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2020年08月10日

2017年 2月 2

 自分で手伝うとは決めたが 「トイレ工事」と
 簡単に一言では言いきれない


 一般住宅とは違い テナントさんの了解をいただき点検
 工事見積もり それにより工期の設定

 その間のトイレ使用をどうすれば良いのか?

 トイレが使用できない期間が長引くと それこそ大問題だ



 不具合が出ているテナントさんは 
 小さなブティックといった感じの店なので お得意様がほとんどだが 

 他には 学習塾 音楽教室 美容室等 不特定多数の方が出入りする


 学習塾は 学年末の時期ということもあり テスト対策やら
 高校受験対策やらで ある意味 " かきいれどき" だ!

 建物外のトイレを使用するとしても 風邪を引かせるわけにはいかないので
 できれば 他の建物内のトイレを借りて欲しいとの要望も出るだろう


 弟夫婦は 二人揃ってフルタイムで忙しい職場なので
 現実問題 全くもって責任を負えない、と投げ出す始末


 実際 不具合の程度を見てもらったのだが 
 ブティック内のトイレを全て交換した上で
 排水管も直さなくてはならないとのこと!!!


 ゆうに40年は経過している建物なので

 年代年代に 小さく補修しながら使っていたとは言え
 不具合が出ることは致し方ない

 けれども 正直 大ごとになってしまってストレス値が上昇!


 早速 工期の相談をしなくてはならないが

 各テナントさんが 各々の業態で定休日が異なり
 日程を合わせるだけで一苦労

 工事開始日すら決められそうになく 
 最初の段階から 正直参ってしまった


 ずっと実家にいる訳にもいかない

 私だって仕事もあるし もちろん病院通いもある


 FAXと電話でのやり取りで 詰められるところは詰めていかなくては


 ど素人の自分が テナントさんと業者さんの間に入って
 うまく調整していけるのだろうか?

 少し深く考えただけで 頭の中がパニックになってしまうほど


 よりによって ブティック内のトイレかぁ・・・

 トイレの解体・設置だけではなく その期間の商品管理のことも考えねば


 
 シワがなくなりつつある脳みそをフル回転させて どうにかしないと!


 何よりも 母を安心させないと・・・
 
 この頃 少々認知症が加速してきたと思われる父ですら
 私がバタついているのを見て

 「なんだか 忙しくさせて悪いなぁ・・・」と言葉をかけてくる始末



 実家と自宅に往復がまた始まるけれど 親孝行のチャンスじゃん!!!


 できることはやってみなくちゃ!!!








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2020年08月09日

2017年 2月 1


 法テラスに行った後
 自分の中の気持ちが整理されていないことを実感した


 裁判までしたのに
 またもや発覚した夫の女性問題
 
 それがわかるたびに上昇する腫瘍マーカー


 第三者の目からすれば " さっさと別れろ! "
 というところだ

 私だって 友人がそんな状況なら 迷わず離婚を勧めるだろう



 けれど そう容易に決心がつくものでもない

 離婚するとなると 現実的な問題として
 一人で生活が成り立っていくのか?

 やはり 長い目で見た経済的な問題が一番のネックだ


 本当に別れるとなれば 
 いよいよ子供達にも面倒をかける事になる


 夫と離れ いっときは体調が良くなっても 

 日々の生活が大変になれば
 またぞろ 体調が悪化することも予想される


 とにかく 自分としては過度のストレスを受けないように
 平常心で過ごしていけることが一番の望みなのだ

 かと言って ずっとこのままの生活に耐えていけるかというと
 正直 すでに自信を失っていた



 そんな時 実家の母から 検査に付き添って欲しいと連絡がきた

 2016年 8月に終えた人工弁の手術後の定期検査だ

 体力も戻ってきて 日々の生活も何事なく暮らしている

 けれども 耳が少し遠いので 
 一人で病院へ行くのは とても不安らしい

 先生の話もよく聞こえないと困るから、と



 検査の前日 実家へ到着すると
 病院のことより 違う相談があるという


 実家の家業の件で 少しトラブルがあったと


 曽祖母のそのまた前の代から続いている小売店だったところを
 私が子供の頃に建て直して 何軒かのテナントさんが入っている建物がある

 今は実家で店を構えているわけではなく
 一応 不動産賃貸業という感じの家業だ(その建物だけだが 笑)
 
