ていて
 とにかく軽く考えるのは危険極まりないとは感じていた

 
 都内の息子達家族のことも気にかかる
 
 一人は世田谷区内に住んでいる

 世田谷といっても広いし 
 生活圏の中から感染者が出たとは聞いていないと言うが・・・

 調布市の息子の方は 嫁子ちゃんが医療従事者なので
 その点でも心配だ


 オリンピック・パラリンピックの延期は残念だが
 とにかく 年単位できちんと収束させていかなければと感じる



 自分が住んでいる県内でも
 すでに何人も感染者が確認されている

 感染経路がまだはっきりしない方もいる


 自身のことはもちろん不安ではあるが
 91歳の父と83歳の母と日々濃厚接触?している身としては
 より気を引き締めていかなくては!!!と切に思う

  
 
 いつかどこかで 自身が無症状の感染者になってしまい

 何の自覚も無いまま
 両親にうつしてしまって最悪の状況にならないとも言えない



 コロナで亡くなった方々は 最期 ご家族に会えない
 ご家族も看取ってあげることができない


 こんなに悲しいことがあるのだろうか?


 志村けんさんのお兄さんのインタビューで
 自分をそれぞれの立場に置き換え考えて
 涙が止まらなかった


 とにかく ありったけの想像力で
 これからも日々 最高の警戒心を心がけて過ごしていきたい









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2020年04月03日

2016年 6月 1


 5月下旬から 夫と彼女の様子は
 ますます親密になったようだ


 何かを目撃したわけでも 直接耳にした訳でもないが 

 あちらさん達が毎日 
 新聞の連載小説並みにやり取りをしているので

 こちらには手を取るようにその感情・行動がわかる

 一度 釘を刺しているのだから 
 いざとなったら行動を起こすだけ!という気持ちでいるので
 狐目の彼女の時よりは 心が落ち着いていた



 6月には また別の新人研修があり その準備等で
 気持ちを紛らわせることができた


 仕事休みの時には実家に飛んで帰り

 入院中の母の見舞いはもちろん
 平日一人で留守番している父のお相手をする

 やはり 話し相手がいないので 少々ボケが進んできていた



 6月14日
 やっと 母の治療計画説明の日だ!

 予定の午後2時を大幅に遅れて 3時半近くにやっと先生が来た

 市内で一番大きな病院なので 救急等もあるから仕方のないことだが


 下血の原因がわからないので 一つ一つ消去法で探っていくしかない、と

 弟は大腸カメラを希望していたが 
 先生からは 様々な数値が落ち着いて来ている中
 心臓の働きを改善するためにカテーテルをしたいとの話


 私も先ずはそこからだと思っていたので
 「とにかく心臓を落ち着かせてください!」とお願いした



 20日に心臓カテーテル検査および大動脈弁拡張術を行うことに

 翌21日は Mクリニックでの自身の脳内MRIだ

 また県内あちらこちらに飛び回らないといけない


 とにかく余計なことを考えずに 寝不足にならないように
 自分のタスク管理をきちんとしていかないと潰れるな・・・と


 仕事の合間に新人さん達のフォロー研修もあるが
 電話で勘弁してもらおう

 仕事でもプライベートでも
 何かと気に留めておかなくてはならない事が多く

 今振り返ってみても 良くやってたな・・・という思い



 兎にも角にも 
 平日昼間の 父の一人時間をなるべく減らすように
 仕事のない時には 日帰りであっても出来る限り実家に通った


 私がバタバタしていても 夫は相変わらずの通常営業(笑)

 ブレないのは素晴らしいことだ(呆れる)



 娘に心配されながらも この6月を乗り切らなくては、と
 日々 自分に気合を入れていた!!!









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2020年04月01日

〇〇につける薬はない!


 2016年5月下旬

 初孫誕生という 最高のプレゼントをもらって
 本来ならば 心浮き立ち人生の春満開!という感覚のはず


 夫に 釘を刺してはおいた

 そう 目撃者までいるんだよ!としっかり伝えた



 けれど予想通り 夫にはあまり関係のないことだったらしい


 彼女とのメッセージのやり取りは全く止めていなかったし
 
 さらには 
 " 付き合っていきたいと思ってます! " などと
 訳のわからないことを宣言している!!


