「そうですか。。?あの、クライドさんの弟さんの残したスケッチ、そっくりな絵が、、、笑〜さんのご友人宅様にあったんですね。。。」
音鳴り病院のビアンカ院長先生に笑〜は、連絡をしました。
ビアンカ院長先生も、今やもうクライド・フォレスター氏の協力者です。
いや、もともとビアンカ院長先生は惜しみなくクライド・フォレスター氏を全面的にバックアップしてきました。
確かに、入院患者の、白いミニチュアシュナウザーの仔犬のひかるちゃんとの出会いで、クライド・フォレスター氏は、
だんだん人間が丸くなってきたようです。
最近は素直に、
病気の治療もきちんと受ける様になってきました。
「ハイ、ビアンカ院長先生も、お会いした事があると思われますが、うちの、シュナ坊、
ミニチュアシュナウザーの3歳ぐらいの男の子で、デザイナーのヴィーナス氏と一緒に
音鳴り病院へ、クライドさんを搬送連絡してお伺いした事があると思われますが、
その子の、元飼い主さんの三木氏という、
ミニチュアシュナウザーのブリーダーさんが、
お客様からいただいた絵が、全く、クライド・フォレスター氏の持っているスケッチブックの、絵のタッチそのものなんです!
あれは、クライドさんの弟さんの絵では?と、ビアンカ院長先生のパソコンにも、三木さんから送られた絵の写真を転送しますね、」
「クライド・フォレスター氏は、オープンに、弟氏の件を公開捜査したいと希望してます。
私も、クライドさんと話し合って、クライド・フォレスター氏のスケッチブックの中身をを拡散したいと考えてます。」
ビアンカ院長先生は、クライド・フォレスター氏の病状を担当するにあたり、
クライドさんの癌は、怒りの澱じゃないかと思う様になりました。
クライド・フォレスター氏の、本質が怒りと哀しみでは、あまりにクライドさんがお気の毒。。。自業自得だ、という人がいるかもしれませんが。。。
ビアンカ院長先生は、クライドさんの味方になりました。いつの日か、知らないあいだに、クライドさんに、
ビアンカ院長先生は、波乱万丈の半生を一人語りしていた時があった。。。それから、クライド・フォレスター氏は、
入院患者のヒカルちゃんにふれあった事も大きく、心をオープンに少しづつ少しづつと、開いてくれる様になっていった気がします。
わずらわしいかもしれませんが、
人はしょせん一人で生きられないし、人間関係の中で、喜びも哀しみも。。。
だから。やはり、ナチュラルで暖かな人間関係のふれあいが人は必要。。。
でも、それならそれで、まずは、自分が暖かな人間性に成長する、そういう事が。。。できるかできないかで、
人生は変わってくるんだよな。。。
わざわざ、人は待ってはくれないし。仲良くなるとか、友達になるって、
なろうとしてなるんじゃなくて。自然に気づいたらなるもんだし。
人は人でしか変われないし。。私はたまたま、、、捨てられた負い目はあったけれど、
たまたま。。。
たまたまと言っていいのかどうか。新しい家庭、義理の父や母に恵まれた。
ほんとに、たまたま。。。
私がもしも、義理の父や母の亡くなった息子さんと同い年でなければ、
もしかして、天涯孤独だったかもしれないし。
虐待されていたかもしれないし、いまこうしていないかもしれない。義理の父や母が、暖かな人間性だったから。
実の産みの
母親が、父親の気をひくための
道具のために産まれて、
使えないと知ったら、孤児院に捨てられたという出生も。。。
だからこそ、義理の父や母に巡り合った感謝になるから、人間なんて捨てたもんじゃないんだ。
残念ながら、義理の母親は、数年前に亡くなり、義理の父親は、90半ばを過ぎ長寿だけれど、認知症がはじまり、
この病院の付属の施設に入居している。
私は、仕事の合間に、義理の父親の顔を見に行くが、
たまに、私を誰だか忘れたり、思い出したり。。。
ビアンカ院長先生は、
笑〜からの電話を終えると、深いため息をつきました。
さ。義理の父親の顔を見に行ってこよう。
三木龍馬氏。
「ばあさん、準備して、久しぶり、神楽町に、、、みんなで行くかね、シュナ坊の誕生日もお祝いしたげなきゃな、なにがいいかな、あいつは。。。」
「あらあら、顔が、、まぁ、おじいさんたら、顔が緩みっぱなし!
笑〜ちゃんに、シュナ坊の誕生日ケーキを作ってあげたいって言ったら、ウチのキッチン使ってください、
どうですか、三木さん達、ウチにお泊まりになれば。と、笑〜ちゃんに言われたのよ、
でも、よそ様におじいさんと私と、ポポロや苺姫にコモモ、五人もいたら、いくらなんでも失礼だし、宿泊料お気持ち払いますって言ったら、
笑〜ちゃんが、えー、じゃあ、シュナ坊と、兄さん姉さんよつごが、一緒の誕生日だから、ケーキを一緒に作ってくだされば、と言われたんで、
あ、そうか、タチバナちゃんや、大蔵ちゃんや、よつごさん、シュナ坊の誕生日と一緒の日なんだわー、
もちろん、喜んで、なんなら、私が、お料理もしますから。って、言ったら、笑〜ちゃん喜んでくれて。」
笑〜の兄や姉の福の神の四つゴは、シュナ坊の誕生日と一緒の、12月14日です。
三木さんの奥様のローズ夫人は、カリスマ料理講師。
最近は。執筆や講演で、お料理は、家庭で作る事ばかりで、
もっともっともっとお料理をしたいんだけど、お料理教室も、海外に来てからまだはじめてないので、
おおいに腕を振るいたいと。。。
福の神、お料理の福の神タチバナのクライアントさんでもあり、美容の福の神笑〜のクライアントさんでもある、三木さんの奥様のローズ夫人。。。
お久しぶりに、神楽町に里帰りするのもあり、
福の神の家で、パーティを開く事になりました。ローズ夫人と、タチバナが、お料理をする事にし、
三木龍馬氏の神楽町の幼なじみの、神楽町小学校の用務員さんのミージイサンや、
水谷和尚も、来れたらくるかなー、と、声をかけてみる事にしました。
クリスマスパレードのホシノカケラ、不恰好なサンタクロースオブジェが、
白いミニチュアシュナウザーの、入院患者のひかるちゃんのものになり。
シュナ坊の、サンタクロースは、ワシが、今年は、えらかったシュナ坊。
三木龍馬氏は、シュナ坊に会い、シュナ坊のサンタクロースになる、と決めました。
正体はバレてもいい。
三木さん達は、
笑〜には、シュナ坊に、神楽町へ行く事は内緒にしてほしい。
サンタクロースになって、
プレゼントを届けに行くからね、
そうやって、シュナ坊に、こっそり
サプライズプレゼントを、しかける準備をしました。
2019年03月28日
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