チーコに関して。。残念ながら、笑〜は、ラブの悪口に怒りつつも
強く言えない部分があるのよね。食べ尽くし系のチワワのチーコが、目を離した隙に。。
小雪のご飯を横取りして一応、ショコラペリエンスexを飲ませても、大食いは止められるものの、、、小雪のご飯程度なら、ヒョイと軽々しくチーコは、食べ尽くし。。笑〜が、何度も何度も、ラブや小雪に謝罪をしました。あまりに酷かったのは、配達の、パラディーズの、小雪がさましていた天ぷらきしめんを、お昼寝から起きてきたチーコが見つけた瞬間勝手に食べはじめ、大好きな海老天を後から食べようとしたチーコに気づいた小雪が、怒って取り返し小雪が海老天を食べると、チーコが、海老天を取っておいたのにとブチ切れ取っ組み合いがはじまり。。。
ゲゲげ
「闘犬かよ」見つけた大蔵が犬猿の仲の二人に真っ青「闘犬ってより、嫁姑でしょ。」ラブが驚きチーコを止める大蔵。ラブも小雪を慌てて引き離して。。
チーコがヴィーナスを好きでヴィーナスは、小雪に会うと、小雪姫と可愛がっているので、それをチーコが気に入らないのもあり。チーコも小雪も、小型犬の赤ちゃん同士で、噛みつかないのに、チーコと小雪は喧嘩すると噛みつきあいになるという犬同士でキャットファイト
明らかにそれは、
一方的にチーコの非だけど笑〜は、チーコの鰻をお仕置きで取り上げて小雪にあげるからと、その言葉にさらにキレるチーコを押さえつけてラブに平謝りするものの。。
「小雪は鰻が食べれないのよ。チーコみたいになんでも食べるってわけじゃないし。」小雪は、チーコと正反対で、偏食の少食。。食べられるものも、限られてるだから。。。笑〜は、あまりチーコを小雪に会わさないようにはしてるんだけど。チーコは、聞き耳を立て。。パラディーズの配達を、小雪もオーダーする場合は、自分は、ワザと、小雪が食べれない
牡蠣や刺身の盛り合わせや、モツ煮や納豆巻きなどが食べたいとオーダーします。、
知恵がついてきた。。。と、言うか、悪知恵がついてきたチーコを
笑〜が叱ってチーコのごはんは、小雪ちゃんにあげるからねっ。チーコは、小雪ちゃんのごはん食べたでしょとチーコのごはんを取り上げようとしても、
小雪は、トロロやメカブやオクラ以外はヌルヌルした食感のものや生魚が苦手で食べられないのでラブが、「それは小雪が食べられないわ。アタシのハンバーグを分けてあげるわ。アタシは、一応なんでも食べるけど、いつも少しずつ小雪に分けてあげるから、だいたいお子さん料理をオーダーしてるし。」ラブは、小雪のぶんをオーダーしつつも、小雪のお食事練習として、ハンバーグをオーダーして、付け合わせの人参やインゲンを食べさせてみたり、自分のオーダーしたものからも、少しずつ小雪に分け与えて偏食矯正を試みています。
もともと、長兄のタチバナが面倒を見ていたチーコ。。タチバナは、たくさんの食べ物とともにチーコの留守番部屋を作ったのだけど。
子ども向けの
ショコラペリエンスの薬も開発され、女の子だしと、妹の笑〜にチーコを預けました。チーコは、赤ちゃんなりに、多分、ブリッコと言っては語弊があるけれどヴィーナスに可愛がられるし、少食で女の子らしい小雪が嫌いなのです。
チーコは、見かけは可愛いけど、食欲モリモリのオバケ胃袋だし。ヴィーナスに、好きバレしていて、ヴィーナスから追えば逃げると逃げられるし。
チーコと小雪。。。
本来なら、赤ちゃん同士小型犬同士で仲良くさせたら嬉しいんだけど。なんて。。走馬灯がよみがえり。
ラブは、もともと賢い妹の笑〜にはかなわないと思ってはいるのですが、笑〜が手を焼くチーコの事だけは、小雪を通して優越感を持っているのでした。
笑〜は、ラブからの電話を切るとその後、宴はお開きになり、笑〜は、チーコを連れて濃紫婆様と、ベルモとチワワ二人の住む離れへ案内されました。離れにも、お風呂があるし。ヴィーナス達は、母屋に泊まるので、グズるチーコをたしなめて笑〜は、グイグイ引っ張っていきました。
あらっチラッと笑〜が、静寂の水庭を見ますが、、
気のせいか。。なんか。。居ない
昼間は美しい木蓮寺の庭園も
静寂と暗闇が広がるだけ。。。無限の静けさ。
そこに、チワワ二人と、チーコの靴がキュンキュンピコピコ鳴るだけ。。。
まぁ、なんらかのが、居たとて。ここは木蓮寺。蓮池にも主の金龍が住んでるみたいだし。。
たいして害のある幽霊とかそんなんじゃないとは思うけど、なんか。。ま、いっかー。