 いやはや すぐ近くにいるよ!
 頭のおかしくなった中年同士のバカップルが!!!


 彼女は彼女で それに大層喜んでいる様子(笑)


 けれど 毎日の " かまってちゃんメール " の最後には

 " こんなことしていていい訳はないですよね?
  今のうちならまだ引き返せるから 止めなくちゃ! "

 というヒロインのセリフさながらの文章がくるし(呆)



 文字通り " 〇〇につける薬はない " のだ!!!

 周りのことなど全く気に留めないし
 障害になるようなことがあれば
 それがロマンチックな小道具になるのだから


 まぁ こんなおバカな人たちに関わりあっていると
 こちらの常識的な頭も疲れてくるので

 もういい加減 放置しておこう!と思った



 母のこともあり さすがに疲れが溜まってきていたし
 慌てずとも 二人はいまだにiMessageでの送受信しかしていない

 夫は まだLINEを使おうとはしていなかったので
 このまま 状況の変化を見守っていてあげよう(笑)




 母が入院する直前 
 自身の5月の採血結果は異常なしだった
 
 実家方面への往復が多少大変にはなるだろうが
 休める時には 何も気にせず自分のペースで休もう

 

 実際 体調には大きな変化はなかったし

 6月に入れば
 Mクリニックでの予約していたMRI撮影がある

 とにかく " 何事もやり過ぎない・思い込まない " を心がけ
 日々 フラットな精神状態を心がけよう!と決めた








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2020年03月30日

初孫の誕生 2


 隣県の市民病院には昼前に着いた

 
 ちょうど 赤ちゃんは寝ているところで
 ひとまず 嫁子ちゃんの顔を見に♩


 予定日から1週間以上ゆっくりとした初産だったが
 出産は無事に進んで 元気に生まれて来てくれた、と

 あちらのお母様と次男とも色々おしゃべり!

 娘も早く赤ちゃんを見たがっていたが
 しっかり眠っている時間帯だということで
 一度外へ出て ご希望の出産祝いを当日のうちに購入!


 授乳が終わって ゆっくりしている頃に再度病院へ


 息子はもちろん嫁子ちゃんも
 夫達の " 連載小説 " は読んでいたので 

 嫁子ちゃんが私の耳元で 
 「お義母さん お父さんに抱っこさせるのは今日だけにします
  母が来ているので 普段通りということで」と囁いた


 おっぱいを飲んで 安心しきって
 嫁子ちゃんの腕の中でゆっくり瞬きしている赤ちゃん!

 私たち3人とも 新生児の可愛さにメロメロだった
 
 一度私が抱っこさせてもらって 夫の腕へ

 この汚れなき みどり児を抱かせるのは本当に嫌だったが・・・
 
 驚いたことに 夫は涙を流さんばかりに感激している!

 それはそうだ! 
 結婚式への参列を拒否られた次男夫婦の子供だ

 まさか 抱かせてもらえるとは思っていなかったらしい
 まだ夫に そんな普通の感情も残ってるんだ!と驚いた

 
 可愛らしい赤ちゃんを見て 心が洗われるような感覚!

 この気持ちを夫の行動で汚されるのは本当に気持ちが悪い
 ・・・が この段階で釘を刺しておかなくては!!!



 帰路 後部座席で娘が熟睡しているのを確認して
 ご機嫌で運転中の夫に声をかけた


 「金曜日は さぞかし楽しい夜だったんでしょうねぇ」

 「は? チームの飲み会だったけど・・・
  言ってたよね?」
  (イヤイヤ なぁ〜〜んにも聞いていませんでしたよ!)

