まさか。。。まさか。。パッキンキンに染めたハリネズミのドクロの入れ墨って。。。
そんな人なかなかいない。。極めて特徴的な。。。ハルさんは俊さんに戻って。。自宅のプルメリアHILLSの二十三階に戻りました。
戻ってきたところでもう離婚して。。誰もいない。。
俊さんは。。。どのみち孤独な運命なのかもしれない。記憶喪失になった自分は。家族がいたのだろうけど、まずは、自分の両親は居なくて施設育ちか、いても離婚して子どもを欲しがらないか。。結婚もしていたかもしれないらしいが。。。
先日ひょんな事で知り合ったハリー君という男の子の異父兄さんが、私にそっくりだと言う。そして、私から去ってしまった妻の緋夏は、私には二人の息子がいるという。
結局、今日も変装して南風にわざわざ出向いたものの。。マスターのグーとはすれ違う。。
二人の息子。。。南風のグーという青年をネット検索したところ。。兄のピース、三歳歳上の神楽町の海底フレンチの料理長だという。
ネットで微笑む
兄のピースは、心なしか、ハリー君に似ていました。
ハリー君の母親という人は、緋夏さんのまたその前の元妻の可能性がある。だけどもなんだか、奥底で、会いたく無いとか、その生活から逃げたいとか、その生活から未練がないという様なものを潜在的に感じました。居場所じゃなかったという予感が。
行方をくらました元妻の緋夏からは連絡は無く、自殺する事は無いから、お願いだから探さないで欲しい。と言われて。。連絡も取れないまま。。家庭的なものに一瞬恵まれても、居場所というものは、尽きぬ打ち寄せる波にさらわれる砂の城の幻想なのだ。。。
人や生命体は、必ずしも家族や家庭に恵まれているとは限らないし、そもそも家庭がない方が幸せな人だっているし。努力して手に入れたところで雲を掴むように儚く消える人もいる。。。
幽霊だの。。神霊だの。。あのお坊さん。。木蓮寺の大福という見習いのお坊さんが、パッキンキンのマッキンキンのドクロ入れ墨のハリネズミの霊を見たという。。
それは。。。
いや。。。幽霊なんているはずないさ。幻覚か。。。幻想さ。。。
でも。。。あんな特徴的なハリネズミはそうそういない。。。あの人は。。死んでいたのか、じゃあ、誰が。。ま、まさか。。
しかし。。。俊さんが、元奥様の緋夏さんに電話したところで、電話は解約されていました。
そして。。。
神楽町、カフェ南風。
もう。。。俊さんは来ないかもしれない。あーあ。。。類稀なる七変化の声を持つわたし。。
モルベ・サワモリ氏は、変装したであろうハルさんこと俊さんの様子がおかしくなり。。俊さんが、サッと帰ってしまい。。どうも。。。
俊さんは、パッキンキンさんの話しが出て動揺したように思えてパッキンキンのマッキンキンのドクロの入れ墨で、海中宮殿に十数年間生前の懲罰にて閉じ込められていたハリネズミ。。。と、
方や、慈愛に満ちて優秀な建築士。記憶喪失で、過去の詳細は、大枠しかわからないけど。。
それでも、モルベ氏は、俊さんを信じたい。仏に仕える身。。。だいたいの、この人はいい人悪い人など、直感する仏眼は備わっていると思ったのに???