 その一軒から トイレの調子が悪いとの連絡があったらしい

 小さいながらも4階建てなので 上の階での不具合が出ると
 階下のテナントさん達の営業に直結する

 今回は トイレなので大問題だ

 
 弟は どういうつもりなのかわからないが
 その4〜5年前から 家業には一切タッチしないと父に言っていたらしい

 私も 自分の病気が発覚した頃だったので
 実家のことは 正直まったく気にかけていなかった


 それが 今回 突然のトラブル発覚!!!


 困り切った母の顔を見て 自分が動くしかないな・・・と
 気持ちを固めた


 あぁ 
 これでまた別の意味でのストレスを抱えることになってしまった!








          
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2020年08月05日

筋肉痛が・・・


 8月に入り 梅雨明けした

 3日に 実家の庭の草むしりや枝切りをした


 枝切り鋏で 
 バッサバッサと邪魔になりそうなところを切り落とし

 草刈機で 雑草をきれいに処置した


 父が亡くなり 新盆を迎えるにあたり
 敷地出入り口や 庭のそこここをきれいにしておきたいと 
 母が気を揉んでいたからだ


 夫が 休日出勤の代休だったので わざわざ手伝いに来てくれた

 草刈機を自由自在に操作できるからだ


 農家育ちの夫は こういう時には本当に役に立つ

 購入しただけで 使い方もマスターしようともしない弟とは全然違う

 「一家に一人 ニャンまま夫だね!」と母に言われてしまうほどだ



 砂利が所々削られて 結構な段差でデコボコしていた進入路も

 段差がついてしまった部分の土をツルハシで削って 
 その土で表面を平らにならし 見違えるようになった


 戸車の調子が悪く ガタピシしていた玄関の引き戸も
 完璧に修理・調整して 新築時のようにスムーズに開閉できるようになった



 そうなのだ!!

 夫は とにかく手先が器用で 自分で出来そうな事は
 なんでも自分でやってしまう

 動くことが億劫ではないので 側で見ていても
 " やらされている感 " が無いので 楽しそうだ


 正直 便利この上ない!

 これで 悪い女癖がなければ満点だったのだが・・・(爆)



 自分も 久しぶりに
 枝切りと 草刈機が入らない庭木の間の草むしりをして

 全身汗まみれになるほど働いた!



 昨日もそこそこ痛いところはあったが
 今朝 おきたら  もう身体中痛い(笑)


 年取ったなぁ・・・ 2日目の筋肉痛!!!


 けれど すっかり見違えるようになった庭を見て
 亡くなった父も 喜んでいる事だろうと思う



 さぁ 今日はこれから 母の市立病院への付き添いだ


 先月末 年一回の検査をした その結果を聞きに行く

 昨日よりも さらに暑くなりそうだ

 水分補給 マメにしなくては!!!

 
 母の検査結果も 何事もありませんように!!!








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2020年08月04日

法テラスへ 2


 F先生の単刀直入の言葉に 思わず少しのけ反った


 確かに こちらの感情などまるで無視して
 好き勝手なことを繰り返す夫とは

 これ以上一緒にいても 精神的に負担になるだけだ

 それは自分でも重々承知している



 けれど 全くの第三者
 それも弁護士の先生に正面切って言われると

 自分でも 驚くほど 内心が定まっていないことに気づいた



 確かに 「離婚」が一番の選択肢だ

 子供達も心配している
 

 私が 精神的に少なからず無理をしていると

 やがては
 腫瘍マーカーが上がるような事態になることがわかっているからだ


 
 少しばかり 躊躇する私の横から 義姉が先生に尋ねた

 「離婚に向けて進むとなると どういったことから始めれば
  一番効率が良く 早くことが進みますか?」


 「何も心配いりませんよ

  言い方は悪いですが
  積年の 女性関係の問題もある上に
  先の裁判で不貞行為を認めた判決が出ていますよね

  加えて 今回も女性が絡むとなると
  奥様が精神的にもう限界だということは
  誰が見ても納得できる事実です

  その事実を 離婚調停で告げればいいだけの話です」




 思わず 吹き出しそうになった

 なるほど・・・ 
 先生にとっては 夫は単なる " 前科者 " 扱いなのだ


 確かに! 

