2020年09月11日
マリッジcelebration229この世には天国と地獄は共存するものであり。。。
ドレミドレミ〜
「あー、あー、テストテスト。。ワタシは。。あー、森沢ベルモは。。」と、離れの奥座敷に笑〜と移動した
ベルモが発生練習をすると。。。
「ウーン。。。もう、少し、落ち着いてくださるといいな、謎めいた、ミステリアスキャラだから。。」「えーー、こうかな。。あー、あー、」
ベルモはまた、少しトーンが低い声を出します。「なかなか、あと少し艶を、もー少し、大人っぽく」
謎めいた、ミステリアスな正体不明の預言者、エミコ・デラックスの役作り。。。
ほーぉ、またまた、何事かと、外から様子を見ていた
パッキンキンさんは。。。へー。。。あのデブ。。。なんらか、動き始めたな福の神が、積極的にデブを押し始めてる。話に聞く福の神は、それぞれの専門分野の筆頭で、財閥総裁みたいなものらしく。。
あの、薄紫の笑〜とか言ってる少女は、美と魅力の福の神らしい。美も魅力も、幅広い意味があるが、だいたいにおいて笑〜は、芸能マスコミ関係や、美容、エステ、宝石などなどに直接の顔を出して
あとは、子会社孫会社、各種社長達に任せているらしい。。今はもう、デザイン性など、なんでも洗練されたセンスや美は幅広く携わるので、他の福の神との提携事業もあるらしいが。。。例えば交通の福の神と提携した旅行会社も、食の福の神、恋愛結婚の福の神と提携したホテル事業も。。。
あまり関係ないようだけど、笑〜の双子の弟のお金と豊かさの福の神の富〜も、銀行の通帳や、
生まれながらのサラブレッドか。ちぇっ。おもしろくねーの。パッキンキンさんは、
名前すら忘れて記憶を忘れて。。十数年。。生前の懲役で、海の中の海底宮殿に誰にも発見されずに閉じ込められしかし、笑〜のTV局の番組収録で白骨死体で発見された。
寒い。。おーい。。。出してくれ十数年続いた無限地獄で。。。
周りは美しい宝石の様な色とりどりの、サンゴ礁の魚がスイスイ自由に泳ぎまわるというのに。。白骨死体は。。死んでからも。。
こんな。。ろくな人生を歩んで来なかったのだろう。死んでからも懲役だなんて。。。
ときおり天の声が、上から厳しい事を言うし天の音。。いや、それは天の音と、時には亡霊の怨霊の声がまじりて。。。
生まれてくるんじゃなかっただろどれだけの迷惑をかけたんだ。。。
お前なんか、死ねばいい。。。
産まれてきてごめんなさい。。。
産まれてきてごめんなさい。。。
あれは。。。親の声か、それとも生前に俺に傷つけられた誰かたちの声かもしれない。パッキンキンさんは身震いをしました。いいようもない深い闇の様なドス黒いものが胸にしみわたりとめどなく広がっていく。。。
記憶や名前、生前に、何故亡くなったかを知れば。。。天使が迎えに来てくれると言った。早く迎えに来て欲しい。。パッキンキンさんは、ベルモが自分を救ってくれる反面で、
ベルモは日々ニコニコしてにこやかに暮らしている。。奴は木蓮寺に拾われたらしいが。。国宝級並みの木蓮寺の佇まいに壮麗な庭園。。、敷地内には、ギャアギャアうるさいサンリオ遊園地みたいなふわふわのガキどもが集まる
あの幼稚園すら、デカいプールや水上バスまであるし。。。ガキの癖にパッキンさんさんの霊を認識しているブチャっとした顔のぴいなか、パーなか、こうるっさい生意気な糞ガキも。。。
遊んで暮らして親に甘やかされまくって。。
ただ居るだけで、あー可愛いまぁ、と、何にもしない、むしろめんどくさくてウザいのに。。。存在を褒められるチャラチャラなガキがウジャウジャいる笑〜と言う福の神らしい少女は言うまでもなく、デブも。。。
祝福されて大切に育てられて。
