際に保育士ではない人から見た保育士の仕事のイメージは、だいたい同じ感じです。
子どもの世話をする仕事、子どもと遊んでいてお金がもらえる、いつも笑ってテンションが高いなど、
あまり大変なイメージを持っている人が少ないように思いました。
実際の仕事はというと、まず一言でいえば掃除が多いです。
子どもを迎え入れる場所なので清潔で明るい場所にしなければいけません。細菌やウイルスの発生を極力抑えるには掃除が1番です。
出勤してまず行うのが掃除です。
更に子どもがいる時も食事の後には食べこぼしなどの掃除をします。
そして子どもが帰った後は2時間くらいかけて掃除をします。自分の教室を始め、園内のすべてを掃除するので時間がかかります。
次に保育です。
一概に保育といっても年間カリキュラムが決まっているので、そこから月ごと日ごとのスケジュールを組みます。
そして1日の中で歌、製作、遊び、食事、着替えなど細かく時間配分を区切って保育を進めていきます。
しかし子どもの行動は計画通りにはいきません。むしろ毎日がトラブルだらけです。
保育士は時間との戦いになります。支度が遅れて降園時間に間に合わないなどあってはならないのです。
保育と並行して各行事が入ってきます。
おゆうぎ指導、スポーツ指導など日々のスケジュールに盛り込んでいかなければなりません。
保護者とのコミュニケーションも大切です。特に心配性の保護者には細かく園での出来事を共有する為に電話をしたり手紙を書きます。
意外に大変な仕事としては教室に貼ってある子供受けしそうな飾り付けです。あれも毎年、各担任がすべて作ります。
入園式を迎える前の忙しい時間に作らなければならないのです。
遊んでいる時も子どもが危険を伴うことをしていないか、怪我をしないように目を配っていないといけません。
文頭で書いたような、笑顔で楽しくという楽そうなイメージは全くありません。
ここまで書くと大変な仕事のように見えますが、実際は子どもの成長を見守るやりがいのあるお仕事です。
子どもは保育士にたくさんの事を教えてくれますし、子どもとの信頼関係が築けたときの絆は何物にも替えがたいです。
子どもの笑顔は癒しにもなります。
子どもと共に成長していける仕事になるでしょう。
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