 「ヘェ〜飲み会だったんだ! じゃあ 酔った勢いってとこかな?」

 「何が? 何かあったの?」
 
 「うん Sさんからある目撃情報が来たのよ!」

 「目撃情報?」

 「そう!! 
  何処かの誰かさんが 女性とイチャついているという
  気持ちの悪い情報が、ね!!!」

 「え? 誰が?」

 「今 運転している人に決まってるじゃん!
  すごい光景だったらしいね!」

 路チューを目撃されていることは直接言葉にしなかったのだが
 途端に夫は不機嫌になった


 「そうやって あなたはいつも
  他の人からの情報はなんでも鵜呑みにするんですね!

  言われた通り 勝手にそう思っていればいいんじゃないですか?」


 出た!!!  困った時や嘘をつく時の " 敬語 "づかい!!!

 狐目の彼女の時から 全く進歩してないじゃない?!

 予想はしていたものの 心底がっかりした








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2020年03月29日

初孫の誕生 1


 母が入院して 一応落ち着いたので
 自宅に戻ってきた

 また 金曜日からの研修で実家方面に行くので
 気持ち的には安心だ



 自宅に帰宅してからの日曜日

 彼女からの早速のメッセージ!

 " 大変でしたね お身体大丈夫ですか?
   色々あっても お手伝いできないし 出る幕ないなぁ "

 " いやぁ 私も出る幕はないですよ! 運転手ですから "


 何をアホなことを言い合っているのやら!!!

 私の実母の救急搬送に どうしてこの女の出る幕があるんだ?

 運転手だって言うけど 自分で行くって言ったよね?
 仮にも 義母だよね? 結構お世話になってるよね?
 ご自分達が中心で世界が回っているお花畑の状態なので
 何を言っても仕方はないと思ったが(笑)

 もう おバカさん達のことは 殊更に考えないようにした
 事実確認のみを粛々と・・・



 そして 2016年 5月19日(木)
 待ちに待った 初孫誕生!!!

 送ってもらった写真は 次男そっくりの女の子だった♪

 翌日からの新人研修終了後 日曜日に病院に向かうことを連絡した


 金曜・土曜の新人研修は 
 それはもう懸命に教えさせていただきました(爆)
 
 孫が生まれるって 本当に嬉しいんだな!と言うハイテンションで!


 土曜日の研修後 夫と一緒に来た娘と母の病院へ

 「ひ孫が生まれたよ!! 早く元気になって抱っこしてね!」と
 伝えると 満面の笑みで 
 
 「早く 会いに言ってあげなさいね! 私も会いたい〜〜」と
 本当に嬉しそうに 文字通り瞳を輝かせながら答えてくれた


 実家に泊まり 父のご機嫌伺いをして
 翌日 高速を飛ばして隣県の病院へ!

 けれども その最中も 実は胸中はドロドロ状態!!!


 なぜなら 私が研修している金曜日の夜
 夫の職場の集まりがあったようで
 その帰り道は二人だけで帰った模様・・・

 それぞれがそろそろ自宅に着くであろう時間帯に
 まぁ デレデレしたやり取りをしていた

 そして 夜遅くに 
 裁判の時にお世話になった不動産会社の友人から
 とんでもないラインをもらっていたのだ

 かのお二人さんが何と 「路チュー」してたとか!!!

 彼の親類が夜間の急患診療に行くことになり
 運転手として病院に行った時に
 その病院の駐車場脇で目撃したとのこと!!!


 もう 呆れかえってすぐには返信できない状態だった

 その病院は 彼らの職場のすぐ近くだ!!!



 その夫が 何食わぬ顔で運転している

 娘も乗っているので 感情を抑制することはできたが
 正直 気持ち悪くて仕方なかった








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2020年03月27日

母の入院


 結局 母はそのまま入院となった
 
 急遽 私たち夫婦は 実家へ泊まる事に

 父は 久しぶりに私の顔を見て喜んでくれた

 この頃には
 そろそろ " まだらボケ " というような症状も出てきていたので
 母がいないことをそれほど不思議には思っていないようだった
 


 翌日の面会時間には 父を伴って病院へ行った

 母は 自分が入院しているというのに
 父の手を握りしめて 

 「ごめんねーー 本当にごめんねーーー
  私がこんなになっちゃって・・・
  入院している間 おじいちゃんどうしようねーー」

 と 自分のことよりも 父のことばかり心配していた

 父は父で

 「何だか大変なことになったなぁーーー
  ゆっくりここで診てもらったらいいよ」とニッコリ手を握り返している


 あーーー こんな夫婦になりたかったなぁ・・・

 隣にいる夫は 今まさに " 新しい彼女 " とお楽しみ中!!!