 自分が迷わず動けば 何も難しいことはないという事だ


 義姉と顔を見合わせ 思わず笑いあってしまった



 よく聞く言葉に
 「真実は それぞれの中にあるが 事実は一つしかない」というものがある


 真実はそれぞれの主観の中にあるので 解釈は人それぞれだが
 (真実を正義という言葉で言いかえればわかりやすい)

 事実は 客観的に見て 起こった事そのものなので
 夫がどんな言い訳をしようとも 不貞行為を働いていた事は消えない


 なぁーーんだ!!!

 よく考えてみればすぐにわかる事だ

 自分が決めたら その通りに動けばいいだけの話だったのだ



 とても楽になったし 解放された気分だったが

 いざ 本当に離婚すると仮定してみると 
 目の前に問題が山積みされているのが思い浮かび 

 実際に動き出すには 少々面倒だな・・・と憂鬱になった








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2020年08月02日

1月末日 法テラスへ 1


 予約通り 31日は 法テラスへ出向く日

 指定された時間は9時45分!なので 
 10分前に間に合うように義姉と待ち合わせ



 国道沿いのビルの中に 法テラスがあった


 指定フロアのドアを開けると

 そこは 小さな銀行の支店という雰囲気だ

 カウンターがあり その中には10人ほどの職員らしき人たち


 そして
 銀行のそれとほぼ同じタイプの椅子が置かれた
 待機コーナーがある
 

 若い男性が私たちを見て近づいてきた

 予約している旨を告げると 椅子に座ってお待ち下さいとの事


 シーンと静まり返っている事務所の中で
 義姉と顔を見合わせながら 椅子に座る

 何となく 居心地が悪い


 出入り口のドアの近くには 仕切りがあり 
 その奥に続く内側にまたドアが 並んでいる

 思うに そこが相談コーナーなのだろう


 5分ほど待たされた後 
 「どうぞ こちらへお入り下さい」と先ほどの男性に案内され
 相談コーナーへ 義姉と二人で入った


 差し出された名刺には 
 予約時に言われたY先生とは違った Fという名前があった

 どうやら Y先生に急用が入ったらしい


 紹介されたその先生に 改めて挨拶をした

 話を聞くと 担当のはずのY先生が事務所所長で
 F先生は所属弁護士との事

 その日は Y先生の事務所が担当という事なので
 所属弁護士が代わりに出ても 問題は全くないそう
 
 プー先生とその所長先生との関係と同じか・・・


 年代はプー先生と同じくらいだろうか? 少し落ち着いているかな?
 眼鏡をかけていて 高身長だが少しぽっちゃり気味の穏やかな雰囲気

 弁護士というより 会計事務所の人、という印象

 物静かで 声も動作もすべて小さく
 視線を合わせることもほとんどない


 え? この先生 本当に大丈夫かな?などと
 失礼なことが頭をよぎった

 


 義姉は 
 先生の言った言葉を 秘書よろしく記入できるよう
 ノートとペンを出してスタンバイしている


 F先生は
 宿題として持参した 結婚後の年表(爆)をじっと見ている



 「ふーーん なるほどなるほど   

  それで 奥さんはいったいどうなさりたいのですか?

