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2024年09月12日

心理学統計の検定を用いて魯迅の「阿Q正伝」を考える4

2.3 「阿Q正伝」の驚きの度合

 「阿Q正伝」は、魯迅の生き写しである阿Qを負いながら作品に見る「馬々虎々」がの様子が描かれている。ここでは、この小論の研究テーマ、主人公と他の登場人物との記憶範囲の違いについて、作成したデータベースを基に考察していく。

解答 登場人物の記憶範囲の違い
阿Qと他者との記憶範囲の違い1
阿Q觉得他是第一个能够自轻自贱的人,除了自轻自贱不算外,余下的就是第一个。这个妙法是阿Q的胜利法。
記憶阿Q2 記憶他者0

阿Q非常渺视王胡。阿Q以为他要逃了,抢进去就是一拳。这拳头还未达到身上,已经被他抓住了。王胡一连给阿Q碰了五下。在阿Q的记忆上,这大约要算是生平第一件的屈辱。記憶阿Q2 記憶他者2

远远的走来了钱太爷的大儿子。阿Q一见他,一定在肚子里暗暗的咒骂。阿Q龙其“深恶而痛绝之”的,是他的一条假辫子。記憶阿Q2 記憶他者1

“秃儿”,阿Q便不由的轻轻的说出来了,这秃儿大踏步走了过来,打在阿Q的头上了。在阿Q的记忆上,这大约要算是生平第二件的屈辱。記憶阿Q2 記憶他者2

那时候,“忘却”这一件祖传的宝贝也发生了较力。記憶阿Q0 記憶他者1

花村嘉英(2019)「心理学統計の検定を用いて魯迅の『阿Q正伝』を考える」より

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花村嘉英
花村嘉英(はなむら よしひさ) 1961年生まれ、立教大学大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ語学専攻)在学中に渡独。 1989年からドイツ・チュービンゲン大学に留学し、同大大学院新文献学部博士課程でドイツ語学・言語学(意味論)を専攻。帰国後、技術文(ドイツ語、英語)の機械翻訳に従事する。 2009年より中国の大学で日本語を教える傍ら、比較言語学(ドイツ語、英語、中国語、日本語)、文体論、シナジー論、翻訳学の研究を進める。テーマは、データベースを作成するテキスト共生に基づいたマクロの文学分析である。 著書に「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」(新風舎:出版証明書付)、「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む」(華東理工大学出版社)、「日本語教育のためのプログラム−中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで(日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用)」南京東南大学出版社、「从认知语言学的角度浅析纳丁・戈迪默-ナディン・ゴーディマと意欲」華東理工大学出版社、「計算文学入門(改訂版)−シナジーのメタファーの原点を探る」(V2ソリューション)、「小説をシナジーで読む 魯迅から莫言へーシナジーのメタファーのために」(V2ソリューション)がある。 論文には「論理文法の基礎−主要部駆動句構造文法のドイツ語への適用」、「人文科学から見た技術文の翻訳技法」、「サピアの『言語』と魯迅の『阿Q正伝』−魯迅とカオス」などがある。 学術関連表彰 栄誉証書 文献学 南京農業大学(2017年)、大連外国語大学(2017年)
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