 「信頼」「信用」なんていう言葉は この人には無縁だな



 とにかく 出血が収まるまでは 様子見しながらの入院

 症状が治まってきたら 大腸カメラや心臓の検査等々

 先生方からの話はあるが 
 いかんせん今がどんな状態なのかもはっきりわからずで
 あくまでも 仮定の上での診療予定・入院予定だ


 いくら 同居家族が多いとはいえ
 皆 フルタイムの仕事か 学校に行っているので
 平日の昼間は父一人になる

 母の入院期間が読めないこの状況で どうすればいいのやら


 搬送されたのが金曜日 
 幸い その翌週の金曜日には 
 実家方面の職場で新人さんへの研修があり 
 1泊2日で来る予定になっていた

 とにかく 1週間は弟家族でどうにか頑張ってもらわないと!


 後ろ髪ひかれる思いではあったが
 父を実家に送り届けて 自宅へ戻った


 高速を運転している夫の横顔を見て

 弟夫婦に
 「姉ちゃんは優しすぎる!!!
  もう こっちに帰ってくればいいのに!!!」と
 言われたことを思い出していた


 新しい彼女のことはまだ何も言っていないのに
 私の顔がそんなに沈んでいたんだろうか?


 母がこんな状態になってしまったし
 今すぐにではなくとも 戻ってくることも考えないとな、と
 真剣に 自分の行く末を思った










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2020年03月26日

母の容態は?


 夫の運転で急ぎ高速を実家へ向かう

 途中 何度か弟からのLINE

 
 下血が止まらず 貧血状態はもちろんのこと
 意識混濁も少々あって 予断を許さない状況らしい

 何がどうなって そうなっているのか
 現段階では 全くわからないようだ



 母は どちらかというと 身体は丈夫な方だ
 風邪を引いたことすら 私の記憶には無い

 母方の祖母も体力はあり とても元気な人で
 喉頭がんになってしまったが 発病から6年生きた!

 母方は 他の親戚も元気な方ばかり

 病気になったとは言え 
 家系的には健康な身体の人が多いように思う



 実家の地域では一番大きい 市立病院へ向かう

 救急の窓口で 場所を教えられ急いでCTUへ!

 (ICUではないの?と思ったが 集中治療室はCTUというらしい)

 義妹とその長女の姪(看護師)がいた


 母というと 落ち着いてきたのか
 こちらを見ると 話し始めた

 「ごめんね 心配かけて!
  何だか このところ調子が悪くて
  かかりつけ医のところに行ってた時に
  トイレで倒れて・・・」


 あぁ 病院内でのことだったのか!
 どこかで倒れて 頭でも打っていないか心配していたが



 点滴の管を何本か入れられ 心電図計にも繋がれ
 すでにオムツに交換させられていて
 一時よりは落ち着いているようだ


 だが 出血は相変わらず止まらず・・・


 先生の話では 詳細な検査をしたいのは山々だが
 下血が落ち着くまではカメラも入れられないし

 現在のところ 一番悪い状態なのは " 心臓 " だという

 
 心臓???

 母に 心臓疾患なんて聞いたことがない


 後から聞いたところでは 
 若い頃に 心臓弁膜症気味だと言われたことがあるらしい

 気味・・・って


 とにかく この下血が止まらないことには
 むやみに先に進めないらしい

 そんな状態なので しばらくの間 入院することになった


 入院期間は どのくらいになるのか全くわからない
 初期段階での見立てが全くできない状態なのだから


 一人 実家で留守番をしている父を思って
 これから先をどうしていけばいいのか

 考えただけで 頭痛がしてきた







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2020年03月25日

母が!!!