バーカ、バーカキチゾロゾロと、濃紫婆様について離れに移動する女子達に、庭園の片隅で、パッキンキンさんは、バカヤロームカつくなクッソデブは生意気に無視するし。キチみたいなキュンキュン鳴る靴を、フワフワパーのチクワ達に履かせてるし。
ピコピコキュンキュン。。一度以前デブに、チクワのおチビ達にアホみたいなキュンキュンうるさい靴をはかすなと、怒ったら、あれは、お客様がくれて、夜、参拝客が帰ったあと、僧侶と森沢家しかいないから、そんなに遅い時間じゃないし、離れと母屋を朝晩行き来するだけならと履かせているだけよ。タラちゃんなんか、歩くたびにスッテンコロリンコみたいな足音がするでしょうに、
と怒られたくそっなんか、面白くねーあの、福の神のネーちゃんも、「チーコもあんよの練習で、キュンキュン靴をたまに履かせてるのよ。」と、あの赤ん坊までうるさい靴履かせてるし、見事にアホばっか
おチビ達の弾む足音に、
キュンキュンキュン、キャッ、キャッ
パッキンキンさんは、ブスッとしています。
森沢家の
離れに移った笑〜達。順番にお風呂に入って、座敷で寝る事にしました。離れにも、茶室があり。悠然と構える数寄屋造りの離れは蓮池にも面していてなかなかいい風情です。
「今日は、突然おじゃまいたしました。チーコと一緒に宿泊までさせていただいて」笑〜は改めて濃紫婆様にお礼を言いました。「あらまぁ、笑〜ちゃんは、プルメリア島にも会社があるんじゃろう。忙しいけど、これからも、顔を出しとくれ。和尚も、飯を振る舞うお客様が嬉しくて嬉しくて。。ま、笑さんは、美味しいお料理なんか、家でもお付き合いでも慣れ慣れじゃろうけどなぁ」「お料理が上手って羨ましいな。うちは、長兄が食の福の神だから、長兄しか料理しなくって。。。今日は、久しぶりに焼き肉ちょうど、お肉が食べたかったんで。トロける様で、感激しました。ごちそう様です。」
いつも、濃紫婆様と、チワワ二人と、デブのベルモが四人で寝ようが、離れの座敷はまだまだ余裕があるので、六人で、布団を敷いてねました。
夜中、喉が乾いたら、アチラのお部屋に冷蔵庫があるから。冷たいほうじ茶とミネラルウォーターしか入れてないけど、とベルモが言いました。常夏のプルメリア島は、熱帯夜になる事が多々あり、冷たい飲み物は夜でも欠かせません。
真夜中。。。笑〜が、トイレに起きると、皆んなぐっすりと夢の中のようす。うー、寝る前みたいに。。。なんか居たらヤダな笑〜が、サッとお手洗いを済まして戻ってくると。。。
うあな、なんか、なんか居るってや、やっぱり、なんか居るって
見ず知らずの男性の声が聞こえてくるしかも、皆んながいる座敷から。。
え、あたし達、離れには、絶対女しかいな。。え
皆んながいる座敷なので、笑〜は、エイヤッとフスマをソーッと開けると
ベ。。。ベルちゃん
ベルモが寝言。。ベルモが寝言で何やら言ってる、ダミ声で、まるで別人のオッさんの。。
「よー、ワシャ昔は随分ヤンチャしとってよう。。」ヤクザや悪いのをいいことにしたような。。武勇伝好きのオッさんみたいな。。かと、思えば。。
今度は。。艶かしくもアヤシイ。。ミステリアスな美しい女性を連想する声で、「こんばんは、今宵は月が美しゅうございます。。。」
え。。。
ベルモが、かなりの霊媒体質というのを笑〜は、聞いたことがあり、こ、これってこれって。。憑依現象ってヤツ。。
笑〜はビックリして、すぐにベルモを揺り起こしました。
えーベルモは、寝ぼけて。。でも、笑〜が、真っ青な顔をしているのを見て
「あ。。。あら。あ、笑〜さん、ど、どうした。。。の顔が真っ青なんだけどー気分でも悪いのかな。。ま、まさか和尚のお料理に当たったとか」と、ベルモが、笑〜が真っ青な顔をしているのを見て目が覚めたのですが、
「あ。。。あれっ、あ、あれいつものベルちゃん。あ、あー、よ、よかった悪い霊に取り憑かれたかと思って急にベルちゃんに柄の悪いオッチャンやどっかのお姫様みたいな霊がのりうつるんだもん。」
ベルモは、キョトンとして、
「えーあ、ああ、あの、あれは、憑依現象とかそんなんじゃなくって。。。あははは。あたしの、声帯模写の寝言のひとつよ。あ、あたし、なぜか。。全く他人レベルのいろんな声が何種類か出せるからね。。恥ずかしいなよりによって、チンピラみたいなオッチャンの声を聞かれちゃ。。。」
「それよ。」突然、笑〜がひらめいたように
「えっ。。」戸惑ってキョトンとしたベルモに、
「ベルちゃん、マスコミに出るのよ。謎の人物として。。。」
は、ハァ
2020年09月04日
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