A平均1.4 標準偏差0.55 中央値1.0 四分位範囲1.0
B平均1.1 標準偏差0.32 中央値1.0 四分位範囲1.0
C平均1.8 標準偏差0.45 中央値2.0 四分位範囲2.0
D平均1.6 標準偏差0.55 中央値2.0 四分位範囲1.0
【クラスタABとクラスタCD】
AB 平均1.25低い、標準偏差0.43普通、中央値1.0低い、四分位範囲1,0低い
CD 平均1.7普通、標準偏差0.5普通、中央値2.0高い、四分位範囲1.5高い
【クラスタからの特徴を手掛かりにし、どういう情報が主成分なのか全体的に掴む】
全体的にバラツキは小さいが、視覚と触覚及び新情報が多く、問題解決未解決はほぼ同数のため、「阿Qの勝利法」の場面は、登場人物が動的で情報が交錯している。
【ライン】合計は、言語と情報の認知の和を表す指標であり、文理の各系列をスライドする認知の柱が出す数字となる。
A 6、視覚、直示、新情報、未解決 → 場面の始まりは未解決が多い。
B 5、視覚、直示、新情報、解決 → 阿Qの妙計。
C 4.5、視覚、直示、旧新情報、解決 → 阿Qの妙計。
D 6.5、視覚、直示、新情報、未解決 → 蚤が話題。
E 6.5、視覚、直示、新情報、未解決 → 阿Qの最初の屈辱。
F 6、視覚、直示、新情報、未解決 → にせ毛唐を心の中で罵倒する。
G 5.5、視覚以外、直示、新情報、解決 → 阿Qの二度目の屈辱。
H 5.5、視覚、比喩、新情報、解決 → 尼を誂かう。
I 7、視覚以外、直示、新情報、解決 → 尼に悩まされる。
J 6.5、視覚、直示、新情報、解決 → 下女をベッドに誘う。
【場面の全体】
全体では、視覚情報が6 割で脳に届く通常の五感の入力信号の割合より少ないため、視覚以外の情報が問題解決に役立っている。
花村嘉英(2019)「魯迅の『阿Q正伝』の多変量解析−クラスタ分析と主成分」より
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image