 2016年のGWも終わり
 にぎやかな雰囲気も落ち着いてきた5月半ば


 夫たちは 相変わらずのラブラブモード全開のご様子

 片や50代半ばに 片や40代になったばかりの
 " ド中年 " のカップルなのに
 毎日毎日 とにかくマメに連絡を取り合っている


 彼女は 旦那様がいるが 子供はいないとのこと
 
 フルマラソンは あちこちの大会に参加するほど
 本格的に走っていて 職場の愛好会にも入っているらしい

 夫も少々走るので 
 一緒に走ろう 大会に出られるようにコーチする
 練習だと言えば一緒にいても不自然ではない・・・

 等々 彼女の方からも必死のアプローチ


 狐目の彼女の時と違って ご主人様はとてもいい方のようだが

 子供もいない状態が長いので 俗にいうマンネリだと
 自虐的に言って 夫に " ときめく〜〜" などと言ってくる

 気持ち悪っ!

 そんな感じの毎日のバラ色のメッセージは
 東京の息子たちにも転送していた
 
 GWからの帰京時に 何でも報告してね、とのことだったので
 彼らも当然のように 毎日の動向をチェック!

 「下手くそな ライトノベルでもこんなセリフないよな」等の
 ご批判もいただけるので(笑)



 次男の嫁子ちゃんの出産も間近で
 いつ連絡が来るのかなぁーーと 毎日ドキドキしていた頃


 仕事休みで 
 部屋の片付けをしっかりしないとなぁなどと
 ボンヤリ部屋の中を見渡していた3時過ぎ

 弟から突然の電話

 実家の母が 救急搬送されたと!!!


 その連絡が来る1時間ほど前に 母の一番下の妹である伯母から

 「おととい用事で訪ねたら 顔色がひどく悪くて
  下血がとまらないって言ってたから電話してあげて!」と
 わざわざ 連絡をもらっていた

 下血? 何だろう? 弟たちは病院に連れて行ってくれたのだろうか?
 などと 頭の中では考えていたのだが

 まさか 連絡を入れる前に 救急搬送されるとは!


 状況が状況だけに のんびりしている暇はない!!!


 すぐに 夫に連絡して車に飛び乗った!!

 夫も一緒に行くから 職場でピックアップしてくれ、と



 頭の中が グルグル回る状態だ!


 今 母に何かあったら・・・・・


 家業の細かいことを一手に引き受けている母
 認知症の症状が出てきた父と 日々にこやかに話をしている母
 フルタイムでの仕事の弟夫婦を 何かと手助けしている母・・・

 とにかく 家のことを全てにおいて掌握して動いている母

 母がいるから 実家はうまく回っている!!!


 最悪のことが起きたら・・・・という恐怖に似た感情で
 夫の職場に車を走らせた






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2020年03月24日

記録するという事


 最近書いている記事は 2016年のものだ

 
 今までのことはもちろんのこと
 ブログにアップする時には 当時の手帳を傍らに開く


 不思議なことに 見返して見るたびに

 そこに書かれている当時のことが 
 その空気感や情景の細部まで思い起こす事ができる

 印象に残っている物事は 脳内に全て素早く再現できるほどだ



 「書く」事が大好きで 「記録」する事が趣味に近い

 一日1ページの手帳を 毎日何かしらの出来事で埋めている

 自分が関心・関係を持つあらゆる人や出来事・物の話題で・・・・

 「書く」という作業によって 自分をなるべく客観視できるように
 意識的に訓練していると言ってもいい

 でないと 
 どうしていいのかわからず 取り乱すだけの感情の時もあるから



 けれど 先日 実家にある父の手帳を見た時に
 少し複雑な気持ちになった

 父は 恐ろしく達筆な人で 
 彼が中学生当時のノートも残っているが 
 とにかく娘の自分から見ても 素晴らしい文字と 絵を描く

 理科系の授業の板書は その図まで教科書のように正確無比だ

 私にとって このノートは宝物だ!