  やはり 離婚一択でしょうか?」



 さっきまでのF先生とは違い こちらの目をじっと見て
 ハッキリとした口調で聞かれた








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2020年08月01日

もう 8月だ


 例年のこの時期だったら もっと心が浮き立っていた


 今年は 地元の花火大会も七夕祭りもすべて中止だ
 子供達も夏休みが短くて 楽しさ激減だろうな・・・


 当地では 梅雨明けもしていない

 6月上旬の 父の葬儀の時期辺りの方がよほど暑かった



 ことさらに 夏が大好き!!というほどではないが
 
 やはり 青い空 青い海 白い灯台 吹き渡る風
 そして アイス スイカ 花火 風鈴 麦わら帽子・・etc.

 夏の風物詩と言われるものは どれも大好きだ


 にぎやかな商店街に住んでいたこともあり
 子供の頃は 小さな町ながらも通りいっぱいの七夕飾りが
 とても好きだった


 今思うと 七夕が好き、というより
 大きな道路がすべて歩行者天国のようになり
 歩きながら飲み食いしても叱られないというその雰囲気が好きだったんだと思う

 この数年とは比べ物にならないほどの多くの人出があり
 本当に賑やかで 文字通り 心浮き立つ季節だった

 毎年必ず訪れる " 非日常感 " を 短いながらも思いっきり楽しんだものだ 


 
 緊急事態宣言下の あの自粛期間も十分すぎるほどの " 非日常感 " だった

 全く人通りのない駅前商店街  交通量の激減した主要道路
 子供達の笑い声が聞こえない校庭


 本当ならば 今頃 夏の暑さと東京オリンピックで
 日本中が 暑く 熱くなっていたであろう今年の8月


 7月には 昨年に続いての豪雨災害始め 
 収束の見通しもたたないほどの 新コロナウイルス関連のニュース

 少しでも気を緩めると 憂鬱に押しつぶされそうな毎日だ


 新コロナウイルスに関してのニュースは 
 マスコミの " 煽り " にも感じる言葉尻を捉えないように努めている


 後遺症で苦しんでいる方 亡くなっている方 
 それぞれ とても痛ましいことだ

 けれども どんな病にも必ず伴う事実だ

 実際 年間にお餅を喉に詰まらせて亡くなる方や
 季節性インフルエンザで亡くなる方もたくさんいらっしゃる

 そして
 ガンにかかっている患者さんの方がはるかに大勢だ


 新コロナウイルスの本質的なものがわからないので
 不安要素が大きく 仕方のないことではあるが

 他の病気の人達の治療や手術等が 
 後回しや ないがしろにならないように切に思う


 そして 家庭内感染が増えている今

 基礎疾患を抱えている家族親族に会うために帰省するというのは 
 やはり 我慢した方がいいのかな?・・・と感じる


 自分は 孫に会いたいーーーーーー
 息子夫婦たち 娘夫婦にも会いたいーーーーーと喚いているが(爆)

 

 今年の8月は 例年とは全く違う
 切なくて そしてやるせない1ヶ月になりそうだ








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2020年07月30日

2017年 1月後半 3


 脳内転移している サイバーナイフの治療になる、と
 夫に伝えたら  案外しおらしい反応だった(笑)


