甘くせつない
年末年始。寒くて暖かな冬の夜。冬の夜は、ひとえにひとくくりな単純さがなく、意味深で
奥深い。なんとなく、矛盾した魅力が美しい。
にぎやかな集まりや華やぎがあり。。その裏には、表立たない様な。人肌恋しい寂しさがあり。
きっと、言い知れないドラマが点在し、交錯する。
人も、なにも。きっと矛盾するから奥深いものがあるんだ。。。
ストレートに楽しい、悲しいより。
そんな、グラデーションのMIXした様な雰囲気の方が、人は、面白み。間違いなく魅了されるだろう。
サプライズ。プレゼント。
シュナ坊の、元飼い主さん、兄や姉。
シュナ坊は、自らの希望で、元のファミリーと赤ちゃんの頃に旅立ち。
三木龍馬氏は、シュナ坊の産まれたばかりの写真を、スタイリッシュな額に入れて、
極小で、
大丈夫かなぁと、ミンナに心配されて愛されて。
海外より、
快適な神楽町にいたがるシュナ坊。
私が、めんどうみます、と言ってくれた笑〜。
笑〜には、海外の息子さんと住むので、
御礼に、と、ミニチュアシュナウザーをプレゼント。。。
この、極小の末っ子ちゃん。すーごく可愛いけど。
規定外の子だから、
他の子でもいいんだけど。大丈夫、大丈夫。
うちには、たくさん福の神がいるし。神楽町も快適な住みやすい街だし。
それで、シュナ坊は、福の神達と一緒に暮らすことになり。
三木龍馬氏の幼なじみの、神楽町小学校の用務員さんの、ミージイサンは、
年賀状や、たまに電話がきて。
三木龍馬氏の三木センチュリオンのミニチュアシュナウザーブリーダー出身の、
白いパピルスの話しばかりする。
パピルスは、人より優秀に成長し。
すっかりミージイサンのご自慢。
ちょっとぐらいてのかかり、抜けてた方がいいのに。。。なんて。いいながらも、実に嬉しそうだし。
愛しの奥様のローズ夫人と、現在、三木龍馬氏の、3人のポポロ、苺姫、コモモのミニチュアシュナウザー達と
神楽町に帰郷、、、。
セーギ、三ッ蔵正義、ミイじいさんにも、
シュナ坊に内緒な、サプライズで神楽町に帰ると、言っておきました。
三木龍馬氏の、いまだにわざわざマメに連絡する幼なじみのひとりの、
神楽町の、北西部の蓮水乃の、お寺さん、
水谷和尚は、年末年始だし、ご多忙??帰郷したいんだけど。。。と聞いたら
久々。
時間つくるー、と、言ってくれました。
水谷和尚の、水蓮寺にも、三木センチュリオン出身の神楽町小学校高学年のメグちゃんがいます。
みんな、それぞれ、自分たちのこが、一番可愛い可愛い。
何年か経っても、
三木龍馬氏は、、、いまだに、サン太が、なぜ、家出したのか。。。わだかまるばかりだし。謎の名も知らぬ外国人の幼少期のサン太と一緒に遊んだ男の子の事が、
気になりしかたありませんでした。
僕も、ワンちゃん大好き。
そうだね、こんな広いお庭なら、ワンちゃん喜ぶねー。
でも、あんまり、パパとママが、ワンちゃん好きじゃないし。
だけど、お手伝いさん達は、ほとんどワンちゃんと暮らしてるし。
パパとママが外国に行ってばかりだから。
もしかして、一緒に暮らせるかも。
もしも、暮らせないなら、大人になったら暮らせばいい。
三木龍馬氏は、産まれてから既に犬とともに暮らす生活だったので、
そうか、自分がワンちゃん好きでも
ファミリーが嫌いだ、って人もいるんだ。
そういう人って、結婚してまたファミリーがワンちゃん好きじゃないなら、
なんか、かわいそうだな。
産まれた家は仕方ない。。。でも。
結婚は、新しい家族は、自分で、相手と選択し合うもんだし。
僕は将来、じいちゃんパパみたいに、
ワンちゃん好きなお嫁さんと三木センチュリオンを継ぐんだ。
三木龍馬氏は、小さな頃から
三木センチュリオンを継ぐんだ、お嫁さんは、ワンちゃんが好きなお嫁さん、と決めていました。
ローズ夫人に昔話をするうちにそんな話を思い出しました。
ご縁と言うのは不思議なもの。
そして。。。こちらのご縁も、
嬉しくもまた、
奇妙です。
音鳴り病院。。。
「僕。。。手術が怖いんだ。。。なんで僕ばっかりなんだろうな。。。みんな元気でいいなぁ。。。」
ひかるちゃんが言います。
音鳴り病院に入院している幼児、ひかるちゃんは、この頃、クライドさんのお部屋にお見舞いに行きます。
しかし、こんなに小さいながら。。。自分が病気なのに、クライドさんのお見舞いとは。
さすがのクライド・フォレスターさんも心を打たれました。
いままでの、クライド・フォレスターさんと言えば、
ビジネスライクか、実家はないし、
元奥さんは、浪費家できつく自己中で欲のかたまり。
保険金をかけられないうちに、自己中すぎて、クライドさんは、さっさと家を追い出しました。
息子はヤクザで行方不明。
息子が、
成人したら成人なので、と一切の責任を持つのはやめ、勘当したようなものです。
最初は、お金の無心にきましたが、警察を呼んだり、用心棒を雇い入れ叩き出しました。
クライドさんは、、、こっそりと、病院を抜け出して、ひかるちゃんの家族あてに、
サンタクロースより。。。
さあ、勇気を出して。。。
と、メッセージと小切手を
サンタクロースより、と名乗り送りました。
少しでも。。。ひかるちゃんの、病気の回復の足しになれば。。。
すると、あっ、
雪
いいえ、それは、雪ではなく、
いつの日かみたいな、白い小さな天使の羽根みたいなものが、落ちてきて、
スーッと、クライドさんの目の前で消えていきました。
ほら、あなたは、何度か、サンタクロースを見たでしょう。
小さな男の子のような声がどこからともなくと聞こえてきました。
天使??
天使のしわざ
2019年03月29日
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