 その父が長年綴った日記が 本棚にズラーーっと並んでいる

 今の父は もう文字を書くことはもちろん
 筆記用具を持つことすらしないし できない

 一昨年半ばに 家の書類にサインしてもらう事があり
 そのたどたどしい文字の羅列を見て ショックだった

 もし 今 父がいなくなったらこの手帳たちはどうしよう?

 全て読み返して見たい気持ちもあるが 果たしてそのまま
 保管していくべきものなのだろうか?

 5行日記のような手帳やノート達 父の心情とプライバシーの塊だ

 極私的な一般人の手帳・・・ 
 自分にとっては 「父」のものだから こだわりがあるのだろう


 それを自分に置き換えた時
 自分の手帳は自身で処理しておかなくては・・という気持ちになる

 私と弟で 父の手帳に関する思い入れに温度差があるように
 子供達3人にとっては その処し方に戸惑いしか与えないだろうから
 (もちろん 夫には絶対に見せることはないし 見せたくない!)




 ・・・なんていうことを考えながらも 
 まだまだこのブログは書いていくつもりでいる

 個人の記録媒体としては 昔は考えられなかったものではあるが

 自分の中に溜まった " 澱 " のようなものが
 少しでも浄化できるのでは?という身勝手な思いで(笑)


 お時間のある時に 
 バカなこと書いてるなぁーと 退屈しのぎにお付き合い下さいませ♪








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2020年03月22日

2016年 GW


 息子たちが 時間差で帰省したこの年のGW

 
 私自身は 飛び飛びに仕事のシフトが入っていて
 のんびり出来る事がなかなか無くて

 休みなんだか 仕事なんだか・・・
 毎日 バタバタしていた


 けれども 帰宅後は
 しばらくぶりに会えた息子それぞれと
 " 家飲み " しながら いろいろと話せた
 (時間差の帰省だったので 二人一緒には話せなかったが)


 夫は アルコール全般 強い方ではない

 " 雰囲気酒 " が好きなだけなので
 自宅だと 緊張がないためかすぐに酔いが回り
 一番早く寝てしまうほどだ


 おかげで 夜は
 子供たちと遅くまでゆっくりと話をする事ができた


 息子・娘とも 放置するというスタンスは同じなので
 これまでのメッセージの内容を 全てしっかりと確認して
 各々で その内容を " 精査 " していた(笑)



 とにかく 「ラブラブ」そのもののメッセージだらけ!!


 ・手を繋ぎたい
 ・寒いからハグしたい
 ・週末が全然楽しくない
 ・職場で顔を見るだけで嬉しい
  ・・・・・・etc.

 そして それぞれの段階を経た様子も!!!


 本当に 学習塾帰りの中学生カップルのようだ

 (中学生)
 大好きだし いつまでも一緒にいたいけど 人目もあるし
 試験前の大事な時期にこんな事をしていてはいけない


 (この二人)
 大好きだし いつまでも一緒にいたいけど 妻(夫)がいるし
 家族関係修復のための絶賛構築中にこんな事をしていてはいけない



 まぁ いずれの場合も 脳内がお花畑なので仕方がないが
 可愛らしい 中学生カップルとは全く次元が違う夫たち!


 子供達は言葉は違うものの 3人とも私にこう言っていた


 「おかあさん 
  今は楽しんでいるのかもしれないけど 本当に大丈夫?

  ひょっとして 無理に感情を抑えている事ない?

  ストレスまみれになりそうで すごく心配なんだけど」



 自分でも だんだんと辛くなるのは十分承知していた

 けれど この段階では まだ自己制御できる範囲だった
 それだけは 経験上確信を持てた


 「大丈夫だよ!!

  けど どうしても、という時にはすぐにSOSしていい?」
 
 子供達は いうまでも無く 全面的に味方だから心配しないで、と



 楽しかったGWも終盤になり 
 頼もしい味方の息子たちはそれぞれ東京へ

 娘と二人で取り残されたような感覚だったが
 こればかりは仕方がない


 対して 夫たちは休みが終わる!!!と
 大喜びのメッセージを交わし合っていた








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プロフィール
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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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