 3月の治療日には 出張を入れないで休みを取るとまで


 ほんと 夫が何かやらかし始めると
 必ずと言っていいほど 体のどこかに変調が出る



 翌25日は O先生のところでCT撮影

 ・・・だとわかっていたのに
 前日のMRIの時の造影剤がまたまた影響しているのか

 朝から本当にだるくて起き上がれず
 娘と夫の朝食すら用意できなかったほど


 予約時間には間に合うように どうにか病院へ



 このころのO先生は 会うたびに表情が柔和になっていっていた

 S総合病院にいた頃は 手術に明け暮れていて
 その表情は いつも引き締まり怖いくらいの時もあった

 もちろん 外来診療の時には優しかったが
 今の穏やかな表情とはまた違った柔らかさだった


 やはり 患者さんの命に直結する手術は
 素人の自分が想像することもできないほどのプレッシャーなんだろうな



 そんなことをぼんやり考えていた時に
 先生はにこやかに言った


 「肺・右腎臓があったところなど 気になるところは
  画像を見る限り とてもきれいで落ちついていますね

  K先生のところでは いかがでしたか?」


 
 どうやら 転移したらしいことを話すと

 「1ヶ所だけでしたら 何の心配もありませんよ

  ましてや サイバーナイフでの施術でしたら
  ガンマナイフよりも負担はありませんしね」

 と いつもの笑顔で言ってくれた



 そして続けてこうも言ってくれた


 「今日の採血結果ですが 
  放射線治療の効果が確実にあらわれていますよ」


 そう言われて数値を見ると
 確かに前回よりもCEAの数値が下がっていた

 ・・・と言っても まだ5近くあるが



 ん???

 本当に脳内転移していたとしたら 
 この数値で収まっているのだろうか?


 今までの例なら 数値幅はそれほどでなくとも
 必ずCEAの数値は上昇していたけれど・・・



 少し釈然としない思いもあったが
 もう サイバーナイフでの治療予約も済んでいるし

 3月のその日まで 体調管理をよりしっかりしていこう!!








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2020年07月29日

2017年 1月後半 2


 24日の火曜日はMクリニックでの MRI撮影だ

 予約は 午後1時
 これは 点滴の処置室に入る時間

 MRI室に呼ばれるのは 1時半過ぎの予定


 お天気はよかったが 前日まで少しちらついていた雪が心配で
 予定よりも少々早めに出発した

 

 
 まぁ 道路に雪があったわけでもなく 結果的には
 冬のお日様に見守られながら のんびり1時間弱のドライブ



 いつものように 点滴から開始

 到着時間が早かったので
 予定より早く初めていただいたものの MRI室には時間通りのコール
 
 そして 撮影は 何事無く終了

 ・・・と それからが待たされた



 朝食抜きで来ているし お腹はペコペコなんだけれど
 いつ外来に呼ばれるかわからないので
 売店や食堂に行くのはちょっと憚られる


 持参したルイボス茶をちょこちょこ飲みながら
 文庫本片手に待っていた



 やっと K先生の部屋に呼ばれる

 腕組みして待ってるK先生の横顔が厳しい


 「こんにちは ニャンままさん

  何やら 少し気にかかる影があります

  私の感覚では 転移再発したのかと・・・」




 いや それ 不意打ち!!!


 転移?  再発?


 確かに 輪郭がくっきりとは言えないまでも
 大きめの白い影が ボォーーっと浮き出ている



 あぁ・・・ 確かにそれっぽいな

 また ガンマナイフかな? 背術できる箇所なのかな?

 画像とにらめっこして考えていると
 K先生が にこやかに話しかけてきた



 「ニャンままさん 

  今回は ガンマナイフではなく 
  サイバーナイフでの治療になります

  なので ガンマの時よりも色々と負担が少なくなりますよ」



 ガンマナイフのピンを抜いた後の出血を思い出し
 背中が ゾクゾクしてきた



 先生は 淡々としていて

 「来月は予約が目一杯入っているので
  ニャンままさんの予約は 3月の・・・8日になりますね

  サイバーも2泊3日の入院です

  7日から入院ということで お仕事の調整お願いしますね」



 あっという間に 入院日程も決まり

 サイバーナイフの冊子のようなものを渡されて終わった



 まるで 犬神家の一族じゃん! と

 冊子に載っていた 顔面を覆うマスク姿の治療風景を見て
 思わず 吹き出しそうになりながら 会計に向かった



 





      
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2020年07月27日

2017年 1月後半 1


 義姉と話してからは 半分だけ気が楽になった


 残り半分、というのは 夫との事に関してだ

 弁護士さんや 調停の場合の家裁の手続き等 
 法テラスでの相談はもちろん それ以降のことを思うと

 正直 今さらながらに面倒臭い

 そう思いつつも 法テラスからの宿題である
 夫との これまでのいろいろな " 事件 " を年表にせねば!


 まぁ 改めて書き起こしてみると よく頑張った自分!と
 ハグしながら 盛大に褒めてあげたいくらいだった(笑)



 22日には 義父のところへおしゃべりに!