みんな、ニコニコ。。ヌクヌクと。太陽に向かってスクスク素直に伸びていく。オレは。。絶対やつらの様には生きてこなかっただろう。
記憶は無くしているものの。。それだけは確実さ。と、底知れぬ恐怖を潜在的に感じつつあります。
パッキンキンさんは、笑〜や、ベルモは自分を救ってくれるかもしれないと思う反面。。パッキンキンさんが、どこの誰かが、もしもわかったなら。。天国へ導かれるとともに、
生前のパッキンキンさんの真実。。。
知らなかった方がいい事も。。知ることになって。。
極楽浄土の前に、地獄に突き落とされるかもしれない。
環境は関係ないというけれどよう。関係あるに決まってんだろここのデブの生徒のヌクヌクしたアホみたいなチビらを見ると胸が痛いし。ムカついてくる
多分、言うまでもなく俺はろくでもない育ちだったろう。
ガキの時に、殴られたり親に学歴や職や金がなくてひもじい思いしたり。。そんなガキとか、金はあったとて、ただ単に跡取りとか言う本人の望まない家の犠牲や大人の都合の良い道具の為に生まれた奴らは、
それに反して、まずなによりも先に子ども本人の幸せと喜びのもとに祝福されて親に切望されて産まれてきた
アイツらデブや、ヌクヌク組が一緒なわけないだろ確実に、親が、ただ子どもの幸せだけをひたすら願って産まれてくる子どもがいて。。。
本人は、なんにも罪はないのに、
生まれてくる子どもはどうにもならない。。親が培う土壌も千差万別。。。
邪険に扱われたり道具に利用されたり、逆に親の無償の尊い愛情を注がれるも。。
生まれながらにして天国と地獄が共存する。。
それもまた運なのだ。。。
あー、アー、あ〜哀しみを含みつつも、美しい幻想的な艶やかな声が聞こえてくると、「それ、それよ。それで、行きましょうよ。」福の神の笑〜のはずむ様な声が聞こえてきました。
翌朝笑〜や、ヴィーナスと招かれた友人たちの神楽小学校生徒達は、朝ごはんの後、
木蓮幼稚園の幼稚園バス、交通の福の神大蔵の会社の海や湖や川では水上バスに変化するプレゼンス号で、プルメリア島外の生徒をピックアップしに行く往路に乗り込み、神楽小学校に送られる予定となりました。
グリが、UFOのスペースシールドを、メンテナンスに出したからです。遠方からも一瞬で瞬間移動できるスペースシールドは便利だと。。ゆっくり街の動きや風景、生命感あふれる車窓を楽しみたい時もあるし。極上クラスの最先端UFOスペースシールドは、
このプルメリア島にあるベルモの母親
葉月さんの経営するパラス、アマゾネスサンクチュアリーの社用にも、遠方からのお客様のお迎えの為ありますが、運転手のカモメのダイヤさんも、車の運転が大好きなので、遠方送迎のUFOは、便利な反面物足りないのです。
幼稚園バスが、島を出て島外の園児を迎えに行く前に、森沢家の本宅で朝ごはんが振る舞われました。今日は、パンの日らしく、焼きたてスコーンやマドレーヌの香ばしい香りに混じってキノコのスープのいい香りがします。濃紫婆さんや紫子さんが趣味で作っている家庭菜園の鮮やかなトマトを中心としたみずみずしい夏野菜のサラダが出されて
檀家様の差し入れらしい、パッションフルーツも出されました。
森沢家に
招かれた子ども達は、配膳の手伝いをしはじめました。
相変わらず見事な程手際よくテキパキと木蓮和尚は、朝からキッチンを仕切っています。時間ある限りキッチンに立たないと気が済まないらしい。。。よく食べるお客さん大好きな木蓮和尚が、カリカリのベーコンや、オムレツを焼き皿に並べると、
森沢家のチワワの
ミーナとココナはゲラゲラ笑だしました。「あはははネーたん」「ププぷぷっ」すると、ベルモが、カンカンに怒り出します。こないだ、警策で二人のお尻を叩いて叱ったばかりなのに