まさか。。。俊さんは。。直接の、パッキンキンさんの死因の原因であるわけ。。。ないでしょそんなあの人に限ってあるはずのない。
森沢ベルモは、赤ちゃんの頃に瀕死の状態から蘇り。。。
僧侶になって幾日が過ぎて。。
ある日突然、夢を見て。美しい蓮の花の上に乗っているかと思うと、
天から仏様の声がする。。。赤ちゃんの頃に、本当は死んでいるはずのベルモは、特別仏様が助けたようだ。
そのせいか、元々は三つ子のきょうだいのヴィーナスやミリオンが、赤や青のはっきりとした原色生まれであるのに、ベルモだけは、パステルカラーのレモンイエローになってしまいました。
ある意味でそれは障害なのかもしれません。
瀕死の状態の時は顔色の悪いスライムみたいな水色をしていましたが。。。
蘇り、レモンイエローになった。しかし、本来なら健全であれば原色の黄色の可能性が高い。。
半分片足を霊界に突っ込んでいるようで。
仏様に命をいただいた代わりに、母親の葉月やヴィーナスやミリオン、産まれの家系の皆んなが細くて食べても太らない体質を取り上げられ、ベルモだけ試練を与えられ太りやすく痩せにくい体質になり
ましてや、木蓮寺は肉魚などの禁忌はなく、食べものを粗末にしてはいけない。ベジタリアンも、植物の身を削ったり、生命をいただいているので、生命をいただくなら感謝してなんでも食べないという主義だし。
木蓮和尚は食べるより僧侶の仕事より料理が好き
料理上手や料理好きな女性には全く興味がなく、そんな事よりよく食べる女性が好きなタイプだし。
非常に太りやすい環境。
極端な霊媒体質という業を背負って産まれてきました。
その代わりに仏様は、ベルモに美しい声と、七変化の声帯模写能力や、流麗な文字や高い文章能力や感性と、物質的には、裕福で愛される里親何不自由ない非常に恵まれた環境を与えます。
女の子として育てられるでありましょうが。。。本人は、女らしくないわけじゃないけど、お洒落に興味がなく、結婚願望も全くない筋金入りの独身貴族。。。
里親の木蓮和尚夫人の紫子さんには、ベルモがあまりにも女の子らしいセンスを嫌がり独身主義なので、何度も何度も大泣きされました。
夢で見た。。。わたしが生きている理由。目が覚めたら泣いていたけどあれは。。。あれはきっと仏様の見せた真実だと思う。あれからベルモは、夢で蓮の香りがすると仏様の御告げを見るようになりました。
楽あれば苦あり。。。仏様に支えられながらも、一度は死んだ身。まさに、楽あれば苦ありの業を背負っているのでしょう。
いまどきは、
皆んな細くて可愛いし、女の子は、だいたいおしゃれな子が多い。ベルモも羨ましいとも思う事はあるけれど
所詮は他人事で。。。
友達も、木蓮寺の木蓮幼稚園の生徒さん達も、ウチのチワワのミーナやココナも、皆んないまどきらしい可愛い粒よりの女の子達。。
だけどもベルモは。。。かと言って、わたしはわたしだから。。。
はっボーっとしていたら、もういい時間になってしまった
モルベ・サワモリは、もう行かなきゃと、じゃあ、またな。ワシも酒や珈琲はやめたけど、ここの雰囲気やお客さんもいいからまた来るわな」そう言って、お会計をし帰っていきました。
やれやれアイツは、何をどう考えてあんなヤクザに化けてるんだろうヴィーナスは、帰っていくモルベ・サワモリを見てそう思いましたが、あえてモルベ・サワモリの正体については、気付いていない他の友達には一切言いませんでした。
そう。。福ちゃんも、帰ってしまったハルさん。。あれはどう考えても、マスターを偵察に来た俊さんだとは思いながらも、他の人には、誰一人として正体をバラすわけにはいきませんでした。
友達同士の隠し事は揉め事に発展するものの、ヴィーナスも福ちゃんも、社会で働くいち社会人として、トップに立つ身として言う事じゃない事ぐらいは、社交としてわきまえています。
そして。。木蓮寺。。
夕方、木蓮寺にベルモは素知らぬ顔で帰ってきました。良かったー、カツラの事は全然なんにも言われない。そうよね。。わざわざ早朝から今まで無くなっただけだし。カツラのお焚き上げは最近前回したばかりだし。。
関係者以外立ち入り禁止の裏に周り
ベルモは、あたりをキョロキョロ見渡し、また蔵にそっとアフロのカツラを戻しました。
木蓮寺は、目安日の出から日没まで開門。。。
参拝客は大方帰りまして
夕餉のいい香りがします。ベルモが、本堂に戻ろうとすると。。
あっ。。。
あれは、蓮池の方に。。。
あ。。。あれは、あれは緋夏さんでは
そうです。風の噂では、俊さんの前から離婚届を出して、いろいろあって離婚したらしい
彼女に間違いないわ。。。
いったい何をしに来たというのでしょうか。。。
2020年08月04日
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