 正月休みに義兄宅で顔を合わせてから
 2週間以上経ってしまっていたせいで
 
 義父は少々ご機嫌斜めだった


 長くいる事はないけれど 来る回数を増やしてほしいと

 親しくおしゃべりできる友達が なかなかできないようだった


 夫と相談して なるべく毎週末くるようにすると伝えると
 義兄にも言っておいてくれ、と

 自分で電話すればいいのに 
 おねだりするようで 嫌われると嫌だから、というほどだ

 長男には 本当に気を遣っている

 夫の出張がないときに 週末は来るからね!と伝えた



 それにしても 日帰りとはいえ
 最近 東京への週末の出張が多いのだが・・・?

 学生の雇用に向けて動いているとかなんとか・・・

 まぁ 今更どうでもいい事だが こっちはやはりザワザワする



 義父のところを後にしての帰途の車の中で

 今現在の夫にとっては
 私がずっと家にいるのが既定事項となっているな、と確信した


 別居を解消し 私が自宅に戻ってから早1年以上経っているし

 夫としては 
 もうあの忌まわしい裁判沙汰のような事はないと思っているんだろう

 今まさに 法テラスに相談に行こうとしている妻が助手席にいるのに


 これからも 義父のところへ夫婦揃って顔を出せると当然のように考えていて 
 私の仕事のシフトを確認してくる夫


 正直 あまりにおめでたいオツムの中身に呆れていた


 
 そうよ!!!

 改めてよく思い出してみると 夫からの私に対する今までのことで
 " 正式な " 謝罪は受けていないんだから!!!









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2020年07月24日

2017年を迎えた


 気持ちの中に 何かひっかかった状態のまま
 新年を迎えた


 いや 年末年始は 
 皆でそれなりに楽しく過ごしたはずなのだが・・・



 義父のことは 皆で出した結論通り
 ホームへの入所が決まって落ち着いたし
 
 3人の子供たちも それぞれが自分たちの立ち位置で
 仕事を懸命に頑張っているようだ

 
 娘は 卵巣嚢腫摘出後
 わずかの間 体調の浮き沈みが見られたが
 新年を迎えてからは とても元気だ



 ・・・となると この引っかかる感じは
 やはり自分の体調と " 諸悪の根源 " となりうる夫のことか!?



 相変わらず 帰宅は遅いし 出張もたびたび


 ランナーの彼女とのメッセージのやり取りを見られないので
 余計なことを考えるとイライラするばかりだ



 そんな折 義姉から連絡があった

 「12月に話した通り 法テラスに行きましょうよ!
  私も一緒に行ってあげるから、ね?

  その相談がてら お仕事お休みの時にうちに来ない?」



 さっそく予定を合わせて 11日にお邪魔することに


 夫のこと 義父のこと たくさんたくさんおしゃべりした
 気持ちがずいぶんと軽くなり 我ながらよく笑った



 すると義姉が おもむろに受話器を握り
 前に進まないとね!と 法テラスに電話してくれた


 義姉が 電話口で ある程度概要を話してくれたが
 予約は 相談者本人でないと受け付けられないとの事


 すぐに電話を代わってもらい 月末31日に予約を取った



 「さぁ いよいよ動き出す時だよ!!

  法テラス側から言われた通り
  時系列で今までの事を書き出さなくちゃね!

  思い出すと 色々辛いかもしれないけれど頑張ってね!」


 義姉にそう励まされ その日は帰宅した



 31日かぁー   


 24日に MクリニックでのMRI
 25日に O先生のところでの定期検診

 ・・・と 何かと忙しい月末になりそうだな



 それまで 体調 崩さないようにしなくっちゃ!!




 Mクリニックでは 脳内MRI撮影なので
 新しい腫瘍等 できていませんように

 O先生のところでは CTを取る予定なので
 放射線治療の効果が 目に見えて出ていますように



 運転しながら いつになく真剣に 自分の身体のことを祈っていた









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プロフィール
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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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