どうも、最近ベルモが森沢家の本宅で昼寝中に、妹分のチワワの二人が、使わなくなったベルモの携帯を貰って、電話ごっこ、や、写メを撮って遊んでいて、紫子さんが見ていた刑事物の
テレビドラマの殺人事件現場の現場検証場面を見て、つい最近、昼休憩で、森沢家母家で寝ているベルモの頭にケチャップをかけて「殺人事件がありましたー、」だの、黄色いベルモにケチャップで、オムレツだの、キャアキャア言って、写メを撮って、木蓮和尚とベルモにこっぴどく叱られたばかりなのでした。
木蓮和尚は、基本的にはチワワ二人には甘い方ですが、食べ物を粗末に扱うのはさすがに厳しく叱り奥様の紫子さんには、紫子が、そんなドラマや三面記事みたいな番組ばっかり観るから子どもが真似するだろう。と。。。
ベルモも、お坊さんになりたいと、木蓮和尚夫妻の猛反対にあったときには、紫子さんが見ていたドラマのロクデナシな無職のドラ息子の真似をして、全くのその気もない冗談だけど、「お坊さんになれないなら競馬とパチンコで生計を立てる」と、木蓮和尚夫妻を脅したのでした「だけど、普通なら真似しないし私だって、ミーナやココナに付き合ってアンパンマンパンや、ハッピー幼稚園みたいな番組ばっかり観てるわけにいかないし。」
お寺の奥様の
紫子夫人は、鑑賞的に映画を見るより、メロドラマや週刊誌、ワイドショーお昼の二時間ドラマなど、生ぬるげで気だるいかもしれないけれど拝聴番組は、いかにも庶民の主婦層好みでした。
サンドイッチが中心な
朝食が振る舞われると、いったんテーブルについた笑〜は、ベルモと一緒にキッチンに行き、キッチンの片付けをしている木蓮和尚を手伝いながら、
笑〜は。。。
「木蓮和尚、ベルちゃんは、木曜日公休日ですよね。。。」ニッコリと微笑みかけます。「まぁ。。、、そうなんじゃが。。こないだ、すっごく久しぶりにベルモが自由にしていたんじゃけどな。。公休日とは名ばかりで、ほとんどお寺や幼稚園の雑務をなんだかんだやってくれとる。。もーちょい休めばいいものを。」木蓮和尚は、飽きれる様に言いました
多分、ベルモは根からお寺が好きなのでしょう。世の中には、人生最高の遊びが仕事と休めるのに、休みでも仕事をし、仕事をしていた方がいいという人はいるのです。「全公休日とは言いません、木曜日、ちょうどうちの責任者とか、何人かのスタッフが、公休な部署があって。。なんだかんだ、人手が足りないので、出れる日は、ベルモさんをお借りしていいですか、ちょっと、アルバイトを。。」と、笑〜が言うと、
木蓮和尚は、ギョッとして、「え、え、笑〜さん。。笑〜さんの会社って、ま、ままま、さか、まさか、エステび、美容を、ベルモが」と、木蓮和尚は、ベルモに失礼なほど驚愕しましたが、「げ。そこまで変な顔しなくってもさ、どーせ、アタシはぶうちゃんだしっ。そー、じゃなくって、芸能プロダクションの事務仕事とか雑用だわよ。。。」ベルモがプウっと餅の様にふくれていいます。「そう、芸能プロダクションの事務仕事など、かなり人手が必要で。無理にとは申しませんが、出られる木曜日に、こちらからお迎えにあがりますので、」笑〜はしなやかに言います
木蓮寺では、僧侶は、お寺の仕事に差し支えなく反社会的でなければ、社会勉強や修行として副業をしても大丈夫です。
「なんだアルバイトって、ベルモは、森のトリュフ探しのアルバイトでもするんじゃないのかー」木蓮和尚が、ベルモの顔を見てからかうので、ベルモは、「チョイチョイチョイチョイチョイチョイチョイチョイチョイそれって豚じゃん」
冗談にも限度があるベルモはますますプウっと救いようがないぐらいふくれあがりました
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